相川(小島) 京子

KOJIMA-AIKAWA Kyoko

所属

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 理学専攻

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 理学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 ライフサイエンス専攻

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ライフサイエンス専攻

理学部 化学科

■廃止組織■ リーダーシップ養成教育研究センター

主担当学科

理学部化学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻化学・生物化学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻化学・生物化学領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 抗凝固/抗血栓、癌細胞の転移、β-プリズムフォールドタンパク質、アネキシン、レクチン

研究内容 【 表示 / 非表示

  • (1)抗凝固/抗血栓タンパク質ANXA4とANXA5の分子メカニズム:ANXA4とANXA5がフィブリン形成を抑制して抗凝固/抗血栓作用を示す。フィブリン形成のカスケード反応におけるANXA4とANXA5作用点として、血液凝固因子第12因子、第11因子に注目して解析を行っている。
    (2)細胞接着分子CD166/ALCAMの糖鎖修飾と癌細胞の転移性:転移性の異なる癌細胞を用いて、CD166/ALCAM糖鎖構造変化と転移性の獲得との関連(糖鎖構造変化による接着分子の機能性の変化、プロテアーゼ感受性や細胞移動能の変化)を調べている。
    (3)β−プリズムフォールドタンパク質の粘膜における機能:ヒト腸管に発現している可溶性のレクチン:ZG16p、ZG16B/PAUFの生理機能を、粘膜における腸内細菌共生、バリア形成に注目して研究を行っている。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • (1)学部教育:生物化学II(必修)、分子生命科学(選択)において、タンパク質と脂質(生体膜)の基本構造と生体内での機能に関して概説し、タンパク質の構造と病気の関連性や、創薬に関する事項を紹介しながら講義を行いました。分子生命科学では、細胞の増殖、老化、死などの現象を切り口に分子レベルでの理解と興味の喚起に配慮した講義を行うとともに、履修者が新聞記事を選んで解説する時間も設けました。学生実験に関しては、講義内容との対応を示しながら具体的な技術の解説を行いました。
    (2)大学院教育:ゼミでは、生物化学分野の最新の研究論文の紹介や履修者自身の研究の進捗状況の報告と討論を研究室メンバーで行うとともに、具体的な技術指導や計画立案に関しては個別に指導を行いました。各学生が自身のテーマで研究を進めるにあたり、当該分野の先端的な装置や方法を取り入れつつ進められるよう配慮しました。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • (1)ANXA4、ANXA5の抗血栓作用:循環血液中での血小板の凝集やフィブリン生成を抑制する抗血栓剤や血流改善薬の開発を目指した研究に関して共同研究の可能性があります。
    (2)β-プリズムフォールドタンパク質の機能解析:培養細胞や実験動物を使った腸管粘膜のバリア機能の評価や、腸内細菌の共生や生育を調べる実験に関して、共同研究の可能性があります。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 生化学、分子生物学は生命のしくみを分子レベルで調べ、解き明かすことを目的にしています。これらの研究に関する知識は、代謝や生理機能の調節の理解、病気の発症の理解などにつながります。研究成果は、私たちが健康に生きて行くための予防や治療にも役立ち、創薬や医療や、化粧品開発等の様々な展開が期待できます。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 昭和大学, 薬学部, 薬学科, 大学, 1986年03月, 卒業, 日本国

  • お茶の水女子大学大学院, 理学研究科, 修士課程化学専攻, 大学院(修士課程), 1991年03月, 修了, 日本国

  • 東京大学大学院, 薬学系研究科, 大学院(博士課程), 1994年09月, 論文博士, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 薬学士, 1986年03月

  • 理学修士, 1991年03月

  • 博士(薬学), 1994年09月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 自然・応用科学系,准教授

  • 基幹研究院 自然科学系,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 理学専攻,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 博士前期課程 理学専攻,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 博士前期課程 理学専攻,教授

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 慶應義塾大学 医学部,研究員,1986年04月 - 1989年03月

  • ユトレヒト大学 医学部,博士研究員,1996年09月 - 1997年09月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • Lectins: Methods and Protocols, Methods in Molecular Biology

    Solid-Phase Assay of Lectin Activity Using HRP-Conjugated Glycoproteins, Springer, 2014年10月, Kyoko Kojima-Aikawa, Jun Hirabayashi , 研究書, p101-106

  • 新スタンダード栄養・食物シリーズ2 生化学

    第2章 細胞の構成、水   第11章 糖質の代謝, 東京化学同人, 2014年03月, 相川 京子, 大塚 譲、脊山洋右、藤原葉子、本田善一郎, 単行本(学術書), p6-18、p91−99

  • 無敵のバイオテクニカルシリーズ改訂第4版 タンパク質実験ノート 

    糖鎖, 羊土社, 2011年12月, 相川京子、中野佑妃子、斎藤多佳子、松本勲武, 研究書, p148-155 

  • 生物薬科学実験講座「糖質」

    糖タンパク質の検出法 , 廣川書店, 2011年07月, 相川京子、松本勲武, 研究書, p.13-20                

論文 【 表示 / 非表示

  • HMMC-1, a human monoclonal antibody to fucosylated core 1 O-glycan, suppresses growth of uterine endometrial cancer cells.

    Cancer Sci, 2013年01月, Oikawa F, Kojima-Aikawa K, Inoue F, Suzuki A, Tanaka K, and Aoki D., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Identification of mono- and di-sulfated N-acetyl-lactosaminyl oligosaccharide. Structures as epitopes specifically recognized by humanized monoclonal antibody HMOCC-1 raised against ovarian cancer.

    J Biol Chem, 2012年01月, Shibata TK, Matsumura F, Wang P, Yu, S, Khoo K-H, Kitayama K, Akama TO, Sugihara K, Kyoko Kojima-Aikawa, Seeberger PE, Fukuda M, Suzuki A, Aoki D, and Fukuda MN., 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • ZG16p, an animal homologue of β-prism fold plant lectins, interacts with heparan sulfate proteoglycans in pancreatic zymogen granules.

    Glycobiology, 2012年01月, Kumazawa-Inoue K, Mimura T, Hosokawa-Tamiya S, Nakano Y, Dohmae N, Kinoshita-Toyoda A, Toyoda H, and Kyoko Kojima-Aikawa., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Crystal structures of human secretory proteins ZG16p and ZG16b reveal a Jacalin-related β-prism fold.

    Biochem Biophys Res Commun., 2011年11月, Kanagawa M, Satoh T, Ikeda A, Nakano Y, Yagi H, Koichi Kato, Kojima-Aikawa K, and Yamaguchi Y., 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Caenorhabditis elegans proteins captured by immobilized galβ1-4Fuc disaccharide units: assignment of 3 annexins.

    Carbohydr Res, 2011年06月, Takeuchi T, Nishiyama K, Yamada A, Tamura M, Takahashi H, Natsugari H, Aikawa J, Kojima-Aikawa K, Arata Y, Kasai K., 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • The role of glycosylation of ZG16B/PAUF in the proliferation of pancreatic cancer cells

    Goto Y, Nakano Y, Kojima-Aikawa K, 国外, 2013年12月, Joint Symposium 2013 Ewha Womans University, Japan Women's University and Ochanomizu University for the promotion of Education and Research for Women in Science, Seoul, 一般発表, 共著者

  • Molecular mechanism of ALCAM shedding in metastatic potential of endometrial cancer cells

    Mano T, Inoue F, Aoki D, Kojima-Aikawa K, 国外, 2013年12月, Joint Symposium 2013 Ewha Womans University, Japan Women's University and Ochanomizu University for the promotion of Education and Research for Women in Science, Seoul, 一般発表, 共著者

  • ヒトanxA4及びanxA5の血栓形成抑制作用の分子機構

    倉浪佑実子、萩生田綾乃、 鈴木健裕、 堂前直、 相川京子, 国内, 2013年09月, 第86回 日本生化学会大会, 横浜, 日本生化学会, 一般発表, 共著者

  • レクチンZG16pによる腸管上皮細胞の機能調節

    水戸晶子、野田紀子、齋藤多佳子、相川京子, 国内, 2013年09月, 第86回日本生化学会大会, 横浜, 日本生化学会, 一般発表, 共著者

  • 糖鎖修飾によるCD166のシェディングの調節

    相川京子、井上芙実香、眞 野知子、笈川文子、鈴木 淳、田中京子、青木大輔, 国内, 2013年08月, 第32回日本糖質学会年会, 大阪, 日本糖質学会, 一般発表, 第一発表者

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創作活動・製品・公演・競技・フィールドワーク等 【 表示 / 非表示

  • 公開講座「細胞の顔、糖鎖を見てみよう!!」

    2013年11月, その他

    お茶の水女子大学, 糖鎖科学教育研究センター

  • 糖鎖が決める、がん細胞の運命やいかに?

    2009年03月

    お茶の水女子大学糖鎖科学研究教育センター

  • 実験キット:糖鎖科学入門ーレクチンを使った細胞表面糖鎖検出キット

    2007年12月, 機器

    相川京子, SSH 小石川高等中学校

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • ヒト腸管レクチンの腸内細菌共生系の賦活化作用に関する研究

    相川京子, 研究助成, 財団法人旗影会, 2013年度, 1,000千円

  • 腸内フローラ形成におけるレクチンZG16pの役割

    相川京子, 研究助成, ヤクルトバイオサイエンス研究財団研究助成, 2009年度, 1,500千円

  • レクチンを使った細胞表面糖鎖のプロファイリング

    特定領域研究, 2008年度, 1,800千円

  • レクチンを使った細胞表面糖鎖のプロファイリング

    特定領域研究, 2007年度, 1,900千円

  • 腸管レクチンの乳酸菌増殖促進活性に関する研究

    相川京子, 研究助成, 財団法人 旗影会, 2007年度, 1,000千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本生化学会, 評議員,2017年01月 - 現在, 国内

  • 日本生化学会, 委員,2001年12月 - 2006年03月, 国内