山腰 京子

Kyoko Yamakoshi

職名

教授

所属

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 比較社会文化学専攻

文教育学部 言語文化学科

主担当学科

文教育学部言語文化学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻英語圏・仏語圏言語文化学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻言語文化論領域

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 言語学、生成文法理論、第1言語習得研究

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 子供が母語の複雑な文法をどのように習得しているのかについて、生成文法理論に基づいた研究を行っています。子供が持っている驚くべき言語能力を、実験や自然発話観察に基づき明らかにしていきたいと考えています。これまで主に英語と日本語の疑問文や数量詞・焦点表現等の習得についての研究を行ってきましたが、今後もそれらのテーマに関して研究を続けると共に、右方移動文や分裂文等の新しいテーマにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • これまで主に英語と日本語の疑問文・分裂文・右方移動文・数量詞・使役構文・受身文等に関する子どもの言語習得について研究を行っており、それらのテーマに関してさらに追求していきたいと考えています。学部4年生・大学院生・他大学の研究者と共同研究を行い、国際学会発表ができる研究成果を継続して出せるように精進していきたいと考えています。

学歴 【 表示 / 非表示

  • コーネル大学 (Cornell University), 言語学科 (Linguistics), 大学院(博士課程), 2008年01月, 論文博士, アメリカ合衆国

学位 【 表示 / 非表示

  • Ph.D., コーネル大学 (Cornell University), 2008年01月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 文化科学系,准教授,2012年04月 - 2015年03月

  • 基幹研究院 人文科学系,准教授,2015年04月 - 2022年03月

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 比較社会文化学専攻,2012年04月 - 2015年03月

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 比較社会文化学専攻,2012年04月 - 2015年03月

全件表示 >>

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • Issues in Japanese Psycholinguistics from Comparative Perspectives Vol.2

    Experimental studies on clefts and right dislocations in child Japanese, Mouton de Gruyter, 2024年01月, Kyoko Yamakoshi・Hiroyuki Shimada, Masatoshi Koizumi, 学術書, 223-254

  • Topics in Theoretical Asian Linguistics: Studies in honor of John B. Whitman

    An experimental study of children’s comprehension of lexical and productive causatives in Japanese 229–251, John Benjamins Publishing Company, 2018年12月, Yamakoshi, Kyoko, Kaori Miura, Hanako Jorinbo, Kayoko Angata and Kaori Yamasaki , Kunio Nishiyama, Edith Aldridge and Hideki Kishimoto, 学術書, 229-251

  • 『不思議に満ちたことばの世界 下巻』

    子どもの「しか~ない」の習得について, 開拓社, 2017年05月, 山腰京子, 高見健一・行田勇・大野英樹, 学術書, 63-67

  • 『ことばの思想家50人』

    ブラウン、カメロン、ヴィゴツキー 担当, Fifty Key Thinkers on Language and Linguistics, 朝倉書店, 2016年08月, 中島平三 総監訳/瀬田幸人・田子内健介 監訳, Margaret Thomas, 学術書

  • An Enterprise on the Cognitive Science of Language: A Festschrift for Yukio Otsu

    Children’s Interpretations of Quantifier Scope Interactions in Japanese., Hitsuji Shobo, 2008年, Kyoko Yamakoshi, 学術書, 521-534

全件表示 >>

論文 【 表示 / 非表示

  • Children’s Acquisition of Exhaustivity in Clefts and Right Dislocations in Japanese *

    Japanese/Korean Linguistics 30, CSLI, 2023年09月, Yamakoshi, Kyoko, Hiroyuki Shimada, and Mutsumi Daichi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Children’s Incorrect Association of the Focus Particle Dake in Japanese Clefts

    Proceedings of Japanese/Korean Linguistics 29, CSLI, 2022年07月, Shimada, Hiroyuki, Riho Mochizuki, and Kyoko Yamakoshi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Children’s asymmetrical responses and the incorrect association of focus particles in Japanese right dislocation

    Proceedings of the 45th Boston University Conference on Language Development, , 45巻(頁554 - 567), 2021年06月, Riho Mochizuki, Hiroyuki Shimada, Kyoko Yamakoshi, 原著, 研究論文(国際会議プロシーディングス), 共著者

  • Children's Incorrect Association of the Focus Particle Dake 'Only' is Blocked by Negation Hierarchically in Japanese

    Proceedings of the 16th Workshop on Altaic Formal Linguistics , MITWPL, 2024年, Yamakoshi, Kyoko. Hiroyuki Shimada, and Nao Sakuma, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • NPI Intervention Effects in ’Why’ Questions in Child Japanese.

    Japanese/Korean Linguistics, , 28巻(頁67 - 81), 2021年10月, Ikeda, Kanako, Tomohiro Fujii and Kyoko Yamakoshi , 原著, 研究論文(国際会議プロシーディングス), 単著

全件表示 >>

その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 『言語理論・言語獲得理論から見たキータームと名著解題』

    名著解題58 Thornton, R. (2008)担当, p.288-290., 開拓社, 2023年03月, 遊佐典昭・小泉政利・野村忠央・増富和浩, 解説書・図録等, 共著

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Children’s Acquisition of Exhaustivity in Clefts and Right Dislocations in Japanese

    Kyoko Yamakoshi, Hiroyuki Shimada, and Mutsumi Daicho , 国外, ポスター発表, 2023年03月, , Japanese/Korean Linguistics Conference 30, Simon Fraser University, Simon Fraser University, 一般発表, 第一発表者

  • Children's incorrect association of the focus particle dake 'only' is blocked by negation hierarchically in Japanese

    国外, 口頭発表(一般), 2022年09月, 2022年09月30日2022年10月02日, Workshop on Altaic Formal Linguistics 16, Online, The University of Rochester, 一般発表, 第一発表者

  • Children’s Incorrect Association of the Focus Particle Dake in Japanese Clefts

    Hiroyuki Shimada, Riho Mochizuki and Kyoko Yamakoshi , 国外, 2021年10月, , The 29th Japanese/Korean Linguistics Conference, Online, 一般発表, 共著者

  • 「名詞句 + 格助詞・後置詞」が最初に現れる関係代名詞節の幼児の理解について

    目黒美帆・山腰京子, 国内, 2021年06月, , The 22nd Annual International Conference of the Japanese Society for Language Sciences , オンライン, 沖縄国際大学, 一般発表, 共著者

  • Experimental Studies on Clefts and Right Dislocations in Child Japanese

    Yamakoshi, Kyoko and Hiroyuki Shimada, 国外, 2021年09月, , Japanese Psycholinguistics from Comparative Perspectives, Online, NINJAL, 招待講演, 第一発表者

全件表示 >>

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 自然発話分析と実験に基づく日英語のwh副詞の付加位置に関する文法獲得と使用の研究

    基盤研究(C), 2022年度, 100千円

  • 自然発話分析と実験に基づく日英語のwh副詞の付加位置に関する文法獲得と使用の研究

    基盤研究(C), 山腰京子, 藤井友比呂, 科学研究費, 2021年度, 50千円

  • 自然発話分析と実験に基づく日英語のwh副詞の付加位置に関する文法獲得と使用の研究

    基盤研究(C), 山腰京子, 藤井友比呂, 科学研究費, 2020年度, 600千円

  • 自然発話分析と実験に基づく日英語のwh副詞の付加位置に関する文法獲得と使用の研究

    基盤研究(C), 科学研究費, 2019年度, 500千円

  • 自然発話分析と実験に基づく日英語のwh副詞の付加位置に関する文法獲得と使用の研 究

    基盤研究(C), 山腰 京子, 藤井 友比呂, 科学研究費, 2018年度, 600千円

全件表示 >>

 

学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本英語学会

    2023年04月,評議員, 学会・研究会等, 国内

  • 日本英語学会

    2019年07月 - 2022年09月,委員, 国内

  • 言語科学会

    2020年07月 - 2023年06月,委員, 国内