上原 泉

UEHARA IZUMI

職名

准教授

所属

基幹研究院 人間科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 人間発達科学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 人間発達科学専攻

文教育学部 人間社会科学科

主担当学科

文教育学部人間社会科学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻心理学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻心理学領域

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 認知発達、自伝的記憶

研究内容 【 表示 / 非表示

  • これまで実施してきた自伝的記憶に関する縦断的事例調査の成果の一部(児童期以降の内容)を論文にまとめ公表したが(上原, 2017)、引き続き実施するとともに、幼児期後期以降の縦断的調査データの分析作業をすすめる。今後、他の年代の横断的な調査(共同研究)の分析成果と併せることで、自伝的記憶の生涯発達の過程の解明に貢献できればと考える。
    また、乳幼児期の言語発達や視覚的認知(物体や文字の認知)の研究も引き続き行っていくが、今年度は幼児期後期に着目したい。言語、記憶を中心とする有用な発達過程や支援に関する知見につなげられればと考えている。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 学部学生に対する発達心理学概論で、発達理論と幼少期の認知発達、児童期の学習を中心にすすめ、思春期から高齢者までの発達も考慮した生涯発達について検討する。LA科目「言語の習得と発達」では、乳児期から児童期にいたる言語発達に関する調査や理論を紹介し、人がどのように言葉を学習するのかを考察する。卒論生には、子どもの調査方法、青年期の発達や子育て論やライフコース論などの調査方法と、論文執筆法を中心に指導を行っている。ほか、心理学コース教員全員で行う、基礎の演習・講義(人間と情報、心理学基礎実験演習等)に携わっている。大学院生に対しては、認知発達論特論、認知発達論演習、発達心理学先端研究の授業を通じて、文献購読、発表、ディスカッション、分析演習を行い、専門的な内容と技量の習得を目指している。大学院生には、学会発表の前に発表の練習、分析の確認、質疑応答の練習を行い、また、心理学コース教員全員で行う、人間発達科学論、心理学研究法にも取り組んでいる。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 第一に、縦断的調査のデータを少しずつでも公表していきたい。少数の事例ながら縦断的調査は成人期まで続いているので、共同で、児童期、思春期や青年期、高齢期の自伝的記憶の知見とあわせて検討することで、自伝的記憶の生涯発達の過程を解明し、各時期(幼年期、思春期、青年期、高齢期)でどのような記憶が残りやすく、それらが、各時期のライフイベントや考え方、ウェルビーイングにどうつながるか検討したい。また、乳幼児の言語を含む認知発達に関して新しい知見を提供できるよう、共同、単独での調査研究によりデータ収集と分析をすすめたい。養育、教育実践へつながるよう、認知発達に関する研究の幅を広げていきたい。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 心理学は、人の心や行動について、より実証的な手法に基づいて追究しようとする学問です。実験や調査の演習、分析、統計の授業がありますので、大変な部分もあるかもしれませんが、人の心や行動は状況によって変わりやすい等、人に対する理解が深まります。また、直感やちょっとした印象で普段よく判断しているものの実は誤解していることが多いこと、自分のことも実はよくわかっていないことなどにも気づかされるかもしれません。卒論や修論の研究では、多くの方たちに協力をお願いし調査させていただくことになるので、人との交流も多くなります。お茶の水女子大学の心理学コースは、心理学の広範囲の内容をカバーしています。心理学に興味ある方の入学、進学をお待ちしております。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 東京大学, 文学部, 文科第四類, 大学, 卒業, 日本国

  • 東京大学大学院, 総合文化研究科, 大学院(修士課程), 修了, 日本国

  • 東京大学大学院, 総合文化研究科, 大学院(博士課程), 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学士

  • 修士(学術)

  • 博士(学術)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 人間科学系,准教授

  • 基幹研究院 人間科学系,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 人間発達科学専攻

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 人間発達科学専攻

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 人間発達科学専攻

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • お茶の水女子大学,准教授,2012年04月 - 継続中

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Left-Right and Up-Down Mirror Image Confusion in 4-, 5- and 6-Year-Olds.

    Psychology, 2013年10月, UEHARA Izumi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 記憶を追う―幼少期からの縦断研究 小特集『縦断的研究のコツ』

    心理学ワールド, 2013年07月, 上原 泉, 総説, 研究論文(大学,研究機関紀要), 単著

  • 幼児期のエピソード記憶と記憶の発達:縦断的方法と横断的方法による検討

    お茶の水女子大21世紀COE平成17/18年度セミナー報告書, 2007年01月, 上原 泉, 原著, 研究論文(大学,研究機関紀要), 単著

  • 4歳前後のエピソード記憶と他の認知能力の発達

    第4回埼玉工業大学若手研究フォーラム論文集, 2006年07月, 上原 泉, 原著, 研究論文(大学,研究機関紀要), 単著

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 幼児期における自伝的記憶の想起量の変遷過程

    上原 泉, 国内, 2013年06月, 日本認知心理学会第11回大会, つくば国際会議場, 一般発表, 第一発表者