伊藤 さとみ

Ito, Satomi

職名

准教授

生年月

1970年04月

所属

基幹研究院 人文科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 比較社会文化学専攻

文教育学部 言語文化学科

全学教育システム改革推進本部 外国語教育センター

主担当学科

文教育学部言語文化学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻アジア言語文化学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻言語文化論領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • WH要素、疑問標識、形式意味論、類型論

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 形式意味論における疑問文の定義は、それに対する可能な答えを表す命題の集合である。だが、この定義には、疑問文の持つ発話行為力の側面が欠如している。この基本的定義に、焦点-前提構造を加味した選択意味論を加えても、疑問文の持つダイナミズムは捉えられない。本研究では、wh疑問文におけるwh要素と疑問標識の相互作用を通言語的に調査することを通して、新しい疑問文の意味論を構築する。具体的には、wh疑問文に疑問標識の出現が必須であったり、禁止であったり、また、wh要素の意味が疑問標識の種類によって変わったりする現象を通言語的に調査することにより、wh疑問文を、wh要素の意味と疑問標識の機能に分けて分析し、命題の集合という従来の分析にさらに様々な面からの装置を加えた新しい意味論を構築することを目指す。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 学部では、基礎中国語の授業で中国語の基礎を、リベラルアーツで意味論の基礎を教え、日中対照言語学で中国語-日本語の翻訳からデータを取り、日中の文法の違いを発見する授業を行い、中国語文法論では、中国語の語気助詞を取り上げてその機能についての研究を紹介している。大学院においては、中国言語表現論演習に、現代中国語学演習を通して、現代中国語の文法の諸問題についての研究論文の精読、及び各大学院生の研究指導を行っている。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 疑問文の意味及び疑問助詞の働きについての研究を進め、いろいろな言語におけるwh要素と疑問標識のあり方を調査を継続する。将来的には、wh疑問文を、wh要素の意味と疑問標識の機能に分けて分析し、命題の集合という従来の分析にさらに様々な面からの装置を加えた新しい意味論を構築することを目指す。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 中国語はお隣の国の言語であり、これまでの結びつきに加えて、今後、ますます重要なパートナーとなっていくでしょう。その言語を学ぶと同時に、哲学や数学の流れを引く言語学の方法論を知ることで、自分及び自国の認識を改める事が出来るでしょう。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 京都大学, 文学部, 言語学科, 大学, 1994年03月, 卒業, 日本国

  • 京都大学, 人間・環境学研究科, 言語構造論, 大学院(修士課程), 1996年03月, 卒業, 日本国

  • 台湾国立清華大学, 人文社会学院, 語言学研究所, 大学院(その他), 1999年07月, その他, タイワン(台湾)

  • 京都大学, 人間・環境学研究科, 言語構造論, 大学院(博士課程), 2004年09月, 卒業, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 文学士, 1994年03月

  • 修士(人間・環境学), 1996年03月

  • 博士(人間・環境学), 2004年09月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 文化科学系,准教授

  • 基幹研究院 人文科学系,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 比較社会文化学専攻

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 比較社会文化学専攻

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 琉球大学 国際言語文化学科,講師,2002年04月 - 2004年03月

  • 琉球大学 法文学部,准教授,2004年04月 - 2008年03月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 現代中国語に見られる単数/複数/質料の概念

    好文出版, 2005年10月, 伊藤さとみ, 単行本(学術書)

論文 【 表示 / 非表示

  • Intervention effects in answerhood

    人文科学研究, 13巻(頁13 - 25), 2017年03月, ITO, Satomi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Two Types of Disjunctions in Mandarin Chinese

    人文科学研究, 12巻(頁349 - 366), 2016年03月, ITO Satomi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Study on the wh-feature of disjunctive connectives

    人文科学研究, 第11巻巻(頁1 - 14), 2015年04月, ITO Satomi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 現代中国語における“還是”と“或者”の交替現象

    お茶の水女子大学中国文学会報, 33巻(頁1 - 19), 2014年04月, 伊藤さとみ, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 心理副詞の修飾構造

    日中理論言語学の新展望1-統語構造, 2011年12月, 伊藤さとみ, 寄書, 研究論文(大学,研究機関紀要), 単著

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • お茶の水女子大学「中国語テキスト」について

    お茶の水女子大学中国文学会報, 34巻(頁35 - 46), 2015年04月, 伊藤 さとみ、馮曰珍、曹泰和, 原著, 第一著者相当, 査読あり, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 談話機能から見る中国語における文末助詞“吗”と“呢”の比較

    伊藤さとみ, 国内, 2017年04月, お茶の水女子大学中国文学会第36回大会, 東京(日本), お茶の水女子大学中国文学会, 一般発表, 第一発表者

  • Chinese Particle Questions and their answerhood

    ITO, Satomi, 国内, 2016年12月, 2016年度第2回「東アジア・東南アジアの諸言語における談話小辞の意味研究」共同利用・共同研究課題研究会, 東京(日本), 東京外国語大学, 一般発表, 第一発表者

  • On the typology of yes/no question markers

    ITO, Satomi, 国内, 2016年08月, Theoretical and linguistics at Keio , 東京(日本), 慶應義塾大学, 一般発表, 第一発表者

  • 中国語の正反疑問文に見られる 干渉効果について

    石井 友美・伊藤 さとみ, 国内, 2016年06月, 日本言語学会第152回大会, 東京(日本), 日本言語学会, 一般発表, 共著者

  • Sentence-final Particles in Mandarin Chinese

    ITO, Satomi, 国内, 2015年10月, 2015度第2回「東アジア・東南アジアの諸言語における談話小辞の意味研究」共同利用・共同研究課題研究会, 東京(日本), 東京外国語大学, 一般発表, 第一発表者

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • Whの照応的用法の研究

    若手研究(B), 2004年度, 1,000千円

  • Whの照応的用法の研究

    若手研究(B), 2005年度, 900千円

  • 現代中国語に見られる単数/複数/質料の概念

    研究成果公開促進費, 2006年度, 600千円

  • 形容詞:絶対級と比較級の類型論

    若手研究(B), 2006年度, 800千円

  • 形容詞:絶対級と比較級の類型論

    若手研究(B), 2007年度, 500千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本中国語学会, 評議員,2017年04月 - 現在, 国内