加藤 美砂子

Misako Kato

職名

副学長

所属

理事・副学長

理学部 生物学科

主担当学科

理学部生物学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学領域

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 二次代謝、植物脂質生合成、遺伝子発現、メタボリックエンジニアリング、環境影響評価

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 1)植物のカフェイン生合成に関与するN-メチルトランスフェラーゼ(NMT)に関する研究を行っている。カフェイン生合成系を制御するNMT遺伝子を単離し、その発現調節機構を調べるとともに、植物におけるNMT遺伝子の多様性から二次代謝に関与するNMTの機能と進化を研究している。また、カフェインは細胞の中の液胞に蓄積されるので、カフェインの細胞内輸送メカニズムの研究も行っている。
    (2)炭化水素を含む中性脂質を蓄積する微細藻類の脂質生合成調節機構を研究している。脂質生合成に関する基礎的な知見を得るだけではなく、生産まで視野に入れた研究を行っている。
    (3) 藻類の有用テルペノイド化合物の生合成経路の解明を目的とした研究を行っている。
    (4) バイオ燃料の生産を目的として屋外で培養する微細藻類の環境影響評価を行っている。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 2年生の必修科目である代謝生物学を担当した。植物の代謝調節の基礎的な事項を解説した。3年生対象の選択科目である植物生理工学ではさらに進んで植物生理学の最新の知見と共に実用化をめざした応用研究の現状を解説している。3年生の選択必修科目である遺伝子工学において、植物を対象とした遺伝子工学について解説した。3年生の選択科目である代謝生物学実習を担当し、植物を材料とした代謝生物学実験の指導を行なった。
     生物学科以外の学生を対象とした基礎生物学Aの1単位分を担当した。受講者の多くは、理科の教員免許の取得をめざす学生である。植物の代謝および植物ホルモンの作用について解説した。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 高等植物の二次代謝におけるメチルトランスフェラーゼの多様性に関してその機能と分子進化の研究を進める。
    藻類特有のテルペノイド化合物の代謝系の制御と分化について研究を進める。
    微細藻類の脂質生合成調節機構を明らかにし、藻類を用いた脂質生産に関する基盤技術を確立する。
    屋外開放培養系で培養している微細藻類が周辺環境への流出した場合の環境影響評価系を確立する。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 地球のすべての生命は、生産者である植物に依存しています。植物の秘密を解き明かすことは、地球の未来を考えることにもつながっていきます。

学歴 【 表示 / 非表示

  • お茶の水女子大学, 理学部, 生物学科, 大学, 1983年03月, 卒業, 日本国

  • お茶の水女子大学大学院, 理学研究科, 生物学専攻, 大学院(修士課程), 1985年03月, 修了, 日本国

  • 東京大学大学院, 理学系研究科, 相関理化学専攻, 大学院(博士課程), 1988年09月, 単位取得満期退学, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 理学士, 1983年03月

  • 理学修士, 1985年03月

  • 理学博士, 1988年09月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 自然・応用科学系,教授

  • 基幹研究院 自然科学系,教授

  • 理学部 生物学科,准教授

  • センター本部 研究推進部【基盤部門】 ラジオアイソトープ実験センター,センター長

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 ライフサイエンス専攻,教授

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所 清水研究所,研究員,1990年06月 - 1994年03月

  • 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所 清水研究所,ポストドクトラルフェロー,1994年07月 - 1995年03月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 植物の代謝と生合成 30講

    朝倉書店, 2011年06月, 芦原坦 加藤美砂子, 教科書

  • バイオサイエンス

    第6章 マリンバイオテクノロジー, オーム社, 2007年05月, 加藤 美砂子, バイオサイエンス研究会, 教科書

  • 茶の効能と応用開発

    1.1 カフェイン生合成に関与する酵素遺伝子, シーエムシー出版, 2006年01月, 加藤 美砂子, 伊勢村 護, 単行本(学術書), 239-246

  • 人体の構造と機能 II 生化学

    9章 ヌクレオチドと核酸, 東京化学同人, 2003年05月, 加藤 美砂子, 近藤和雄、背山洋右、藤原葉子、森田寛, 教科書, 83-87

  • 植物生理学 網野真一、駒嶺穆 監訳

    Plant Physiology, シュプリンガー・フェアラーク, Springer, 1998年12月, 加藤 美砂子, Hans Mohr, Peter Schopfer, 教科書, 13章

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論文 【 表示 / 非表示

  • Algal dual-specificity tyrosine-phosphorylation-regulated kinase TAR1 regulates accumulation of triacylglycerol in nitrogen- or sulfur-deficiency.

    Plant Physiol., 168巻(頁752 - 764), 2015年05月, Kajikawa, M., Sawaragi, Y., Shinkawa, H., Yamano, T., Ando, A., Kato, M., Hirono, M., Sato, N., Fukuzawa , H. , 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Biosynthesis of caffeine underlying the diversity of motif B’ methyltransferase.

    Nat. Pro. Commun., 10巻(頁799 - 801), 2015年04月, Nakayama, F., Mizuno K. and Kato M., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Changes in the hydrocarbon-synthesizing activity during growth of Botryococcus braunii B70.

    Bioresource Technol., 2012年03月, Niitsu, R., Kanazashi, M., Matsuwaki, I., Ikegami, Y., Tanoi, T., Kawachi, M., Watanabe, M.M. and Kato, M., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Stable nuclear transformation of Closterium peracerosum-strigosum-littorale Complex.

    Plant Cell Physiol., 2011年07月, Abe, J., Hori, S., Tsuchikane, Y., Kitao, N., Kato, M. and Sekimoto, H., 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Characterization of the lipid accumulation in a new microalgal species, Pseudochorycystis ellipsoidea (Trebouxiophyceae).

    J. Jpn. Inst. Energy, 2010年08月, Satoh, A., Kato, M., Yamato, K., Ishibashi, M., Sekiguchi, H., Kurano, N. and Miyachi, S., 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • ボトリオコッカスに存在する1-deoxy-D-xylulose 5-phosphate synthase (DXS)の分子系統解析

    藻類産業創成コンソーシアム NEWS LETTER7月号号(頁3 - 4), 2013年07月, 加藤美砂子, 総説, 単著, 査読なし, 総説・解説(その他)

  • カフェインシンターゼ

    生化学, 2002年, 加藤 美砂子, 総説・解説(学術雑誌)

  • 植物のカフェイン生合成

    RADIOISOTOPES, 2001年, 加藤 美砂子, 総説・解説(学術雑誌)

  • マリンバイオテクノロジー

    東海総研マネジメント, 1997年, 宮地 重遠・加藤 美砂子, 共著者, その他記事

研究発表 【 表示 / 非表示

  • トレボキシア藻 Pseudochoricystis ellipsoidea における脂質生合成とその 制御

    加藤美砂子, 国内, 2016年09月, 日本植物学会第80回大会, 沖縄コンベンションセンター, 日本植物学会, 招待講演, 第一発表者

  • 細胞内微細構造の変化がカフェイン生合成に及ぼす影響

    中山史葉,加藤美砂子, 国内, 2016年09月, 日本植物学会第80回大会, 沖縄コンベンションセンター, 日本植物学会, 一般発表, 共著者

  • 不等毛植物門のディクティオカ藻における高度不飽和脂肪酸合成の解析

    三谷英李、市育代、川端篤志、河地正伸、加藤美砂子, 国内, 2015年09月, 第28回植物脂質科学シンポジウム, 植物脂質科学研究会, 一般発表, 共著者

  • NIESコレクションにおける高度不飽和脂肪酸生産株の解析

    三谷英李、市育代、川端篤志、河地正伸、加藤美砂子, 国内, 2015年09月, 日本植物学会第79回大会, 新潟, 日本植物学会, 一般発表, 共著者

  • Pseudochoricystis ellipsoideaにおけるTAG蓄積とDGATの発現

    小山香梨、松脇いずみ、鈴木芙美、中山史葉、加藤美砂子, 国内, 2015年09月, 日本植物学会第79回大会, 新潟, 日本植物学会, 一般発表, 共著者

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研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • 第3回守田科学研究奨励賞

    大学婦人協会, 加藤 美砂子, 植物のカフェイン合成酵素遺伝子の発見, 2001年05月, 国内

  • 日本植物細胞分子生物学会奨励賞

    日本植物細胞分子生物学会, 加藤 美砂子, 植物のカフェイン生合成に関する研究, 2001年07月, 国内

工業所有権の取得(産学(官)連携の成果の場合も含む) 【 表示 / 非表示

  • 新規ベタイン脂質及びその製造法

    加藤美砂子、足立恭子、佐野浩, 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所

  • 茶由来のカフェインシンターゼコード遺伝子

    加藤美砂子、芦原坦、水野幸一、藤村達人, 三井化学株式会社

  • コーヒー由来のカフェインシンターゼコード遺伝子

    水野幸一、加藤美砂子、芦原坦、藤村達人, 三井化学株式会社

  • コーヒー由来のテオブロミンシンターゼコード遺伝子

    水野幸一、加藤美砂子、田中博美、芦原坦、藤村達人, 三井化学株式会社

  • 茶由来のテオブロミンシンターゼコード遺伝子

    加藤美砂子、水野幸一、芦原坦, 三井化学株式会社

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • カフェインの輸送と蓄積の分子機構

    基盤研究(C), 2011年度, 700千円

  • 微細藻類増殖に伴う周辺環境への影響評価

    原山 重明, 加藤 美砂子, 革新的な高CO2高吸収バイオマスの利用技術の開発, 農林水産省, 2011年度, 9,375千円

  • CO2濃縮強化によるスーパー光合成の実現と物質生産

    福澤秀哉, 加藤美砂子, 先端的低炭素化技術開発, JST, 2011年度, 8,100千円

  • カフェインの輸送と蓄積の分子機構

    基盤研究(C), 2010年度, 2,100千円

  • プリンアルカロイドから考えるツバキ科植物の系統進化

    加藤 美砂子, (財)藤原ナチュラルヒストリー振興財団 第18回学術研究助成(植物学), 財)藤原ナチュラルヒストリー振興財団, 2010年度, 492千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本植物生理学会, 評議員,2014年01月 - 2016年12月, 国内

  • 日本植物学会, 常任理事(常務理事),2013年03月 - 2015年02月, 国内

  • Journal of Plant Research, その他,2012年01月 - 現在, 国外

  • 日本植物学会, 委員,2011年01月 - 2012年12月, 国内

  • Journal of Plant Research, 委員,2007年01月 - 2010年12月, 国外

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