清水 徹郎

SHIMIZU Tetsuro

職名

教授

生年月

1955年06月

所属

基幹研究院 人文科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

文教育学部 言語文化学科

全学教育システム改革推進本部 外国語教育センター

■廃止組織■ グローバル人材育成推進センター

主担当学科

文教育学部言語文化学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻英語圏・仏語圏言語文化学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻言語文化論領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • ルネサンス、詩、演劇、古典、シェイクスピア

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 主たる研究は次の2点に関するものである。第一は、初期近代における詩と演劇の社会的機能を考慮しつつ、政治・宗教・民衆文化・伝統的諸芸術とシェイクスピアなどの職業演劇・詩との関係を比較検証する。研究方法としては、ポストモダンのシェイクスピア批評の批判的・発展的見直しとして、社会的コンテクストの分析に加えて、テキスト分析をあらためて重視する立場をとる。具体的には、儀式の表象、伝統的寓意(アレゴリー)、レトリック、恋愛詩と宮廷演劇の手法などをシェイクスピアとその同時代詩人たちがいかに換骨奪胎するか、その様態を詩・演劇の作品内コンテクストに注意を払いつつ記述する。第二は、初期近代の詩人における古典文学の受容、とくに模倣と応用の問題である。2012年度は、16世紀における印刷技術の発展と廉価版書籍の普及の問題を取り上げ、シェイクスピアの同時代詩人たちが使用したと推測される古典文学のエディションの問題を考察した。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 英語教育ではコア英語、専門科目英語、英語論文指導などで、英語運用能力とくに外国語で論理的に表現することを重視した。受信能力についてはネット版英字新聞などを教材にして、スピードを重視した多読とリスニングの演習を行う。文学・文化研究の領域では、精神分析批評、ナラトロジー、初期近代英語演習、シェイクスピア入門などの指導を中心に行った。卒論・修論他の研究指導では、独自の研究テーマの発見、テキスト分析、先行研究の調査方法等の指導を重点的に行っている。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 「初期近代の政治・宗教・民衆文化・伝統的諸芸術とシェイクスピアなどの職業演劇・詩との関係」については、歴史的・文献的研究と精神分析的手法とを融合させながら、発展させる。期待される成果は、演劇と詩という表象芸術における人間精神の普遍的問題と歴史的・地域的問題との関係についての理解を深めることにある。同様の問題に関心を持つ文化研究者あるいは演劇関係者との共同研究の余地が十分にある。「初期近代詩人における古典文学の模倣と応用の問題」については、使用した古典テキストのエディションの違いがマーロウ、チャップマン、ジョンソンらの作風に見られる個別的特徴の違いに影響している可能性を今後検証していく。期待される成果は、社会的・政治的コンテクストからの詩人解釈に加えて、黎明期印刷文化特有のインター・テクスチュアリティの重要性を確認できることにある。欧米の研究者と共同研究の余地がある。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 英語圏言語文化コースでは、真に応用の効く実践的でしっかりした英語力を身につけてもらうことを目標としています。私の専門分野であるシェイクスピアの時代すなわち初期近代は、近代英語が形成された重要な時代です。英語とその文化をしっかりと学び、専門的知識を身につけてもらいたいと思います。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 東京大学, 人文科学研究科, 英語英米文学専攻, 大学院(修士課程), 1991年03月, 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 修士(人文科学), 1991年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 文化科学系,准教授

  • 基幹研究院 人文科学系,教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 比較社会文化学専攻

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 比較社会文化学専攻

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専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • シェイクスピアと演劇文化---日本シェイクスピア協会創立五〇周年記念論集

    愛の儀式を欠く---マーロウ、シェイクスピアと偶像恐怖の時代のドラマツルギー, 日本シェイクスピア協会, 2012年08月, 清水徹郎, 日本シェイクスピア協会, 単行本(学術書), 82-99

  • ことばと文化のシェイクスピア

    「比ぶるものなき女王よ」- 表象不可能というレトリックとシェイクスピアのポエティックス, 早稲田大学出版部, 2007年05月, 清水徹郎, 冬木ひろみ, 研究書, 83-112

  • シェイクスピアの時代を読む

    「そして類なき」- 女王の時代の詩人と「不死鳥と山鳩」, 研究社, 2007年03月, 清水徹郎, 日本シェイクスピア協会, 研究書, 128-146

  • 逸脱の系譜

    ジョーヴの高空と緑の野, 研究社, 1999年05月, 清水徹郎, 高橋康也, 単行本(学術書), 165-182

  • エリザベス朝演劇の成立

    古典文学の翻訳 - マーロウ訳『オヴィッド全エレジー』, 水声社, 1997年06月, 清水徹郎, 玉泉八州男, 単行本(学術書), 187-217

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論文 【 表示 / 非表示

  • ‘As Philomel... stops his pipe’: Shakespeare’s Etiological Myth of the Songbird in Early Modern England

    人文科学研究, 12巻(頁295 - 304), 2016年, 清水徹郎, 原著, 研究論文(大学,研究機関紀要), 単著

  • Making "Blind Homer sing to me": 16th-Century Student Editions of Greek Poems and Marlowe's Art of Imitation

    Shakespeare Studies, 2013年03月, Tetsuro Shimizu, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 魔術の衰退とエリザベス朝演劇の詩学―C・L・バーバーの祝祭喜劇論、その一側面から

    人文科学研究(お茶の水女子大学), 2005年, 清水徹郎, 単著

  • マーロウとシェイクスピア悲劇の風景

    英語青年, 1999年, 清水徹郎, 単著

  • 暁とヒアロウの紅潮と-悲劇のコズモロジーとしてのオヴィディアニズム

    英語青年, 1998年, 清水徹郎, 単著

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • 「今夜は俺も見張りに立つ」 ---シェイクスピアの言葉と能舞台---

    りゅーとぴあ『ハムレット』プログラム, 2007年, 清水徹郎

  • 劇評:P・ブルック演出『ハムレットの悲劇』(2000/2001)    

    Shakespeare News, 2001年, 清水徹郎

  • 書評:Yasunari Takahashi, et al., eds., Hot Questrists After the English Renaissance: Essays on Shakespeare and His Contemporaries (2000)

    英語青年, 2000年, 清水徹郎

  • 書評: Jonathan Bate, Shakespeare and Ovid (1993)

    英文学研究, 1996年, 清水徹郎

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Francois Portus, Isaac Casaubon, and Marlowe's Reading of Greek Poetry

    SHIMIZU Tetsuro, 国外, 2013年06月, The Seventh International Marlowe Conference, Staunton, Va, USA, The Marlowe Society of America, 一般発表, 第一発表者

  • マーロウ、帝政期ギリシア詩人、ホメーロス ---1570年代・80年代大陸の普及版古典文学印刷本を巡って

    清水徹郎, 国内, 2012年10月, 第51回シェイクスピア学会, 秋田大学, 日本シェイクスピア協会, 一般発表, 第一発表者

  • (セミナー1)祝祭・儀式・婚姻の表象

    清水徹郎・山田雄三・本多まりえ・横田保恵, 国内, 2011年10月, 第50回シェイクスピア学会, 聖心女子大学, 日本シェイクスピア協会, 一般発表, 共著者

  • 『ヒアロウとリアンダー』の「海を行く婚礼」---ヘレニズム時代の小叙事詩からマーロウと祝祭喜劇の世界へ

    清水徹郎, 国内, 2011年05月, 日本英文学会第83回大会, 北九州市立大学, 日本英文学会, 一般発表, 第一発表者

  • マーロウの牧歌と16世紀のギリシア詞華集 (同要旨:『第82回大会Proceedings』50~52頁)

    清水徹郎, 国内, 2010年05月, 日本英文学会第82回大会, 神戸大学, 日本英文学会, 一般発表, 第一発表者

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • イギリス初期近代における宗教と演劇の歴史的研究

    基盤研究(B), 2006年度, 3,900千円

 

学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 関東英文学研究(日本英文学会関東支部), 委員,2013年04月 - 現在, 国内

  • 日本シェイクスピア協会, 委員,2007年04月 - 2010年03月, 国内

  • 英文学研究(日本英文学会), 委員,2005年04月 - 2008年03月, 国内