研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 動物生理学、重力生物学、複雑系科学、バイオメカニクス、アロメトリー

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 重力は地球上での生命活動を規定する要因ではあるものの,生物の大きさやデザインさらにはそのマクロな行動を制限する拘束的な作用力としてのみ捉えられてきた。この既成概念をうち破り,個々の構成要素のレベルでは極微弱な応答(重力応答)が,要素間の協同作用と,その産物である動的不安定性を通じて,集団としての「思いもよらない特性」が発現されるという,新しい概念の検証を試みている。
     新たな研究のツールとして,クラミドモナス生物対流パターンにおけるパターン遷移現象に注目し,鞭毛運動変異体を用いてパターン遷移時の時空間構造の解析を行った。さらに宇宙ステーションでの候補テーマとして採択されている実験について,その地上実験運用として航空機実験を行い,パターンの維持と細胞の重力応答との閾値の比較を行った。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 平成25年度は学部生に対し,専攻科目として,生物物理学,動物生理学,バイオメカニクス,動物生理学実習,動物生理学臨海実習,生物学実習Iを開講し,リベラル・アーツ科目の基礎生命科学(実習),生命と色音香,を担当した。昨年度に作成した生物物理学や実験のウェッブ・テキストを改訂し,講義や実習に用いた。大学院生に対しては,動物生理学特論,宇宙生物科学,細胞生理学特論演習,生物学演習(前期課程),生命応答ダイナミクス,同演習(後期課程)を開講した。また,特別研究として,大学院前期2名,後期2名の研究指導を行った。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 微小重力環境下での生物の飼育と維持.特に長期宇宙飛行を想定した生物キャリアーの開発.これらをもとにして,長期宇宙実験を企画運用する.

学位 【 表示 / 非表示

  • 理学博士, 1983年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 自然・応用科学系,教授

  • 基幹研究院 自然科学系,教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 ライフサイエンス専攻

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ライフサイエンス専攻

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 ライフサイエンス専攻

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専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 生物学辞典

    べき(冪)法則, 東京化学同人, 2010年12月, 最上善広, 辞典・事典, 1171

  • 生物学辞典

    宇宙生物学, 東京化学同人, 2010年12月, 最上善広, 辞典・事典, 114

  • 生物学辞典

    圏外生物学, 東京化学同人, 2010年12月, 最上善広, 辞典・事典, 397

  • 生物学辞典

    収縮胞, 東京化学同人, 2010年12月, 最上善広, 辞典・事典, 590

  • 生物学辞典

    生理的時間, 東京化学同人, 2010年12月, 最上善広, 辞典・事典, 730

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論文 【 表示 / 非表示

  • Reverse bioconvection of Chlamydomonas in the hyper-density medium.

    Biol. Sci. Space, 2011年03月, Hosoya, C., Akiyama, A., Kage A., Baba S.A. and Mogami Y., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Gravity-Dependent Changes in Bioconvection of Tetrahymena and Chlamydomonas during Parabolic Flight: Increases in Wave Number Induced by Pre- and Post-Parabola Hypergravity.

    Zool. Sci., 2011年01月, Kage A., Asato E., Chiba Y., Wada Y., Katsu-Kimura Y., Kubota A., Sawai S., Niihori M., Baba S.A. and Mogami Y., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Substantial energy expenditure for locomotion in ciliates verified by means of simultaneous measurement of oxygen consumption rate and swimming speed.

    J. Exp. Biol., 2009年07月, Katsu-Kimura Y, Nakaya F, Baba S.A. and Mogami Y., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Responses of the spatio-temporal pattern to altered gravity.

    Space Utiliz. Res., 2009年04月, Mogami, Y., Asato, E., Wada, Y., Kubota, A., Katsu, Y. Niihori, M. and Baba, S.A., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Amplified expression of the gravity effect on the spatio-temporal formation of bioconvection pattern.

    Space Utiliz. Res., 2008年04月, Mogami, Y. and Baba, S.A., 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • Drosophila melanogastorの飛翔行動における重力応答の解析

    宇宙利用シンポジウム, 28巻(頁102 - 104), 2012年04月, 大瀧美珠枝, 酒井真美, 櫻田文, 郷原優花, 細谷千春, 鹿毛あずさ, 近藤るみ, 馬場昭次, 最上善広, 原著, 第一著者相当, 査読なし, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)

  • 宇宙環境下における生殖・継世代研究の展開 Ⅴ

    宇宙利用シンポジウム, 2009年, 奥野 誠、稲葉 一男、清水 強、堂前 雅史、藤ノ木 政勝、向井千夏、最上 善広、渡辺 明彦, 共著者, 総説・解説(大学・研究所紀要)

  • 過重力負荷による骨芽細胞株MC3T3-E1でのアクチンストレスファイバー再構築誘導

    宇宙利用シンポジウム, 2008年, 宮本泰則,石河佑希,最上善広, 共著者, 総説・解説(大学・研究所紀要)

  • 宇宙環境下における生殖・継世代研究の展開-IV

    宇宙利用シンポジウム, 2008年, 奥野誠,石島純夫,稲葉一男,上村慎治,久保田俊一郎,清水強,堂前雅史,中村憲一,浜口幸久,藤ノ木政勝,最上善広,渡辺明彦,阿部宏之, 共著者, 総説・解説(大学・研究所紀要)

  • 平成19年度生物科学系スモールペイロード宇宙実験研究班WG活動報告

    宇宙利用シンポジウム, 2008年, 東端晃,福井啓二,高橋秀幸,東谷篤志,馬島秀行,曽我部正博,高橋昭久,二川健,最上善広,永瀬睦,嶋津徹,藤本信義,山崎丘,石岡憲昭, 共著者, 総説・解説(大学・研究所紀要)

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その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 平成13年度宇宙基地起用基礎実験費研究成果報告書

    宇宙空間における生体寿命の変動-細胞クローン寿命の解析2002年07月, 最上善広, 宇宙科学研究所宇宙利用研究委員会, 外部資金報告書

  • 平成12年度宇宙基地起用基礎実験費研究成果報告書

    宇宙空間における生体寿命の変動-細胞クローン寿命の解析2001年07月, 最上善広, 宇宙科学研究所宇宙利用研究委員会, 外部資金報告書

  • 平成11年度宇宙基地起用基礎実験費研究成果報告書

    宇宙空間における生体寿命の変動-細胞クローン寿命の解析2000年04月, 最上善広, 宇宙科学研究所宇宙利用研究委員会, 外部資金報告書

  • 平成10年度宇宙基地起用基礎実験費研究成果報告書

    宇宙空間における生体寿命の変動-細胞クローン寿命の解析1999年04月, 最上善広, 宇宙科学研究所宇宙利用研究委員会, 外部資金報告書

  • 平成9年度宇宙基地起用基礎実験費研究成果報告書

    宇宙空間における生体寿命の変動-細胞クローン寿命の解析1998年04月, 最上善広, 宇宙科学研究所宇宙利用研究委員会, 外部資金報告書

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 高密度溶液中で観察されるクラミドモナスの生物「逆」対流

    細谷千春, 鹿毛あずさ, 馬場昭次, 最上善広, 国内, 2010年10月, 日本宇宙生物科学会第24回大会, 仙台, 日本宇宙生物科学, 一般発表, 共著者

  • クラミドモナスの生物対流にみられるパターン遷移現象の特質解析

    鹿毛あずさ,細谷千春,馬場昭次,最上善広, 国内, 2010年09月, 第48回日本生物物理学会年会, 仙台, 日本生物物理学会, 一般発表, 共著者

  • パラボリックフライトでのキイロショウジョウバエの飛行行動

    最上善広,堀友香,林恵理子,佐々木香菜,久保田彩水,和田祐子,鹿毛あずさ,木村(勝)由美子,安里枝利子,細谷千春,大瀧美珠枝,辻沙奈絵,馬場昭次, 国内, 2010年09月, 日本動物学会第81回大会, 東京, (社)日本動物学会, 一般発表, 第一発表者

  • ウニ卵ゼリー成分ポリシアル酸は精子運動能を持続させる

    和田祐子,原田香織,大室純子,木村(勝)由美子,佐々木香菜,Alberto Darszon,西垣卓也,最上善広,広橋教貴, 国内, 2010年09月, 日本動物学会第81回大会, 東京, (社)日本動物学会, 一般発表, 共著者

  • Evaluation of sperm motility over long time period

    Wada, Y., Baba, S.A. and Mogami Y., 国内, 2009年11月, Dynein International Workshop 2009, Orbis Hall, Kobe, Japan, 一般発表, 共著者

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 生体要素間の協同作用に基づく重力効果の増幅発現機構解明への研究展開

    最上善広, 平成23年度宇宙環境利用科学委員会研究班WG公募, 宇宙航空研究開発機構, 2013年度, 630千円

  • 生体要素間の協同作用に基づく重力効果の増幅発現機構解明への研究展開

    最上善広, 平成23年度宇宙環境利用科学委員会研究班WG公募, 宇宙航空研究開発機構, 2012年度, 1,592千円

  • 単細胞生物におけるアロメトリー法則の検証

    基盤研究(C), 最上 善広, 2011年度, 5,590千円

  • 生体要素間の協同作用に基づく重力効果の増幅発現機構解明への研究展開

    最上善広, 平成22年度宇宙環境利用科学委員会研究班WG公募, 宇宙航空研究開発機構, 2011年度, 1,270千円

  • 生体自己組織化現象を介する重力効果の増幅発現

    最上 善広, 「きぼう」船内実験室第2期利用に向けた候補テーマ準備研究, 財団法人日本宇宙フォーラム, 2011年度, 2,091千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本宇宙生物科学会, 評議員,2006年01月 - 2008年12月, 国内

  • 日本マイクログラビティ応用学会誌, 委員,2003年04月 - 2005年07月, 0915 3616, 国内

  • 日本マイクログラビティ応用学会, 理事,2003年01月 - 2006年12月, 国内

  • 日本宇宙生物科学会, 評議員,2001年01月 - 2003年12月, 国内