井上 登喜子

INOUE Tokiko

職名

准教授

所属

基幹研究院 人文科学系

主担当学科

文教育学部芸術・表現行動学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻音楽表現学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻表象芸術論領域

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 演奏会形成、レパートリー形成、指揮者、音楽家ネットワーク、実証研究

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 音楽文化とその受容の諸相、とくに十九世紀から現代までの日本と欧米の演奏会活動を中心に、音楽の場の形成や人びとの音楽的営みについて歴史的、および実証的に研究している。具体的には、

    (1) 日本におけるオーケストラ演奏会の形成を実証的に捉えるために、戦前・戦後の資料研究に基づく歴史的研究、ならびにデータベース構築と統計手法に基づく実証研究という二つのアプローチから考察している。

    (2) 日本および欧米のオーケストラ演奏会を対象に、レパートリー形成と音楽家ネットワークの関わりについて、国際比較研究を行っている。

    (3) ヨーロッパ近代社会で流行した合唱活動について、十九世紀ドイツの合唱協会を中心に、米国や日本への伝播や展開も視野に入れて、活動の音楽的側面と社会的側面について考察している。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 学部教育では、リベラルアーツ演習(音を読む、創る)、ソルフェージュ、西洋音楽史Ⅰ、西洋音楽史Ⅱ、音楽形式論、音楽学研究演習、卒業論文演習を担当した。大学院教育(博士前期課程)では、音楽学領域に対する学生の知識及び議論をする力を高めるべく、外国語の学術論文の講読とディスカッションに注力した。大学院学生の論文指導実績は博士後期課程・副指導7名、博士前期課程・主指導1名、副指導3名である。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 音・音楽・音楽活動は、実にさまざまな在りようで、私たちの身のまわりに存在しています。そして、音に関わる事象や、人間の音楽的営みに関することならば何であれ、音楽学の研究対象となります。音楽の研究には、学問的知識を身につけるだけでなく、充分な音楽基礎力、演奏の技能や表現力を備えていることも必要です。また、近接するさまざまな学問領域について学ぶことも大切です。その意味において、総合大学の中にある芸術・表現行動学科音楽表現コースは、音楽研究を志す人にとって理想的な環境と言えるでしょう。演奏も勉強もとことん追究したいという意欲的な受験生を期待しています。

学歴 【 表示 / 非表示

  • お茶の水女子大学, 文教育学部, 舞踊教育学科音楽教育学専攻, 大学, 卒業, 日本国

  • お茶の水女子大学大学院, 人文科学研究科, 音楽学専攻, 大学院(修士課程), 修了, 日本国

  • お茶の水女子大学大学院, 人間文化研究科, 比較文化学専攻, 大学院(博士課程), 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学士

  • 修士(人文科学)

  • 博士(人文科学)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 基幹研究院 人文科学系,助教

  • 基幹研究院 人文科学系,准教授

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 放送大学,非常勤講師,2003年04月 - 2004年03月

  • 三室戸学園東邦音楽大学 音楽学部音楽学科,講師,2005年04月 - 2011年03月

  • 三室戸学園東邦音楽大学大学院 音楽表現研究科,授業講師,2005年04月 - 2014年03月

  • 三室戸学園東邦音楽大学 音楽学部音楽学科,准教授,2011年04月 - 2014年03月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 「聴くこと」の革命:ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか

    Music as Thought:Listening to the Symphony in the Age of Beethoven, アルテス・パブリッシング, Princeton University Press, 2015年10月, 2006年, マーク・エヴァン・ボンズ著、近藤譲・井上登喜子訳, Bonds, Mark Evan , 研究書

論文 【 表示 / 非表示

  • Western classical music in a non-Western culture: The repertoires of Japanese professional orchestras in the twentieth century

    Poetics, 67巻(頁13 - 25), 2018年04月, INOUE Tokiko, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • マリー・フォン・リンデマンの回想録からみるシューマンと合唱協会の活動

    お茶の水音楽論集18号, 2017年05月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • ベルリン・フィルのレパートリー形成における指揮者の役割:客演指揮者と地域的多様性

    民族藝術32号(頁170 - 177), 2016年04月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 19世紀ドイツと合唱: ひと・空間・民族をつなぐ合唱活動

    民族藝術32号(頁89 - 94), 2016年04月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • ベルリン・フィルのレパートリーの実証研究: 首席/客演指揮者のレパートリー形成

    お茶の水女子大学人文科学研究, 第11巻巻(頁149 - 163), 2015年03月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

全件表示 >>

その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • 大学教育における「音楽学」の可能性:領域横断的視野を育む教育

    お茶の水音楽論集(徳丸吉彦先生喜寿記念特別号)(頁13 - 14), 2013年12月, 井上登喜子, 原著, 単著, 査読なし, その他記事

  • 日本人はなぜウィンナ・ワルツが好きなのか

    MOSTLY CLASSIC 1月号(頁54 - 55), 2012年01月, 井上登喜子, 原著, 単著, 査読なし, その他記事

  • 19世紀ドイツの合唱協会:都市、社会階層と不可分の音楽活動(後半)リレー連載『新・19世紀の社会文化考③』

    NHK交響楽団『フィルハーモニー』 6月号(頁34 - 38), 2007年06月, 井上登喜子, 原著, 単著, 査読なし, 総説・解説(商業誌)

  • 19世紀ドイツの合唱協会:都市、社会階層と不可分の音楽活動(前半)リレー連載『新・19世紀の社会文化考③』

    NHK交響楽団『フィルハーモニー』 5月号(頁45 - 47), 2007年05月, 井上登喜子, 原著, 単著, 査読なし, 総説・解説(商業誌)

研究発表 【 表示 / 非表示

  • An empirical study of orchestral repertoires in the "East and West"

    INOUE Tokiko, 国内, 2017年03月, International Musicological Society 20th Quinquennial Congress in Tokyo, Tokyo University of the Arts, Ueno Campus, International Musicological Society, 一般発表, 第一発表者

  • European Classical Music in Non-Western Culture: Japanese Cultural Identity Seen in Repertoire Development in the 20th Century

    INOUE Tokiko, 国外, 2012年07月, 国際音楽学会第19回大会, Roma, IMS, 一般発表, 第一発表者

  • 新レパートリー創出と指揮者―日・独・米の比較実証分析―

    井上登喜子, 国内, 2017年10月, 日本音楽学会第68回全国大会, 京都教育大学, 日本音楽学会, 一般発表, 第一発表者

  • オーケストラのレパートリー形成における指揮者の役割

    井上登喜子, 国内, 2015年04月, 第31回民族藝術学会大会, 新潟日報メディアシップ, 民族藝術学会, 一般発表, 第一発表者

  • 19世紀ドイツと合唱:ひと、社会、民族をつなぐ合唱活動

    井上登喜子, 国内, 2014年12月, 民族藝術学会創立30周年記念東京例会, お茶の水女子大学徽音堂, 民族藝術学会, 招待講演, 第一発表者

全件表示 >>

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 実証分析による20世紀の交響楽団におけるレパートリー形成とその要因の国際比較研究

    基盤研究(C), 井上登喜子, 2014年度, 780千円

  • 実証分析による20世紀の交響楽団におけるレパートリー形成とその要因の国際比較研究

    基盤研究(C), 井上登喜子, 2013年度, 650千円

  • 実証分析による20世紀の交響楽団におけるレパートリー形成とその要因の国際比較研究

    基盤研究(C), 井上登喜子, 2012年度, 1,300千円

  • 一九二〇、三〇年代日本の西洋音楽のレパートリー形成とメディアに関 する実証研究

    若手研究(B), 井上登喜子, 2010年度, 650千円

  • 一九二〇、三〇年代日本の西洋音楽のレパートリー形成とメディアに関 する実証研究

    若手研究(B), 井上登喜子, 2009年度, 650千円

全件表示 >>

 

学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 民族藝術学会, 理事,2015年04月 - 現在, 国内

  • 国際音楽文献目録委員会(RILM)国際版担当, その他,2003年04月 - 現在, 国内