馬塲 一晴

BAMBA Kauharu

主担当学科

理学部物理学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻物理科学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻物理科学領域

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • インフレーション宇宙論、暗黒エネルギー、拡張重力理論、原始宇宙磁場、宇宙のバリオン数生成

研究内容 【 表示 / 非表示

  •  私は宇宙創生から現在に至るまでの首尾一貫した宇宙進化理論を構築することを目指し、次の課題について、素粒子論に基づいて宇宙論の研究を行っております。
     特に以下のような研究課題に取り組んでおります。
    (1) インフレーション宇宙論:宇宙創生直後に起こった加速的な宇宙膨張機構。
    (2) 大域的宇宙磁場の生成:インフレーションに伴って生成される大域的な原始磁場の起源。
    (3) 宇宙のバリオン数生成:物質(バリオン)と反物質との非常に小さな非対称性の起源。
    (4) 現在の宇宙の加速膨張:負の圧力を持つ暗黒エネルギー並びに拡張重力理論(幾何学的な暗黒エネルギー)の特性。

教育内容 【 表示 / 非表示

  •  私は、平成25年度に採択されました日本学術振興会博士課程教育リーディングプログラム『「みがかずば」の精神に基づきイノベーションを創出し続ける理工系グローバルリーダーの育成』の教員として、本プログラムの大学院生の皆様に物理学的な考え方・アプローチを修得してそれを世界的な場で活かして頂けるよう教育させて頂いております。
     また私は、理学部素粒子論研究室の学生の方にも教育する機会を頂いております。その際私は、原始的宇宙磁場の生成と進化という切り口を通じて、観測から帰納的に基礎理論の性質を探求しております。一方、宇宙論的超精密観測から負の圧力を持つ暗黒エネルギー成分の存在が明らかになりました。宇宙の構造と物質の進化は暗黒エネルギー成分の起源と正体に依存します。そこで私は、特に長距離での重力の拡張による幾何学的な暗黒エネルギー、並びにその拡張重力理論自体の特性を考察しております。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  •  私は今後、宇宙創生期から現在に至るまでの綜合的な宇宙進化学の理論的基盤の確立に貢献することを目的として、素粒子論に基づいて宇宙論の研究を推進します。特に現在の宇宙の3つの物質組成である暗黒エネルギー・暗黒物質・バリオンの起源を説明でき、かつインフレーションをも実現するF(R)重力理論模型の構築を目指します。私が本来興味を持っております観点は、第一に自然界を支配する物理学的法則を生み出す基礎理論を発見し、その理論を実験・観測で検証すること、そして第二にそれに基づいて宇宙の構造及び物質の起源とそれらの熱的進化史を解明することです。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  •  私が担当させて戴いておりますリーディング大学院プログラムは、明治皇后様から明治八年に本学に下賜されました本学校歌「みがかずば」の御心に基づいて、「人生学」をも修得できる他に類を見ない大学院教育です。ご縁を頂いた皆様方の人生が実り多きものとなり、皆様方が世の中に立派に貢献されますよう、教育に一心に精進させて頂きます。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 京都大学, 理学部, 理学科, 大学, 2001年03月, 卒業, 日本国

  • 大阪大学大学院, 理学研究科, 宇宙地球科学専攻, 大学院(修士課程), 2003年03月, 修了, 日本国

  • 大阪大学大学院, 理学研究科, 宇宙地球科学専攻, 大学院(博士課程), 2006年03月, 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 修士(理学), 2003年03月

  • 博士(理学), 2006年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 全学教育システム改革推進本部 リーディング大学院推進センター,特任講師

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 京都大学 基礎物理学研究所,日本学術振興会特別研究員-PD[DC2より資格変更],2006年04月 - 2007年03月

  • 近畿大学 オープンリサーチセンター(大学院総合理工学研究科),博士研究員,2007年04月 - 2008年03月

  • 中華民国国立清華大学 物理学系,ポスドク,2008年04月 - 2010年11月

  • 名古屋大学 素粒子宇宙起源研究機構基礎理論研究センター宇宙理論部門,特任助教,2010年12月 - 2014年02月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

担当科目 【 表示 / 非表示

  • 2014年度

  • Graduate courses of "Project Based Team Study II"

  • Graduate courses of "Project Based Team Study I"

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • “The Problems of Modern Cosmology”: A volume in honour of Professor S.D. Odintsov in the occasion of his 50th birthday

    Cosmology in non-minimal Yang-Mills/Maxwell theory, Tomsk State Pedagogical University Press, Tomsk, Russia, 2009年, 研究書, 46-61

  • “The Casimir Effect and Cosmology”: A volume in honour of Professor Iver H. Brevik on the occasion of his 70th birthday

    Finite-time future singularities in modified gravity, Tomsk State Pedagogical University Press, Tomsk, Russia, 2008年, 研究書, 142-152

論文 【 表示 / 非表示

  • Bounce cosmology from F(R) gravity and F(R) bigravity

    Journal of Cosmology and Astroparticle Physics, 2014巻01号(頁008(ページ1) - 008(ページ32)), 2014年01月, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Bouncing cosmology in modified Gauss-Bonnet gravity

    Physics Letters B, 732巻(頁349 - 355), 2014年, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Trace-anomaly driven inflation in f(T) gravity and in minimal massive bigravity

    Physics Letters B, 731巻(頁257 - 264), 2014年, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Cosmological investigations of (extended) nonlinear massive gravity schemes with non-minimal coupling

    Physical Review D, 89巻(頁083518-1 - 083518-20), 2014年, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • One-loop Modified Gravity in de Sitter Universe, Quantum Corrected Inflation, and its Confrontation with the Planck Result

    90巻, 2014年, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

全件表示 >>

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Cosmological issues in F(T) gravity theory

    国外, 2015年02月, "International Conference on Relativistic Astrophysics" in connection with "Celebrating 100 Years of General Relativity", Lahore (Pakistan), Department of Mathematics, University of the Punjab, 招待講演, 第一発表者

  • Trace-anomaly driven inflation in modified gravity theories

    国外, 2014年10月, 2nd International Workshop on Particle Physics and Cosmology after Higgs and Planck, National Center for Theoretical Sciences, 招待講演, 第一発表者

  • 量子補正を含むR^2^重力理論でのインフレーション宇宙論

    馬塲 一晴・COGNOLA Guido・ODINTSOV Sergei D.・ZERBINI Sergio, 国内, 2014年09月, 日本物理学会2014年秋季大会, 佐賀市(日本国), 佐賀大学, 一般発表, 第一発表者

  • Reconstruction of inflationary models with a scalar field compatible with the Planck and BICEP2 data

    国外, 2014年09月, Workshop on COSMOLOGY AND THE QUANTUM VACUUM, Centro de Ciencias de Benasque Pedro Pascual, 招待講演, 第一発表者

  • モジュライインフレーションでの大域的磁場生成並びに曲率揺らぎの非ガウス性とテンソル/スカラー比

    馬塲 一晴・小林 達夫・瀬戸 治, 国内, 2014年03月, 日本物理学会第69回年次大会, 平塚市(日本国), 東海大学, 一般発表, 第一発表者

全件表示 >>

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 拡張された重力理論における宇宙の加速膨張機構と三大物質組成の起源の研究

    若手研究(B), 馬塲 一晴, 2014年度, 800千円

  • 拡張された重力理論における宇宙の加速膨張機構と三大物質組成の起源の研究

    若手研究(B), 馬塲 一晴, 2013年度, 800千円

  • インフレーションに伴い生成される大域的磁場による宇宙のバリオン数生成に関する研究

    特別研究員奨励費, 馬塲 一晴, 2006年度, 900千円

  • インフレーションに伴い生成される大域的磁場による宇宙のバリオン数生成に関する研究

    特別研究員奨励費, 馬塲 一晴, 2005年度, 900千円