奥村 剛 OKUMURA Ko
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研究内容 【 表示 / 非表示 】
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2014年度は、下記の研究テーマについて研究を行った。
破壊関係:フォームシートの破壊。パラフィルムの破壊。多孔性シートの破壊。2次元ネットワークの破壊シミュレーション。
滴・バブル:高電圧下での2次元液滴融合。 バブルの形状に関する次元クロスオーバー。疑2次元での液体の特異形状について。疑2次元空間でのバブルの下降。
テクスチャー表面での濡れ
粉粒体:引きずり抵抗とジャミング転移、砂時計、BNE、蛇行。
教育内容 【 表示 / 非表示 】
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2014年度授業担当:(学部)物理数学I(2単位)必修。物理数学II(2単位)必修。数理物理学(2単位)必修。ソフトマター物理学(2単位)選択。物理学特別講義I(2単位)選択。特別研究(12単位)必修。(修士)液体の物理学、液体の物理学演習(2単位)。特別研究(14単位)。(後期博士)。ソフトマテリアルズの物理(2単位)。ソフトマテリアルズの物理演習(2単位)。など。
将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示 】
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濡れ、表面張力、破壊、複合材料、粉粒体、ゲル、液晶、高分子などのテーマをソフトマター物理学の立場から研究していく。理論・実験・シミュレーションを同時に進めながら研究を行っていく。
受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示 】
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ソフトマター物理学は、物理学の手法を、液晶ディスプレイ、ペットボトル、洗剤、化粧品、真珠などの身の回りの工業製品・現象等、また、高分子、コロイド、石鹸、DNA、たんぱく質など高校の科目でいえば化学や生物などで扱われている対象に適用し、注目を集めています。私の研究部ループは、あたかもフランス印象派画家たちのように自然を理解しようとする「印象派物理学の手法」に注目しています。そしてこのスタイルによって、身近でありながら科学技術応用にも直結した自然法則を明確な形で次々に発見しています。皆さんも私と一緒に、印象派画家になったつもりで、自然の本質をえぐりだしてみませんか?
学歴 【 表示 / 非表示 】
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慶應義塾大学理工学部物理学科, 大学, 1990年03月, 卒業, 日本国
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慶應義塾大学大学院理工学研究科博士前期課程, 大学院(修士課程), 1992年03月, 修了, 日本国
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ニューヨーク市立大学物理科, 大学院(博士課程), その他, アメリカ合衆国
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慶應義塾大学大学院理工学研究科, 大学院(博士課程), その他, 日本国
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 自然・応用科学系,教授,2012年04月 - 2015年03月
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基幹研究院 自然科学系,教授,2015年04月 - 継続中
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人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 理学専攻,2012年04月 - 2015年03月
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人間文化創成科学研究科 博士後期課程 理学専攻,2015年04月 - 継続中
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人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 理学専攻,2012年04月 - 2015年03月
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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岡崎国立共同研究機構分子科学研究所 理論研究系,助手,1994年10月 - 2000年09月
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コレージュ・ド・フランス de Gennes教授研究室,招聘準教授,2002年10月 - 2003年03月
研究分野 【 表示 / 非表示 】
担当科目 【 表示 / 非表示 】
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2024年度
学術著書・訳書 【 表示 / 非表示 】
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CD付 表面張力の物理学 第2版‐しずく、あわ、みずたま、さざなみの世界‐
吉岡書店, 2008年01月, 奥村 剛, P.G. de Gennes, F. Brochard-Wyart, and D. Quéré, 教科書・概説・概論, 1-314
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粉粒体の物理学‐砂と粉と粒子の世界への誘い‐
吉岡書店, 2002年, 中西 秀・奥村 剛, J. Duran, 教科書・概説・概論, 1-310
論文 【 表示 / 非表示 】
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‐身近な現象の物理‐ 切り紙に潜む物理
日本物理学会誌, , 2017年05月, 磯部翠、奥村剛, 総説, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当
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Meandering instability of air flow in a granular bed: self-similarity and fluid-solid duality
Sci. Rep. 6, 38457 (2016), , 2016年12月, Yuki Yoshimura, Yui Yagisawa, and Ko Okumura, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当
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印象派物理学による「切り紙」構造の高い伸張性の解明(Material Report -R & D- )
機能材料 2016年11月号 , , 2016年11月, 奥村剛, 総説, 研究論文(学術雑誌), 単著
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Scaling crossover in thin-film drag dynamics of fluid drops in the Hele-Shaw cell
Sci. Rep. 6, 31395 (2016), , 2016年08月, Misato Yahashi, Natsuki Kimoto, and Ko Okumura, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当
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Initial rigid response and softening transition of highly stretchable kirigami sheet materials
Sci. Rep. 6, 24758 (2016)., , 2016年04月, Midori Isobe and Ko Okumura, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当
その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示 】
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My memories of Pierre-Gilles de Gennes
Tackling Global Issues Vol.1 Soft Matter: Material of the Future (北大), 2018年03月, Ko Okumura, 原著, 単著, 査読なし, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
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学会誌の記事を広く楽しく読むために:ソフトマター編
日本物理学会誌、62 (2007) 134 (2007年2月号), 2007年, 奥村剛, 総説, 単著, 査読なし, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
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My Memories of PGG (P.-G. de Gennes)
日本物理学会誌、62 (2007) 634 (2007年8月号), 2007年, 奥村剛, 原著, 単著, 査読なし, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
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ソフトマター:物理学と生物学の接点
パリティ(丸善), 2002年, 奥村 剛訳 (W. Poon, T. McLeish and A. Donald原著), 原著, 単著, 査読あり, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示 】
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Invited Presentation Award
Ko Okumura, 2008年06月, 国外
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化学のフロンティア'99
化学と工業(日本化学会), 奥村剛, 2次元ラマン分光法で探る溶液のダイナミクス-ブラウン振動子モデルによるアプローチ, 1999年02月, 国内
外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示 】
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次元と対称性に着目した流体界面のトポロジー転移における普遍性の探求
基盤研究(B), 2022年度, 2,700,000千円
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次元と対称性に着目した流体界面のトポロジー転移における普遍性の探求
基盤研究(B), 2021年度, 2,700,000千円
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次元と対称性に着目した流体界面のトポロジー転移における普遍性の探求
基盤研究(B), 2020年度, 3,000,000千円
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印象派物理学によるタフポリマー開発の指導原理の構築
ImPACT, 2018年度
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印象派物理学によるタフポリマー開発の指導原理の構築
ImPACT, 2017年度
学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示 】
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日本物理学会領域12代表
2008年10月 - 2009年09月,委員長, 国内
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社団法人 日本物理学会 代議員
2008年10月 - 2009年09月,評議員, 国内
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日本物理学会領域12副代表
2007年10月 - 2008年09月,副委員長, 国内
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社団法人 日本物理学会 代議員
2005年10月 - 2008年09月,評議員, 国内
公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示 】
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プレゼミ:科学への誘いセミナー「しずく、あわ、みずたまの世界」
2015年08月
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科学への誘いセミナー「しずく、あわ、みずたまの世界」
2013年12月
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大学OC「しずく、あわ、みずたまの世界」
2013年07月
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科学への誘いセミナー「しずく、あわ、みずたまの世界」
2012年12月
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大学OC「しずく、あわ、みずたまの世界」
2012年07月
マスコミによる報道・出演・コメント等掲載 【 表示 / 非表示 】
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朝日新聞
2012年11月19日
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東京新聞
2012年09月25日
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朝日新聞
2012年03月22日
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朝日新聞
2012年02月03日
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日刊工業新聞
2012年02月02日