近藤 敏啓

Toshihiro Kondo

職名

教授

生年月

1963年07月

所属

基幹研究院 自然科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 理学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 理学専攻

理学部 化学科

研究・産学連携本部 研究推進部 【基盤部門】 ラジオアイソトープ実験センター

主担当学科

理学部化学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻化学・生物化学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻化学・生物化学領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 自己組織化単分子層、ナノ界面、放射光利用表面X線散乱法、電気化学、単結晶電極

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 電極/溶液界面における電子移動反応は、厳密に基礎的に理解し、燃料電池やバイオセンサといった次世代ナノテクノロジーに応用していくためには、電気化学活性界面を高い空間分解能/時間分解能で知る必要がある。シンクロトロン放射光利用表面X線散乱(Surface X-ray Scattering; SXS)法を利用して、0.01 nmオーダーという非常に高い空間分解能で電気化学活性界面の三次元構造をその場決定する事に加え、時間分解能が低いというこれまでのSXS法の欠点を、装置(光源、入射波長の選択)や電気化学セルの工夫によって克服し、電気化学活性界面の構造ダイナミクスを高い時間分解能で測定/解析する事を目的としている。平成20年度は、Au(111)、Au(100)表面に形成した酸化膜二重構造を高精度に決定し、ダイナミクスに挑戦した。
    また、燃料電池のカソード触媒として利用される白金量低減化を目的として、金単結晶表面に白金を単原子層電析した電極において、高効率な酸素還元反応を実現した。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 分子分光法(学部3年):昨年度までの「分子分光学」と「機器測定法」を合わせた科目である。まず分子分光についての基本的な部分を量子力学から講義し、その後化学の分野で一般的に用いられる機器分析法を理解し、これらに共通して必要な基礎事項、測定機器使用時のマナー、化学反応や物理現象からセンサにより得られる信号の取り扱いなどを、主に発表/討論形式で行った。
    電気化学(学部4年(卒論生)):当研究室において必須の電気化学について、基礎的な事項から機器の取り扱い/実験操作まで完璧に理解するよう指導した。また、電極表面修飾剤としてアルキルチオール類の合成、自己組織化単分子層の形成/脱離、及び機能評価についても指導した。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 電気化学活性界面(電子移動を伴う電極/溶液界面)を厳密に理解し、燃料電池やバイオセンサといった次世代のナノテクノロジーへと応用していくためには、構造が原子/分子レベルで制御された界面で電子移動反応を行い、反応が起こっているその場で高い空間分解能/時間分解能で界面構造を知る必要がある。この指針を元に、「自己組織化を利用した界面ナノ構造制御」と「界面ナノ構造その場追跡法の開発」について推進していく。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 我々の生活の中では、燃料電池、バイオセンサ、化粧品/繊維など、すでにいろいろなところでナノテクノロジーの技術が使われています。より豊かな社会生活にするため、そして次のノーベル化学賞を目指して、一緒に環境にやさしいナノテクノロジーの研究をするために、ぜひ、お茶の水女子大学に来てください。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 東京工業大学, 総合理工学研究科, 電子化学専攻, 大学院(修士課程), 1989年03月, 修了, 日本国

  • 東京工業大学, 総合理工学研究科, 電子化学専攻, 大学院(博士課程), 1991年06月, 中退, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 工学学士, 1987年03月

  • 工学修士, 1989年03月

  • 博士(工学), 1991年06月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 自然・応用科学系,教授,2012年04月 - 2015年03月

  • 基幹研究院 自然科学系,教授,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 理学専攻,教授,2012年04月 - 2015年03月

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 理学専攻,教授,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 理学専攻,教授,2012年04月 - 2015年03月

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 北海道大学 理学部,助手,1992年10月 - 1995年03月

  • 北海道大学 大学院理学研究科,助手,1995年04月 - 2002年05月

  • ペンシルバニア州立大学 化学科,在外研究員,1995年10月 - 1995年12月

  • オックスフォード大学 無機化学研究所,研究員,1999年08月 - 2000年03月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 図説表面分析ハンドブック

    電気化学表面X線散乱法, 朝倉書店, 2021年06月, 近藤敏啓, 日本表面真空学会, 研究書, 314-317

  • 細胞・生体分子の固定化と機能発現

    自己組織化単分子層の構築と固体表面への機能付与, シーエムシー出版, 2018年04月, 近藤敏啓・佐藤縁・魚崎浩平, 黒田章夫, 研究書, 276-285

  • Compendium of Surface and Interface Analysis

    Electrochemical Surface X-ray Scattering, Springer, 2018年04月, Toshihiro Kondo, The Surface Science Society of Japan, 研究書, 103-108

  • 金属界面の基礎と計測

    共立出版, 2016年11月, 魚崎浩平・近藤敏啓, 研究書, 1-187

  • X-ray and Neutron Techniques for Nanomaterials Characterization

    In Situ SXS and XAFS Measurements of Electrochemical Interface, Springer, 2016年11月, T. Kondo, T. Masuda, K. Uosaki, S. S. R. Kumar, 研究書, 368-449

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論文 【 表示 / 非表示

  • Construction of Structure-Controlled Perovskite Ultra-Thin Layers on Au(100) Single-Crystal Surface via Self-Assembled Monolayer of 4-Aminothiophenol

    Bull. Chem. Soc. Jpn., 94巻1号(頁76 - 80), 2021年01月, Mami Takahari and Toshihiro Kondo, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Construction of Self-Assembled Monolayer of 4 Aminothiophenol (4-ATP) on Au(100) Substrate

    Natural Science Report, 71巻(頁7 - 14), 2020年10月, Mami Takahari and Toshihiro Kondo, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Electrochemical Lithiation and Delithiation of Is(100) Single-Crystal Surface

    Chemistry Letters, 49巻1号(頁91 - 94), 2020年01月, M. Aoki, A. Omachi, K. S. Smaran, A. Ohama, Y. Uchino, K. Uosaki, and T. Kondo, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • New sights into the electrochemical interface provided by in situ X-ray absorption fine structure and surface X-ray scattering

    Current Opinion in Electrochemistry, 14巻(頁81 - 88), 2019年02月, MASUDA Takuya, KONDO Toshihiro, 総説, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Atomically Flat Pt Skin and Striking Enrichment of Co in Underlying Alloy at Pt3Co(111) Single Crystal with Unprecedented Activity for the Oxygen Reduction Reaction

    ACS Omega, 3巻1号(頁154 - 158), 2018年01月, KOBAYASHI Shun, AOKI Makoto, WAKISAKA Mitsuru, KAWAMOTO Teppei, SHIRASAKA Ryo, SUDA Kohei, TRYK Donald, INUKAI Junji, KONDO Toshihiro, UCHIDA Hiroyuki, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 高効率ペロブスカイト型太陽電池の下地基板としての自己組織化単分子層修飾金単結晶電極の構築

    高張真美・足達日和・亀岡ゆり・近藤敏啓, 国内, 2022年03月, 第89回大会, オンライン, 電気化学会, 一般発表, 共著者

  • Construction of Ultra-thin Pt Layers on Ni Substrate for Highly Efficient Oxygen Reduction Reaction Catalysts

    Dilinigeer Dilixiati, Yuka Araki, Toshihiro Kondo, 国内, 2022年03月, 第102春季年会, オンライン, 日本化学会, 一般発表, 共著者

  • ペロブスカイト単結晶相構築のための自己組織化単分子層修飾下地基板の作製

    高張真美・足達日和・亀岡ゆり・近藤敏啓, 国内, 2022年03月, 第102春季年会, オンライン, 日本化学会, 一般発表, 共著者

  • Construction of Structure-Controlled MAPbBr3 Perovskite Structure Thin Film on Self-Assembled Monolayer Modified Au Single-Crystal Substrate

    高張真美・近藤敏啓, 国外, 2021年12月, Pacifichem2021, オンライン, 日本化学会, 一般発表, 共著者

  • ペロブスカイト単結晶相下地基板のための自己組織化単分子層の構築

    高張真美・足達日和・近藤敏啓, 国内, 2021年09月, 2021年電気化学秋季大会, オンライン, 電気化学会, 一般発表, 共著者

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 正極上の堆積物分析による高酸化耐性正極の設計指針確立

    近藤 敏啓, 先端的低炭素化技術開発特別重点技術領域次世代蓄電池 , 国立研究開発法人 科学技術振興機構, 2021年度, 12,000千円

  • 正極上の堆積物分析による高酸化耐性正極の設計指針確立

    近藤 敏啓, 先端的低炭素化技術開発特別重点技術領域次世代蓄電池 , 国立研究開発法人 科学技術振興機構, 2020年度, 9,500千円

  • ①種々のその場測定法を用いた非水溶液中の電極活物質開発、②Liデンドライト基礎学術構築分析(EQCMによる基礎解析)

    受託研究, 近藤 敏啓, 先端的低炭素化技術開発特別重点技術領域次世代蓄電池 , (国研)科学技術振興機構, 2019年度, 13,738千円

  • 種々のその場測定法を用いた非水溶液中の電極活物質開発

    受託研究, 近藤敏啓, 先端的低炭素化技術開発特別重点技術領域次世代蓄電池, 科学技術振興機構, 2018年度, 15,432千円

  • 異種金属上に形成した貴金属超薄層触媒の構築過程の追跡とその3D活性サイトの探索

    新学術領域研究(研究課題提案型), 近藤 敏啓, 科学研究費補助金特定領域研究「3D活性サイト科学」, 日本学術振興会, 2015年度, 2,500千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本表面科学会電極表面科学研究部会, 会長,2014年04月 - 現在, 国内

  • 日本化学会, 幹事(監査),2017年04月 - 現在, 国内

  • 日本表面科学会, 委員,2013年04月 - 現在, 国内

  • 電気化学会, 幹事(監査),2013年02月 - 2015年01月, 国内

  • 日本化学会, 委員,2010年06月 - 2012年04月, 国内

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