佐々木 成江

SASAKI Narie

職名

特任教授

所属

グローバル女性リーダー育成研究機構 ジェンダード・イノベーション研究所

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • ミトコンドリア核様体、ミトコンドリアヒストン様タンパク質、DNA複製と転写

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 生体内において、ミトコンドリアDNA(mtDNA)は、タンパク質により高次に組織化された、ミトコンドリア核構造をとっている。このミトコンドリア核の主要構成タンパク質は、HMG-boxを持つ塩基性タンパク質であり、細胞核におけるヒストンと似た働きをしていると考えられている。このミトコンドリア核が、複製・転写・修復の場であり、mtDNAの機能的なユニットとなっている。実際に、真正粘菌から単離したミトコンドリア核は、in vivoでのDNA・RNA合成能を保持する。我々は、このmtDNAの機能的ユニットであるミトコンドリア核の構成タンパク質を解析することで、そこに含まれる新規のmtDNA機能制御因子の探索、同定、機能解析を行っている。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 本研究で網羅的にミトコンドリア核様体構成タンパク質を同定すれば、ヒトを含めたmtDNAの機能制御機構の全貌解明が実現できる。生体内でmtDNAは、活性酸素などの変異要因に曝され、非常にストレスを受けやすい環境にあり、その変異は、ミトコンドリア病や糖尿病、癌などの疾患の他に、老化などにも関わっている。本研究の進展により、未だ解明されていないmtDNAの修復機構、原因遺伝子の同定、さらに、その治療方法の発見や予防へと繋がっていくことが期待できる。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 本大学には、生命系や心理系の多くの先生方がおり、
    遺伝カウンセリングコースの学生は、多彩な視点から学ぶことができます。また、初心者の方でもきちんと学べるように、基礎的な学問の授業を充実させております。遺伝カウンセラーにご興味のおありの方は、安心していらしてください。

学歴 【 表示 / 非表示

  • お茶の水女子大学, 理学部, 生物学科, 大学, 1993年04月, 卒業, 日本国

  • 東京大学大学院, 理学系研究科, 植物学専攻, 大学, 1995年03月, 修了, 日本国

  • 東京大学大学院, 理学系研究科, 生物科学専攻, 大学, 1998年03月, 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(理), 1998年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • グローバル女性リーダー育成研究機構 ジェンダード・イノベーション研究所,特任教授,2022年04月 - 継続中

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 新ミトコンドリア学

    ミトコンドリア核の特性, 共立出版, 2001年11月, 佐々木成江、黒岩常祥, 内海耕造・井上正康, 教科書, 74-80

論文 【 表示 / 非表示

  • Identification and Characterization of a novel mitochondrial histone-like protein in Physarum polycephalum

    Plant Morphol., 2004年, Sasaki, N, 総説, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Transient posttranslational up-regulation of telomerase activity during megakaryocytic differentiation of K562 cells

    Biochem. Biophys. Res. Commun., 2004年, Nakatake M., Sasaki N., Murakami-Murofushi K., Yamada O., 総説, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Architectural Role of Mitochondrial Transcription Factor A in Maintenance of Human Mitochondrial DNA

    Mol. Cell. Biol., 2004年, Kanki, T., Ohgaki, K., Gaspari, M., Gustafsson, C.M., Fukuoh, A., Sasaki, N., Hamasaki, N., and Kang, D., 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Mitochondrial Nucleoid and Transcription Factor A

    Ann N Y Acad Sci, 2004年, Kanki, T., Nakayama, H., Sasaki, N., Takio, K., Alam, T.I., Hamasaki, N., and Kang, D., 総説, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • A Novel Pyrazolone, 4, 4-Dichloro-1-(2, 4-Dichlorophenyl)-3-Methyl-5-Pyrazolone, as a Potent Catalystic Inhibitor of Human Telomerase

    Biochem. Biophys. Res. Com., 2004年, Kakiuchi, Y., Sasaki, N., Satoh-Masuoka M, Murofushi, H., Murakami-Murofushi, K., 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • ミトコンドリア核の特性とミトコンドリアDNAの進化

    細胞工学, 2005年, 佐々木成江、黒岩常祥, 共著者, 総説・解説(学術雑誌)

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 高次ミトコンドリア核様体内におけるミトコンドリアDNAの複製様式

    佐々木成江、伊藤喜重、神吉智丈、康東天、黒岩常祥、室伏きみ子, 国内, 2005年09月, 日本植物学会第69回大会, 富山大学, 日本植物学会, 一般発表, 第一発表者

  • 真正粘菌の高次ミトコンドリア核様体を構築する新規ミトコンドリアヒストン様タンパク質の機能解析

    佐々木成江、黒岩晴子、黒岩常祥、室伏きみ子, 国内, 2005年07月, 第5回日本タンパク質科学会年会, 福岡, 日本タンパク質科学会, 招待講演, 第一発表者

  • ミトコンドリアヒストン様タンパク質Glomの機能ドメインの解析

    佐々木成江、小林玉喜、坂元明日香、黒岩常祥、室伏きみ子, 国内, 2002年09月, 日本植物学会第66回大会, 京都, 日本植物学会, 一般発表, 第一発表者

  • IDENTIFICATION AND CHARACTERIZATION OF A NOVEL MITOCHONDRIAL HISTONE-LIKE PROTEIN FROM SLIME MOLD PHYSARUM POLYCEPHALUM

    佐々木 成江、室伏 きみ子、黒岩 常祥, 国外, 2001年12月, 日本分子生物学会第24回大会, 横浜, 日本分子生物学会, 招待講演, 第一発表者

  • 高次ミトコンドリア核構造内におけるDNAの機能発現のメカニズム-新規ミトコンドリアヒストン様タンパク質(Glom)の機能解析

    佐々木 成江、高野 博嘉、室伏 きみ子、黒岩 晴子、黒岩 常祥, 国内, 2001年09月, 日本植物学会第65回大会, 東京, 日本植物学会, 一般発表, 第一発表者

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研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • 平瀬賞

    日本植物形態学会, 佐々木成江, 真正粘菌における新規ヒストン様タンパク質Glomの解析, 2004年09月, 国内

  • 保井・黒田奨学基金

    お茶の水女子大学, 佐々木成江, 新規ミトコンドリアヒストン様タンパク質の同定と機能解析, 2003年11月, 国内

  • 湯浅年子記念奨学基金

    お茶の水女子大学, 佐々木成江, ミトコンドリア核様体の研究, 2002年11月, 国内

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 高次ミトコンドリア核様体の分子構築とDNA機能発現制御のメカニズム

    若手研究(B), 2006年度, 1,700千円

  • 高次ミトコンドリア核様体の分子構築とDNA機能発現制御のメカニズム

    若手研究(B), 2005年度, 1,900千円

  • 高次ミトコンドリア核を形成する新規タンパク質による1ゲノム遺伝子セットの発現制御

    特別研究員奨励費, 2002年度, 1,200千円

  • 高次ミトコンドリア核を形成する新規タンパク質による1ゲノム遺伝子セットの発現制御

    特別研究員奨励費, 2001年度, 1,200千円

  • 高次ミトコンドリア核を形成する新規タンパク質による1ゲノム遺伝子セットの発現制御

    特別研究員奨励費, 2000年度, 1,200千円

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