小林 誠 Kobayashi Makoto
|
|
研究内容 【 表示 / 非表示 】
-
国際関係の基本構造が,グローバリゼーションによってどのように変化しているのかを、構造的・歴史的に解明したい。とりわけ、政府間関係としての国際関係が多層化し、市民社会が国境を越えて萌芽的に形成されているjことに注目する。同時に、脱領域的権力が構成され、組織的暴力のあり方が変容し、ポストモダンな戦争が繰り広げられることに注視したい。
教育内容 【 表示 / 非表示 】
-
グローバリゼーションjが国家と国際関係をどのように変え、このために地球市民として生きる私たちのあり方はいかにあるべきかを学生とともに考察したい。これまでの平和と暴力の関係の考察の枠組みを超えた柔軟な発想を大切にしたい。
将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示 】
-
国家権力は地域のガヴァナンスを追求する領域的権力として構成されてきた。だが脱領域的な権力が構成されることを、先進国・途上国の中央・周辺関係の再編として実証的に考察したい。紛争、貧富や機会の格差、知識やイデオロギーの高よりといった広範な研究分野との接合が可能であり、共同研究を多様な形で進めている。
受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示 】
-
これまでの知識を思い切って組み替え、自分の認識枠組みを大胆に更新する試みが求められています。問題解決型のアプローチだけでなく、問題の所与を問い直す批判的なアプローチも重視しましょう。
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
-
人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 人間科学系,教授,2012年04月 - 2015年03月
-
基幹研究院 人間科学系,教授,2015年04月 - 継続中
-
人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 ジェンダー学際研究専攻,2012年04月 - 2015年03月
-
人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ジェンダー学際研究専攻,2015年04月 - 継続中
-
人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 ジェンダー社会科学専攻,2012年04月 - 2015年03月
担当科目 【 表示 / 非表示 】
-
2024年度
学術著書・訳書 【 表示 / 非表示 】
-
『グローバル・ポリティクス』
有信堂, 2000年10月, 小林誠・遠藤誠治, 調査報告書
-
『批判的安全保障論』
「テロリズムの夜明け、リアリズムの黄昏」, 法律文化社, 2022年01月, 小林 誠, 南山 淳・前田 幸男, 学術書, 213-229
-
『統合と分離の国際政治経済学』
ナカニシヤ出版, 2004年04月, 関下稔・小林誠, 調査報告書
-
『戦後日本政治と平和外交--21世紀アジア共生時代の視座--』
「ソフトな戦争とハードな戦争--グローバリゼーションの中の日本外交--」, 法律文化社, 2007年12月, 小林誠, 進藤榮一・水戸孝道, 調査報告書, 160-168
-
『グローバリゼーションと人間の安全保障』
「グローバリゼーションと国際政治(1)--権力の領域化と脱領域化」, 日本評論社, 2007年07月, 小林誠, 大久保史郎, 調査報告書, 55-72
論文 【 表示 / 非表示 】
-
「国際政治学の問題設定――駆け抜ける権力をどう捕捉するか――」
『世界』, 7号(頁24 - 40), 2016年07月, 小林 誠, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
「アンティリアリズムのパワー・サイト――国際政治における国家と社会――」
『国際法外交雑誌』, , 1999年02月, 小林誠, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
「システム特性としてのグローバル・テロリズム――柔らかい恐怖について」
『現代思想』, , 2003年03月, 小林誠, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
「延長された機器、封じられた政治変動――キューバ・ミサイル危機から中米紛争への奇跡――」
『年報政治学』, 2号(頁162 - 180), 2013年01月, 小林 誠, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示 】
-
「人道的介入のためのスタンダード」
『アソシエ』, 2005年, 小林誠, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
-
「ポストナショナルな世界配置について」
『アソシエ』, 2005年, 小林誠, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
-
"The Hierarchy of Global Governance: a Metaphor for the Imperial Machine"
Ritsumeikan International Affairs, 2005年, Makoto Kobayashi, 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
-
"A Pacific Century as an Alternative Conceptual Model: Provocative Suggenstions from Japan"
Korean Review of Internatinal Studies, 2004年, Makoto Kobayashi, 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
研究発表 【 表示 / 非表示 】
-
「戦争のためのリベラル・デモクラシー教程」
小林誠, 国内, 2008年04月, , 国際関係思想・研究ネットワーク第5回研究会, 専修大学, 国際関係思想・研究ネットワーク, 招待講演, 共著者
-
「東アジア共通外交の条件」
小林誠, 国内, 2007年03月, , 欧州連合(EU/ECC)50周年シンポジウム, 日欧産業協力センター, 国際アジア共同体学会、日欧産業協力センター, 招待講演, 共著者
-
「日本外交の新しいかたち」
小林誠, 国内, 2004年07月, , 政策シンポジウム:アジア共生の公共政策をデザインする, 専修大学, 公共政策研究会、生活経済政策研究会、アジア共同体研究会、日中関係学会、東北アジア研究会, 招待講演, 共著者
-
"A Pacific Century as an Alternative Conceptual Model: Provocative Suggestions from Japan"
Makoto Kobayashi, 国内, 2003年11月, , The Six University Symposium "Can We Really Architect a Pacific Centurty?", Ritsumeikan University, Ritsumeikan University, 招待講演, 共著者
-
「東北アジア地域冷戦からの離脱のために」
小林誠, 国内, 2003年02月, , 特別国際シンポジウム「21世紀北東アジア平和構築と地域協力――新たな情勢と日本の役割――」, 立命館大学, 立命館大学国際地域研究所, 招待講演, 共著者
外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示 】
-
「権力の脱領域的再編と暴力行使の新たな形態」
基盤研究(C), 2007年度, 1,900千円
-
「権力の脱領域的再編と暴力行使の新たな形態」
基盤研究(C), 2008年度, 900千円
-
「米国・キューバ関係(1962~68年)に見る中央部冷戦と周辺部冷戦の交錯」
基盤研究(C), 2005年度, 700千円
-
「米国・キューバ関係(1962~68年)に見る中央部冷戦と周辺部冷戦の交錯」
基盤研究(C), 2004年度, 1,100千円
-
「米国・キューバ関係(1962~68年)に見る中央部冷戦と周辺部冷戦の交錯」
基盤研究(C), 2003年度, 1,300千円
学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示 】
-
日本平和学会
2008年02月 - 2010年02月,委員, 国内
-
国際法学会
2007年04月 - 2010年03月,その他, 国内
公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示 】
-
討論、岸本聡子[地域とグローバルをつなげる多様なリーダーシップ」
2023年06月, お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所
-
「喜ばしい領域侵犯、嘆かわしい領域侵犯」、TRiSTAR D&I講座 Day2
2023年04月, TRiSATR 世界で活躍できる研究者戦略育成事業
-
討論、第51期十大学合同セミナー教授講演会
2023年04月, 第51期十大学合同セミナー
-
「テロリズムがやってくる――新しい脅威はどう生まれるのか」
2016年07月, 日本国際連合学生連盟