杉野 勇

SUGINO Isamu

職名

教授

所属

基幹研究院 人間科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 人間発達科学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 人間発達科学専攻

文教育学部 人間社会科学科

主担当学科

文教育学部人間社会科学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻応用社会学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻社会学・社会政策領域

URL

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 確率的オンラインパネル

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 確率的オンラインパネルを構築し,その利点や運用上の課題,パネルの特徴などについての情報を収集している。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 社会調査士資格カリキュラムの入門授業,専門社会調査士カリキュラムの多変量解析演習,社会科学方法論についての演習,社会学理論と隣接科学を学ぶ為の演習.

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 社会調査の方法論的検討を行っていく。日本弁護士連合会の弁護士活動の経済的基盤に関する調査データについて,法律専門職のジェンダー平等の観点から研究と発表を行っていく。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 私たちは、しつけや教育などの「社会化socialization」を経なければ、きちんとした「社会人」になれません。その意味で「規範」や「常識」を内面化(internalization)することはとても重要です。しかし同時に、そうした規範や常識を対象化してよく考えてみることも極めて重要です。自分達の手が直接届く範囲の割合はますます小さくなり、メディアなどによる情報や疑似体験に否が応にも巻込まれざるを得ない。その中で、経験的・実証的な証拠や事実に基づいて(evidence-based)、かつ論理的・分析的に思考をする(logical, critical thinking)ということの重要性、言い換えれば,調査やデータについての感覚を鋭くする事(research literacyの修得),社会科学的方法論・認識論について考える事の意義は強調し過ぎることはありません。他方で、規範や常識、趣味嗜好・選好(preference)の社会的定式は、自分のアイデンティティと呼ばれるものを形成する要因でもあります。社会の理解と自己の理解が表裏一体であることの淋しさと面白さを共に実感することが大切です。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 東京大学大学院, 社会学研究科, 社会学専攻, 大学院(修士課程), 1994年03月, 修了, 日本国

  • 東京大学大学院, 人文社会系研究科, 社会文化研究専攻, 大学院(博士課程), 1997年03月, 単位取得満期退学, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学士, 東京大学, 1992年03月

  • 修士(社会学), 東京大学大学院, 1994年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 人間科学系,准教授,2012年04月 - 2015年03月

  • 基幹研究院 人間科学系,准教授,2015年04月 - 2017年03月

  • 基幹研究院 人間科学系,教授,2017年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 人間発達科学専攻,2012年04月 - 2015年03月

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 人間発達科学専攻,2015年04月 - 継続中

全件表示 >>

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 人文・社会 / 社会学, 社会学(含社会福祉関係)

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 無作為抽出ウェブ調査の挑戦

    法律文化社, 2024年01月, 杉野 勇・平沢 和司, 教科書・概説・概論

  • 入門・社会統計学――2ステップで基礎から〔Rで〕学ぶ

    法律文化社, 2017年04月, 杉野 勇, 教科書・概説・概論

  • 現代日本の紛争過程と司法政策――民事紛争全国調査2016-2020

    紛争ピラミッドの12年――接触と紛争を発生させるものは何か, 東京大学出版会, 2023年02月, 杉野 勇, 佐藤 岩夫・阿部 昌樹・太田 勝造, 学術書, 27-42

  • 入門・社会調査法――2ステップで基礎から学ぶ〔第4版〕

    法律文化社, 2021年04月, 轟亮・杉野勇・平沢和司, 轟亮・杉野勇・平沢和司, 教科書・概説・概論

  • 法の経験的社会科学の確立に向けて

    定性的社会科学の新たな展開と課題――質的比較分析と過程追跡, 信山社, 2019年03月, 杉野 勇, ダニエル H フット・濱野 亮・太田 勝造(編), 学術書, 501-530

全件表示 >>

論文 【 表示 / 非表示

  • 弁護士への信頼と選択

    法と社会研究, 9号(頁113 - 155), 2024年03月, 村山 眞維・太田 勝造・ダニエル H フット・杉野 勇・飯 考行・石田 京子・森 大輔・椛嶋 裕之, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • 無作為抽出者を対象としたミックスモード調査の可能性――ウェブ法と郵送法の比較を中心に

    現代社会学研究, 北海道社会学会, 36巻(頁77 - 93), 2023年05月, 平沢 和司・杉野 勇・歸山 亜紀, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Social Movements as Networks of Meanings: Constructing a Mental Map of the 2012 Antinuclear Movement Campaign in Japan

    Economic and Social Changes: Facts, Trends, Forecast, , 12巻5号(頁158 - 174), 2019年10月, NOMIYA Daishiro, SUGINO Isamu, MURASE Risa, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • 家族をめぐる司法化可能問題と問題のクラスター

    法政理論, , 46巻4号(頁140 - 168), 2014年04月, 杉野 勇, 原著, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著

  • 紛争行動インターネット調査の基本集計 2

    法政理論, , 2009年09月, 田巻帝子・前田智彦・杉野勇・南方暁・村山眞維, 原著, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 共著者

全件表示 >>

その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • 弁護士の所得の10年間の変化

    自由と正義(臨時増刊号), 72巻8号(頁140 - 143), 2021年07月, 杉野 勇, 原著, 単著, 査読なし, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)

  • 回答状況の傾向

    自由と正義(臨時増刊号), 72巻8号(頁24 - 27), 2021年07月, 杉野 勇, 原著, 単著, 査読なし, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)

  • 特集によせて――インターネット上での社会調査を再考する

    社会学評論, 71巻1号(頁18 - 28), 2020年06月, 杉野勇・小内透, 原著, 第一著者相当, 査読なし, 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)

  • [書評]金子勇著『社会分析――方法と展望

    現代社会学研究, 2010年06月, 杉野勇, 原著, 単著, 査読なし, 書評論文,書評,文献紹介等

  • [書評]太郎丸博編著『フリーターとニートの社会学』

    社会政策研究, 2008年05月, 杉野勇, 原著, 単著, 査読なし, 書評論文,書評,文献紹介等

全件表示 >>

その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 『セクシュアル・ハラスメント等人権侵害実態調査(平成23年度 教職員用)調査結果の概要』

    2013年03月, お茶の水女子大学セクシュアル・ハラスメント等人権委員会, 単著

  • 外見に関する行動・意識と格差との関係――首都圏男女の調査報告書

    Ⅰ 4. 階層の操作的定義 Ⅳ 1. 階層の概況2009年03月, 杉野勇, 坂本佳鶴恵, 調査報告書

  • ライフコース・ライフスタイルから見た社会階層(2005年SSM調査シリーズ9)

    仕事と家庭のコンフリクトの規定因とその波及効果, 2005SSM調査研究会, 2008年03月, 杉野勇, 中井美樹・杉野勇, 科研費報告書

  • 法化社会における紛争処理と民事司法 ワーキングペーパー第2集

    Legal Problems and Their Resolution: Disputing Behaviour in Japan2008年01月, Murayama, Masayuki, Satoshi Minamikata, Ryo Hamano, Keiichi Ageishi, Ichiro Ozaki, and Isamu Sugino, 科研費報告書

  • 法化社会における紛争処理と民事司法 ワーキングペーパー第2集

    Legal Problems and Their Resolution: Disputing Behaviour in Japan2008年01月, Murayama, Masayuki, Satoshi Minamikata, Ryo Hamano, Keiichi Ageishi, Ichiro Ozaki, and Isamu Sugino, 科研費報告書

全件表示 >>

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 確率的オンラインパネル構築の試み(1)――プロジェクト概要と応答者の分析

    杉野 勇, 国内, 口頭発表(一般), 2023年10月, 2023年10月08日2023年10月09日, 日本社会学会第96回大会, 立正大学品川キャンパス, 日本社会学会, 一般発表, 第一発表者

  • 確率的オンラインパネル構築の試み(3)――ウィズコロナ、アフターコロナの生活

    轟 亮・杉野 勇, 国内, 口頭発表(一般), 2023年10月, 2023年10月08日2023年10月09日, 日本社会学会第96回大会, 立正大学品川キャンパス, 日本社会学会, 一般発表, 共著者

  • Withコロナ時代の日米価値観調査の分析(3)――人々は社会の為に個人の自由や権利を犠牲にするか

    杉野 勇, 国内, 口頭発表(一般), 2022年11月, , 日本社会学会第95回大会, 追手門学院大学, 日本社会学会, 一般発表, 第一発表者

  • ミニシンポジウム⑤(弁護士への信頼と選択)一般市民からの弁護士イメージの特徴

    杉野 勇, 国内, 口頭発表(一般), 2022年05月, , 日本法社会学会2022年度学術大会, 成蹊大学, 一般発表, 第一発表者

  • ウェブ先行の逐次型複合モード調査(2)――多文化共生態度へのワーディング効果

    杉野 勇, 国内, 2021年11月, , 日本社会学会第94回大会, 日本社会学会, 一般発表, 第一発表者

全件表示 >>

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 新型コロナ感染症のインパクトを適切に解明する確率的オンラインパネルの開発

    基盤研究(A), 杉野 勇, 科学研究費助成事業, 日本学術振興会, 2024年度, 5,000,000千円

  • 新型コロナ感染症のインパクトを適切に解明する確率的オンラインパネルの開発

    基盤研究(A), 杉野 勇, 科学研究費助成事業, 日本学術振興会, 2023年度, 5,000,000千円

  • 新型コロナ感染症のインパクトを適切に解明する確率的オンラインパネルの開発

    基盤研究(A), 杉野 勇, 科学研究費助成事業, 日本学術振興会, 2022年度, 10,100,000千円

  • 日米若年世代の価値意識の変動を解明する計量社会学研究

    基盤研究(B), 2022年度, 100,000千円

  • 日米若年世代の価値意識の変動を解明する計量社会学研究

    基盤研究(B), 轟 亮, 杉野 勇, 2021年度, 100,000千円

全件表示 >>

 

学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本社会学理論学会

    2020年08月 - 2022年09月,理事, 国内

  • 日本家族社会学会

    2019年09月 - 現在,委員, 国内

  • 一般社団法人・社会調査協会

    2018年10月 - 現在,委員, 国内

  • 日本社会学会

    2018年09月 - 2021年09月,理事, 国内

  • 日本家族社会学会

    2016年09月 - 2019年09月,委員, 国内

全件表示 >>

公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示

  • 総合学習出張講義

    2009年07月, 厚木高校

  • スペシャリストガイダンスⅡ・社会学

    2006年12月, 前橋女子高等学校

マスコミによる報道・出演・コメント等掲載 【 表示 / 非表示

  • アジア・クロスロード NHK-BS

    2008年12月05日