新名 謙二

NIINA Kenji

職名

教授

所属

基幹研究院 人文科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 比較社会文化学専攻

文教育学部 芸術・表現行動学科

主担当学科

文教育学部芸術・表現行動学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻舞踊・表現行動学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻比較社会論領域

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • スポーツ消費、時系列分析

研究内容 【 表示 / 非表示

  • スポーツ消費の時系列分析
    世界同時不況や東日本大震災等の影響により、消費支出全体が縮小する中で、スポーツに関する支出がどのように変動しているかを分析する。
    具体的には、家計調査報告のデータ分析により、特にスポーツ用品に対する支出が低下傾向にあることが見て取れるが、その動向や経済全体を表す指標との関連について、時系列分析の手法で研究を行っている。これまでの和分次数の検定により、GDPと関連があるスポーツ支出はスポーツ用具への支出のみであることを明らかにしていた。2013年度の研究により、GDPとスポーツ用具への支出との間には共和分関係がないことが明らかになった。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • コア科目においては、実技科目で必修科目である「スポーツ健康実習」の担当者として、前期は共通フィットネスを2コマ、後期は球技種目を2コマ担当した。選択科目の「生涯スポーツ」では、後期にバドミントンを1コマ担当した。授業担当以外に、火・木曜日の曜日担当者として実技関係授業の雑務を担当した。
    学部専門科目においては、「体育原理」、「スポーツ文化論演習」、「保健体育科教育法1」、「球技」を担当した。また、卒業論文の指導を通じて、スポーツ及び舞踊分野におけるマネジメントの考え方を学生に対して指導した。
    卒業論文は3名の指導を行った。卒業論文の分野は下記の通りである。
    スポーツ施設の運営に関する研究(1)
    舞踊公演のマーケティングに関する研究(1)
    スポーツ種目の普及に関する研究(1)

    大学院博士前期課程においては「現代スポーツ論特論」、「スポーツマネージメント演習」の授業を担当した。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • スポーツ消費を説明する経済モデルの構築
    国家レベルのスポーツマネジメントの比較研究

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • スポーツマネジメントの分野は現在多くの大学において取り組みが始まっている注目すべき分野です。残念ながら、スポーツマネジメントに関わる女性の数はまだまだ少数です。スポーツに興味を持っている人が集まることを期待します。

学位 【 表示 / 非表示

  • 修士(教育学), 東京大学, 1991年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 文化科学系,教授,2013年04月 - 2015年03月

  • 基幹研究院 人文科学系,教授,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 比較社会文化学専攻,教授,2013年04月 - 2015年03月

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻,教授,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 比較社会文化学専攻,教授,2013年04月 - 2015年03月

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学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • スポーツの経済学

    杏林書院, 1999年07月, 池田勝、守能信次編集 池田勝、市橋秀夫、佐々木康、高橋義雄、仲澤眞、永松昌樹、新名謙二、間野義之, 教科書・概説・概論

  • ヘルスプロモーションの経済評価

    Economic Impact of Worksite Health Promotion., サイエンティスト社, 1995年, 山崎利夫、新名謙二、萩裕美子, Joseph P. Opatz ed., 学術書, 61-142

  • スポーツマーケティング 交換過程の経営

    SPORT MARKETING Managing the Exchange Process, 道和書院, 2000年, 大鋸順ほか, George R. Milne and Mark A. McDonald, 学術書, 99-146

論文 【 表示 / 非表示

  • スポーツ消費支出とGDPの共和分分析

    人文科学研究, , 10巻(頁137 - 144), 2014年03月, 新名謙二, 原著, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著

  • 日本におけるスポーツ消費支出とGDPとの関連について

    お茶の水女子大学人文科学研究, , 2013年03月, 新名謙二, 原著, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著

  • 距離減衰モデルを用いた公共スポーツ施設利用者の地理的分布 -公共スポーツ施設A体育館の利用頻度レベルに着目して

    スポーツ産業学研究, , 2009年09月, 庄子博人、新名謙二、間野義之、中村好男, 資料, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • The Frequency Pattern of Members’ Use of Fitness Clubs.

    お茶の水女子大学人文科学紀要, , 2002年, 新名謙二, 原著, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著

  • フィットネスクラブの分布と人口との関連

    体育・スポーツ経営学研究, , 1997年, 新名謙二, 資料, 研究論文(学術雑誌), 単著

その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • 「学びに向かう力」を高めるために求められること

    児童教育, 32巻(頁11 - 14), 2022年02月, 新名 謙二, 資料, 単著, 査読なし, その他

  • オリンピックと幼児期のスポーツ

    幼児の教育, 119巻3号(頁34 - 37), 2020年07月, 新名 謙二, 資料, 単著, 査読なし, その他

  • 社会体育内容と指導 総合型地域スポーツクラブの可能性

    女子体育, 45巻2号(頁44 - 47), 2003年, 新名謙二, 資料, 単著, 査読なし, その他

  • 認定講座ダンスムーブメント 体育・スポーツ経営とマーケティング

    女子体育, 44巻6号(頁49 - 53), 2002年, 新名謙二, 資料, 単著, 査読なし, その他

  • お茶の水女子大学生の体力の変化-10年間の測定結果から-

    お茶の水女子大学人文科学紀要, 2000年, 新名謙二、川端雅人, 資料, 共著者, 査読なし, 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)

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その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 新しい大学保健体育のあり方と教育内容、FDプログラムの開発に関する研究 平成6年度科学研究費補助金総合研究(A)研究成果報告書

    1995年, 小林寛道, 科研費報告書, 共著

研究発表 【 表示 / 非表示

  • The location strategies for fitness clubs

    Kenji Niina, 国外, 1996年10月, , 4th European Congress on Sport Management, Montpellier, France, European Association for Sort Management, 一般発表, 第一発表者

  • The Frequency Pattern of Members Use of Fitness Clubs.

    Kenji Niina, 国外, 1998年09月, , 6th Congress of the European Association for Sport Management, Madeira, Portugal, European Association for Sort Management, 一般発表, 第一発表者

  • A Geographical Analysis on the Membership Duration in a Fitness Club.

    Kenji Niina, 国外, 2001年09月, , 9th Congress of the European Association for Sport Management, Vitoria-Gasteiz, Spain, European Association for Sort Management, 一般発表, 第一発表者

  • Forecasting the Consumer Expenditure on Sport in Japan. -Applying Univariate Time Series Modeling-

    Kenji Niina, 国外, 2006年08月, , Asian Association for Sport Management 2006 Conference, Tokyo, Asian Association for Sport Management, 一般発表, 第一発表者

  • The Relationship between the Consumer Expenditure on Sport and the GDP in Japan.

    Kenji Niina, 国外, 2007年09月, , 15th Congress of the European Association for Sport Management, Turin, Italy, European Association for Sort Management, 一般発表, 第一発表者

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 地理学的手法を応用したスポーツ施設経営戦略決定支援システムの開発に関する研究

    奨励研究(A), 1998年度, 500,000千円

 

学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本スポーツ産業学会スポーツマネジメント分科会

    1999年04月 - 2005年03月,委員, 国内

  • 日本体育学会

    2001年04月 - 2005年03月,委員, 国内

  • 日本スポーツ産業学会スポーツマネジメント分科会

    2005年04月 - 2008年03月,委員, 国内

  • 体育学研究

    2007年04月 - 2009年03月,副委員長, 国内

公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示

  • 会計事務管理の基礎知識

    2001年11月, 福岡県教育委員会