棚橋 訓

Tanahashi, Satoshi

職名

教授

所属

基幹研究院 人間科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 ジェンダー社会科学専攻

文教育学部 人間社会科学科

グローバル女性リーダー育成研究機構

主担当学科

文教育学部人間社会科学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科ジェンダー社会科学専攻開発・ジェンダー論コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻ジェンダー論領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 文化人類学、社会人類学、歴史人類学、ジェンダー/セクシュアリティ研究、景観研究, 文化人類学、社会人類学、歴史人類学、ジェンダー/セクシュアリティ研究、景観研究

研究内容 【 表示 / 非表示

  • オセアニア小島嶼社会に対する気候変動の影響、特に気象災害連鎖の激甚化に対する地域コミュニティのレジリエンスに関する研究(ポリネシア中部地域の環礁、プカプカを事例としたフィールドワーク)

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 文化人類学概論のほか、文化人類学の視点に依拠して、文化と環境、グローバル化/ローカル性/ジェンダー、人間と発達等の講義のほか、学部・大学院において文化人類学およびジェンダー研究領域の演習(ゼミ)を実施している。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 気候変動下のオセアニア島嶼社会におけるコミュニティ・レジリエンスの研究、その背景となる欧米および日本による植民地期の統治体制の影響に関する研究を今後重点的に進め、自然地理学、歴史生態学、ジオ考古学、土壌学等々の自然科学分野および歴史学との共同研究の途を探る計画である。研究成果はオセアニア小島嶼国家の環境・国土保全政策への積極的な貢献を目指す。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 思考と思想の柔軟性こそ宝である。未知の茨に飛び込むことを喜びとせよ。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 慶應義塾大学, 文学部, 史学科民族学考古学専攻, 大学, 1982年03月, 卒業, 日本国

  • 慶應義塾大学大学院, 文学研究科, 史学専攻民族学考古学領域, 大学院(修士課程), 1984年03月, 修了, 日本国

  • ハワイ大学マノア校(University of Hawai'i at Manoa), 社会科学部(College of Social Sciences), 人類学専攻(Department of Anthropology), 大学院(博士課程), 1989年03月, 修了, アメリカ合衆国

  • 東京都立大学大学院, 社会科学研究科, 社会人類学専攻, 大学院(博士課程), 1989年03月, 中退, 日本国

  • 東京都立大学大学院, 社会科学研究科, 社会人類学専攻, 大学院(博士課程), 2002年02月, 論文博士, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 文学士, 慶應義塾大学, 1982年03月

  • 文学修士, 慶應義塾大学大学院, 1984年03月

  • 博士(社会人類学), 東京都立大学大学院, 2002年02月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 基幹研究院 人間科学系,教授,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻,教授,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 博士前期課程 ジェンダー社会科学専攻,教授,2015年04月 - 継続中

  • 文教育学部 人間社会科学科,教授,2012年04月 - 継続中

  • グローバル女性リーダー育成研究機構 ジェンダー研究所,研究員,2015年04月 - 継続中

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • イーストウェストセンター 人口研究所,博士研究員,1986年08月 - 1989年03月

  • 北海道東海大学 国際文化学部国際文化学科比較文化専攻,専任講師,1989年04月 - 1993年03月

  • 慶應義塾大学 文学部史学科民族学考古学専攻,専任講師,1993年04月 - 1996年03月

  • ニュージーランド・オークランド大学 社会学部,訪問研究員,1993年07月 - 1993年09月

  • 慶應義塾大学 文学部史学科民族学考古学専攻,助教授,1996年04月 - 2000年03月

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研究分野 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 人類の歴史・地球の現在―文化人類学へのいざない

    放送大学教育振興会, 2007年04月, 本多俊和(スチュアート ヘンリ)、棚橋 訓、三尾裕子, 教科書・概説・概論

  • 性と出会う-人類学者の見る、聞く、語る

    講談社, 1996年02月, 松園万亀雄、須藤健一、菅原和孝、栗田博之、棚橋 訓、山極寿一, 調査報告書

  • 人類学からみた日本の植民地(立教大学アジア地域研究所 Working Papers No.5)

    立教大学アジア地域研究所, 2001年03月, 中生勝美、棚橋 訓、M.カプリオ, 調査報告書

  • 講座 世界の先住民族―ファースト・ピープルズの現在―第9巻 オセアニア

    明石書店, 2005年09月, 前川啓治、棚橋 訓, 調査報告書

  • ポストプロセス考古学の射程-ホダー理論に対する実践的リプライの試み(『民族考古』別冊特集号)

    慶應義塾大学民族学考古学研究室「民族考古」編集委員会, 1997年12月, 棚橋 訓, 調査報告書

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論文 【 表示 / 非表示

  • ギルミティヤの社会史へ-フィジーインド移民社会研究の動向

    社会人類学年報, , 1987年, 棚橋 訓, 総説, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 同性愛小考-パプアニューギニア・サンビア社会の事例から

    文化人類学(特集:性と文化表象), , 1987年, 棚橋 訓, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Use and Abuse of Demography in Microanalyses of Pacific Atoll Populations: A Critical Review.

    北海道東海大学紀要人文社会科学系, , 1990年, Tanahashi, Satoshi, 原著, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著

  • 流れとしての社会-ソロモン諸島の事例から見た還流的人口移動の諸問題

    北海道民族学会通信, , 1990年, 棚橋 訓, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • A Short Theoretical Note on Labour Market Segmentation and Circulatory Migration in Third World.

    北海道東海大学紀要人文社会科学系, , 1991年, Tanahashi, Satoshi, 原著, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • 「再生産」の「テクノロジー」を理解(しようと)すること

    F-GENSジャーナル, 2007年, 棚橋 訓, 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)

  • 性の空想、性の現実

    三田評論, 2000年, 棚橋 訓, その他

  • 読み直されるベネディクトらの業績-文化人類学の再生に向けて

    朝日新聞(夕刊、2003年1月25日、第13面), 2003年, 棚橋 訓, その他

  • ポリネシアの島に生きる

    CS通信, 2003年, 棚橋 訓, その他

  • シンポジウム:転換期における人類科学

    民族學研究, 1996年, 米山俊直、青木 保、宇田川妙子、大塚和夫、川田順造、篠原 徹、竹沢泰子、棚橋 訓、永渕康之、波平恵美子、福井勝義、山下晋司, 共著者, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

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その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 性行動・性意識・性言説に関する比較民族誌的研究と総合的解析手法の検討(平成10年度~平成12年度文部省/日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(1)研究成果報告書)

    2001年03月, 棚橋 訓, 科研費報告書

  • AERA Mook恋愛学がわかる。

    12のアプローチ⑧文化人類学-「恋愛」は簡単にはわからない, 朝日新聞社, 1999年07月, 棚橋 訓

  • 異性愛をめぐる対話

    ポリネシアで目の当たりにした、多様な「性」の原点, 飛鳥新社, 1999年11月, 棚橋 訓, 伊藤 悟、簗瀬竜太

  • AERA Mook文化学がわかる。

    若者-ポリネシア・創られた「放縦な性」のイメージ, 朝日新聞社, 2002年03月, 棚橋 訓

  • みんなで守ろう 世界の文化・自然遺産 第6巻-アフリカ2・オセアニア・南アメリカ

    学習研究社, 1994年05月, 小川英雄(監修)、日本ユネスコ協会連盟、棚橋 訓(編集協力), 教材

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • Urabon: A 52-page Universe of Japanese Pornography.

    Tanahashi, Satoshi, 国外, 1999年12月, , Japan in Hong Kong/Hong Kong in Japan Workshop, Department of Japanese Studies, University of Hong Kong, Hong Kong, China., Department of Japanese Studies, University of Hong Kong, Hong Kong, China., 一般発表, 第一発表者

  • Historicizing Landscape: The Trajectory of Japanese Colonial Development on Laura, Majuro Atoll, Marshall Islands

    Satoshi Tanahashi, Takehiro Kurosaki, Naoko Fukayama, Toru Yamaguchi, Shunji Yoshida, Hajime Kayanne, Toru Yasukochi, 国外, 2007年06月, , Session 4-2: Land-Human Interaction in Oceanic Atoll Islands, the 21st Pacific Science Congress, Okinawa Convention Center, Okinawa, Japan, The Pacific Science Association, 一般発表, 第一発表者

  • Historical Entanglement between Two Agencies, Human and Nature, Generating the Present Landscape of Laura in Majuro Atoll, Marshall Islands

    Toru Yamaguchi, Toru Yasukochi, Shunji Yoshida, Satoshi Tanahashi, Yuji Kuwahara, Kayanne Hajime, Yusuke Kai, Takehiro Kurosaki, 国外, 2007年06月, , Session 4-2: Land-Human Interaction in Oceanic Atoll Islands, the 21st Pacific Science Congress, Okinawa Convention Center, Okinawa, Japan, The Pacific Science Association, 一般発表, 共著者

  • A Human Skeletal Remain from Laura Islet in Majuro Atoll, Marshall Islands

    Shunji Yoshida, Toru Yamaguchi, Satoshi Tanahashi, Takehiro Kurosaki, Naoko Fukayama, Hajime Kayanne, Toru Yasukochi, 国外, 2007年06月, , Session 4-2: Land-Human Interaction in Oceanic Atoll Islands, the 21st Pacific Science Congress, Okinawa Convention Center, Okinawa, Japan, The Pacific Science Association, 一般発表, 共著者

  • Archaeological Investigation on Landscape History of Oceanic Atolls

    Toru Yamaguchi, Masashi Chikamori, Hajime Kayanne, Hiroya Yamano, Hiromune Yokoki, Shunji Yoshida, Satoshi Tanahashi, Hiroto Shimazaki, 国外, 2007年06月, , Session 3-3: Human Adaptation and Impacts on Islands: Advances in Pacific Rim Historical Ecology , the 21st Pacific Science Congress, Okinawa Convention Center, Okinawa, Japan, The Pacific Science Association, 一般発表, 共著者

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創作活動・製品・公演・競技・フィールドワーク等 【 表示 / 非表示

  • クック諸島及びニュージーランド・オークランド市にてポリネシア島嶼系移民アーティストの活動に関する民族誌的研究を実施(日本学術振興会科学研究費補助金による)

    2002年04月, 1ヶ月

    棚橋 訓, クック諸島、ニュージーランド・オークランド市

  • マーシャル諸島共和国マジュロ環礁にて景観史に関する文化人類学的調査を実施(日本学術振興会科学研究費補助金による)

    2006年04月, 1ヶ月

    棚橋 訓, マーシャル諸島共和国マジュロ環礁

  • ツヴァル・フナフチ環礁における景観史に関わる文化人類学的調査及びフィジー共和国南太平洋大学スヴァ校における史資料調査を実施(日本学術振興会科学研究費補助金による)

    2007年04月, 1ヵ月

    棚橋 訓, ツヴァル・フナフチ環礁、フィジー共和国

  • クック諸島及びニュージーランド・オークランド市にて太平洋芸術祭と文化的アイデンティティの形成過程に関する社会人類学的調査(日本学術振興会科学研究費補助金による)

    1999年04月, 1ヵ月

    棚橋 訓, クック諸島及びニュージーランド・オークランド市

  • クック諸島及びニュージーランド・オークランド市にてクック諸島マオリの移民経験に関する文化人類学的調査(日本学術振興会科学研究費補助金による)

    2000年04月, 1ヶ月

    棚橋 訓, クック諸島及びニュージーランド・オークランド市

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 太平洋島嶼部住民の移民経験に関する文化人類学的研究(課題番号 12571025)

    基盤研究(B), 清水昭俊, 2002年度

  • 太平洋島嶼部住民の移民経験に関する文化人類学的研究(課題番号 12571025)

    基盤研究(B), 清水昭俊, 2005年度

  • トランスナショナリズムと「ストリート」現象の人類学的研究(課題番号 18251015)

    基盤研究(A) 海外学術調査, 関根康正, 2006年度

  • トランスナショナリズムと「ストリート」現象の人類学的研究(課題番号 18251015)

    基盤研究(A) 海外学術調査, 関根康正, 2007年度

  • ローカル・センシティヴな「開発とジェンダー」研究の構築をめざして(課題番号 18310159)

    基盤研究(B), 熊谷圭知, 2006年度

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本オセアニア学会

    2001年04月 - 2003年03月,幹事(監査), 国内

  • 日本オセアニア学会

    2003年04月 - 2005年03月,評議員, 国内

  • 日本オセアニア学会

    2003年04月 - 2005年03月,理事, 国内

  • 日本文化人類学会

    2004年04月 - 2006年03月,評議員, 国内

  • 日本文化人類学会

    2004年04月 - 2006年03月,理事, 国内

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公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示

  • ジェンダー研究の現在

    2022年06月, 横浜英理女子学院高等学校, オンライン, 出前授業

マスコミによる報道・出演・コメント等掲載 【 表示 / 非表示

  • 人類の歴史・地球の現在(第15回:総括・ふたたび文化人類学へのいざない) 放送大学(UHF、CATV、CS)

    2007年07月21日

  • 人類の歴史・地球の現在(第8回:つどう―群れることで生みだす世界) 放送大学(UHF、CATV、CS)

    2007年06月02日

  • 人類の歴史・地球の現在(第5回:つくる・つかう―人とモノの関係) 放送大学(UHF、CATV、CS)

    2007年05月12日

  • 人類の歴史・地球の現在(第4回:まなぶ―「ことば」と/でつくる世界) 放送大学(UHF、CATV、CS)

    2007年04月28日

  • 人類の歴史・地球の現在(第3回:うむ―生殖をめぐる視点と問題点) 放送大学(UHF、CATV、CS)

    2007年04月21日