伊藤 貴之

ITOH Takayuki

職名

教授

所属

基幹研究院 自然科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 理学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 理学専攻

理学部 情報科学科

共創工学部 文化情報工学科

主担当学科

共創工学部文化情報工学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻情報科学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科理学専攻情報科学領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 可視化、マルチメディア、コンピュータグラフィックス、ユーザ・インタフェース

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 身の回りの情報をコンピュータ上で可視化する「情報可視化」という研究に最も力を注いでいます。例えば金融関係のITソフトウェア企業からの委託研究でクレジットカードの不正利用履歴の可視化に取り組みました。また製薬企業からの委託研究で、蛋白質の表面形状と薬物反応可能性の関係に関する研究に取り組みました。また化粧品企業との共同研究で、肌の微細特徴のコンピュータ画面上での再現に関する研究に取り組みました。
    また、音楽や画像に関する各種の研究を進めています。具体的には、大量画像の一覧表示、音楽情報の可視化などに関する研究を進めています。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 講義ではマルチメディア、画像処理、コンピュータグラフィックスなどの科目を担当しています。単に講義をするだけでなく、コンピュータ上でのプログラミングの自由課題を与えることを主な方針としています。具体的には、ホームページ制作、デジカメ撮影画像の加工、3次元コンピュータグラフィックス制作、などの自由作品を提出させることで、単に「与えられた問題を解く」だけでなく、自由な発想で技術を使いこなせる学生の育成を目指しています。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • コンピュータに蓄積された各種の情報を画面に一覧非表示する「情報可視化」という研究分野にて、既に多くの共同研究を実現しています。具体的には、原子力研究所、製薬会社、金融系IT企業、ネットワークセキュリティ関係団体、などが所有する大規模なデータを表示する目的での共同研究を実現しています。
    今後も引き続き、さまざまな業界に蓄積される大量の情報を理解するための手段として、「情報可視化」の研究に取り組み、多くの共同研究を実現したいと願っています。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 皆さんの生活をよりよくするために、情報を目に見える形で伝える「可視化」という技術を研究しています。
    また、皆さんの日常生活に欠かせない画像や音楽を、もっと使いやすく、もっと面白く、またもっと世の中の役に立つように、といった観点から新しい技術を研究しています。
    受験生の皆様と一緒に勉強ができる日を楽しみにしています。

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学), 早稲田大学, 1997年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 自然・応用科学系,教授,2012年04月 - 2015年03月

  • 基幹研究院 自然科学系,教授,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 理学専攻,2012年04月 - 2015年03月

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 理学専攻,2015年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 理学専攻,2012年04月 - 2015年03月

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • 情報通信 / 情報通信 / データベース, マルチメディア

  • 情報通信 / 情報通信 / 高性能計算, 可視化

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 可視化と科学・文化・社会

    2023年10月, 学術書

  • Knowledge Visualization Currents: from Text to Art to Culture

    Springer, 2012年01月, A. Hayashi, T. Itoh, M. Matsubara, 学術書

  • 「シミュレーション辞典」, VII「可視化」, 「情報可視化」

    コロナ社, 2011年01月, 伊藤貴之, 学術書

  • 「立体映像技術-空間表現メディアの最新動向-」, 第2部第8章3「CAE分野」

    シーエムシー出版, 2008年01月, 伊藤貴之, 学術書, 239-242

  • CGとビジュアルコンピューティング入門

    サイエンス社, 2006年09月, 伊藤貴之, 教科書・概説・概論

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論文 【 表示 / 非表示

  • SingDistVis: interactive Overview+ Detail visualization for F0 trajectories of numerous singers singing the same song

    2024年03月, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • コロナ禍における近接者ネットワークをもとにした人流の可視化

    2023年09月, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Multidimensional Data Visualization Applying a Variety-Oriented Scatterplot Selection Technique

    2023年01月, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • 印象評価にもとづくアノテーション作業の半自動化を支援する可視化システム

    2022年11月, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • パッシブRFIDタグ検知とリーダ移動の履歴からタグの空間位置を推定する物探し支援システム

    2022年06月, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • ソーシャルメディアの可視化

    可視化情報学会誌, 41巻1号(頁23 - 27), 2021年, 伊藤, 原著, 単著, 査読なし, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 女子大学からみる情報系女子学生の進路事情

    学術の動向, 2021年, 伊藤, 原著, 単著, 査読あり, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 女子大学におけるIT産業への進路事例

    人工知能学会誌, 35巻5号(頁606 - 612), 2020年09月, 伊藤, 原著, 単著, 査読あり, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 機械学習の説明責任のための情報可視化技術

    ネイチャーインタフェイス, 79巻(頁16 - 19), 2020年08月, 伊藤, 原著, 単著, 査読あり, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 高次元データ可視化のための次元選択

    日本オペレーションズ・リサーチ学会, Vol. 63巻No. 1号(頁6 - 12), 2018年01月, 伊藤, 原著, 単著, 査読あり, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • ダンスモーションの反復練習の可視化とその有効性の検証

    川西, 土田, 伊藤, 国内, 2022年03月, , インタラクション2022, 一般発表, 共著者

  • サーベイの効率向上のための学術文献データの可視化

    高, 中澤, 伊藤, 国内, 2022年03月, , 映像表現・芸術科学フォーラム2022, 一般発表, 共著者

  • J-POPボーカルの音高別発声時間の分析と可視化

    松本, 伊藤, 国内, 2022年03月, , 映像表現・芸術科学フォーラム2022, 一般発表, 共著者

  • Towards the 3D reconstruction from illustration images

    沈, 伊藤, 国内, 2022年03月, , 映像表現・芸術科学フォーラム2022, 一般発表, 共著者

  • 多様なジャンルに伴奏を差し替えた歌唱曲の印象評価の試み

    伊藤, 胡, 伊藤, 国内, 2022年03月, , 映像表現・芸術科学フォーラム2022, 一般発表, 第一発表者

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研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • ソフトウェア科学会基礎研究賞

    伊藤貴之, 2023年09月, 国内

  • 可視化情報学会学会賞(論文賞)

    伊藤貴之, 2023年07月, 国内

  • 芸術科学会論文誌論文賞

    天野幹子, 佐藤周平, 伊藤貴之, 2022年11月, 国内

  • NICOGRAPH2022最優秀論文賞

    飯島緋理, 伊藤貴之, 2022年11月, 国内

  • WISS2021最優秀論文賞

    伊藤貴之, 第29回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ, 2021年12月, 国内

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 深層・統計学習と非平衡系物理に基づく文化と知能の進化モデルの研究

    基盤研究(B), 2022年度, 710,000千円

  • 科学的可視化と情報可視化を融合する可視化フレームワークの開発

    基盤研究(C), 2022年度, 100,000千円

  • 機械学習の訓練データ検証のための対話的可視化手法の研究

    基盤研究(C), 2022年度, 1,100,000千円

  • 機械学習の訓練データ検証のための対話的可視化手法の研究

    基盤研究(C), 2021年度, 1,100,000千円

  • 富士通, 2021年度

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 芸術科学会

    2012年04月 - 2014年09月,副会長, 国内

  • 情報処理学会音楽情報科学研究会

    2011年04月 - 2015年03月,委員, 国内

  • 情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会

    2011年04月 - 2015年03月,委員, 国内

  • 可視化情報学会ビジュアルデータマイニング研究会

    2010年04月 - 2017年03月,委員長, 国内

  • 芸術科学会論文誌

    2009年06月 - 2013年06月,副委員長, 国内

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公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示

  • コンピュータグラフィックス

    2007年06月, 浦和第一女子高等学校

マスコミによる報道・出演・コメント等掲載 【 表示 / 非表示

  • http://www.itmedia.co.jp/news/0210/25/nj00_vc_ibm.html

    2002年10月01日