土谷 真紀

TSUCHIYA Maki

職名

准教授

生年月

1981年09月

所属

基幹研究院 人文科学系

文教育学部 人文科学科

主担当学科

文教育学部人文科学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻歴史文化学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻表象芸術論領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 絵巻、物語絵画、縁起、狩野派、やまと絵

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 室町時代後期に制作された絵巻のなかでも、狩野派における絵巻制作の実態と物語絵画の表現について研究を進めてきた。現在も引き続き狩野派における絵巻制作の意義を明らかにすべく、当該時期の絵巻作例について狩野派、土佐派をはじめ画派問わず検証し、様々な画面形式の物語絵画について考察を進めている。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 担当科目
    (学部)形象分析学演習Ⅲ、形象分析学調査演習、形象分析学特殊講義、美術史学研究指導Ⅰ、博物館概論、博物館実習

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 現在は、狩野派の絵巻について更なる検証を進めているほか、室町後期における絵巻制作について分析を進めている。この時代における絵巻作例を分析し、テクストとイメージの関係を検証することを通じて、造形のあり方とその享受について考察することに注力している。近世に入ると「絵巻」という画面形式は存在し続けるものの、それまでの古代、中世における受容とは異なってくる。この転回点と目される室町後期の物語絵画の享受の有り様、「絵巻」という形式の問題について明らかにすること目指している。さらに、日本美術史全体を俯瞰し、美術と宗教との関係、近代に成立した「日本美術史」の問題、「日本美術史」を語る上でその中核となる「やまと絵」の問題などについて考察し、隣接領域との共同研究により、イメージの持つ機能とそれを生成し享受する観者との関係を明らかにすることを目指している。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • ふと周りを見渡してみると様々な造形に私たちは囲まれて暮らしています。自分がいま当たり前に感じているイメージもそれがどのような背景を持っているのか、自分が惹かれる造形とは一体どこからきているのか、あるいは受け入れることができる/できないイメージとは、自分にとって何なのか。美術史を学ぶことは、造形を起点として、それらを見ている「私」はとはいったい誰なのかという問いに行きつきます。自らの力でイメージを分析し考えることは、さらなる情報過多が見込まれる将来において皆さんの力となるはずです。そのお手伝いができればと考えています。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 学習院大学大学院, 人文科学研究科, 哲学専攻, 大学院(博士課程), 2012年03月, 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(哲学), 学習院大学大学院, 2012年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 基幹研究院 人文科学系,准教授,2015年04月 - 継続中

  • 文教育学部 人文科学科,准教授,2015年04月 - 継続中

研究分野 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 『初期狩野派絵巻の研究』

    青簡舎, 2019年03月, 土谷 真紀, 学術書

  • 『造形のポエティカ 日本美術史を巡る新たな地平』

    「釈迦堂縁起絵巻」異国場面の風俗描写をめぐって――画嚢としての絵巻, 青簡舎, 2021年03月, 土谷真紀, 佐野みどり先生古稀記念論集刊行会, 学術書, 253-276

  • 『浅草寺什宝目録 第2巻 絵画編』

    「『伝応永縁起』と『寛文縁起』の画風と画面について」, 金龍山浅草寺, 2020年03月, 土谷 真紀, 浅草寺什宝研究会, 学術書

  • 『酒飯論絵巻』影印と研究―文化庁本・フランス国立図書館本とその周辺

    『酒飯論絵巻』をめぐる基礎的検討―静嘉堂文庫美術館本との比較を中心に, 臨川書店, 2015年02月, 土谷 真紀, 伊藤 信博・クレール=碧子・ブリッセ・増尾 伸一郎, 学術書, 199-216

  • 源氏絵集成:研究篇

    「源氏物語扇面貼交屏風」について, 藝華書院, 2011年03月, 土谷 真紀・上野 友愛, 佐野 みどり, 学術書, 192-202

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論文 【 表示 / 非表示

  • 京都・廬山寺蔵「金山天王寺縁起絵巻」の画風をめぐって

    お茶の水女子大学人文科学研究, , 16巻(頁1 - 15), 2020年03月, 土谷 真紀, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 「新出の個人蔵「鞍馬蓋寺縁起絵巻」模本」

    人文, 17号(頁378 - 348), 2019年03月, 土谷 真紀, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 「法師物語絵巻」について

    国華, 1478号(頁7 - 23), 2018年12月, 土谷 真紀, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 「秀次公縁起」(京都・瑞泉寺蔵)と「関白草紙」(愛知・正法寺蔵)をめぐる一考察

    お茶の水女子大学人文科学研究, , 14巻(頁1 - 15), 2018年03月, 土谷 真紀, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 仏涅槃図

    國華, , 122巻8号(頁31 - 37), 2017年03月, 土谷 真紀, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • 「『程嬰杵臼豫譲絵巻』について」

    国華1355号(頁36 - 46), 2008年05月, 土谷 真紀, 原著, 単著, 査読あり, 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)

その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 「浅草寺縁起(応永縁起)」 「浅草寺縁起(漢文縁起)」 「墨竹図」 「貼交風炉先屏風」 「浮絵江都浅草金竜山之図」

    金龍山浅草寺, 2020年03月, 土谷 真紀, 浅草寺什宝研究会, 解説書・図録等

  • 『狩野元信』

    「釈迦堂縁起縁起絵巻」, サントリー美術館, 2017年09月, 土谷 真紀, 展示物解説・図録等, 単著

  • 『絵巻マニア列伝―六本木開館10周年記念展図録』

    「15白描絵料紙金光明経  第二巻断簡(目無経)」 「17狭衣物語絵巻断簡」「18狭衣物語絵巻断簡」 「26駒競行幸絵巻」「27矢田地蔵縁起絵巻」「44三条西実隆像紙形」「45逍遥院実隆像」「46石山寺縁起絵巻巻4」「48酒伝童子絵巻」「47地蔵堂草紙絵巻」「51誉田宗廟縁起絵巻中巻」「55硯破草紙絵巻」, サントリー美術館, 2017年03月, 土谷 真紀, 展示物解説・図録等, 単著

  • 『日本美術全集 第9巻:室町時代/水墨画とやまと絵』

    「86 祐高・中務少輔久行・巨勢行忠・善祐筆 弘法大師行状絵巻(東寺蔵)」、 「96 土佐行広筆 涅槃図(興聖寺蔵)」、「97 掃墨物語絵巻(徳川美術館蔵)」、 「100 掃部助久信筆 慕帰絵(西本願寺蔵)」、 「101 掃部助久国筆 真如堂縁起絵巻(真正極楽寺蔵)」、「102 窪田統泰筆 日蓮聖人註画讃(本圀寺蔵)」、「103 大仏縁起絵巻(東大寺蔵)」, 小学館, 2014年10月, 土谷 真紀, 島尾新責任編集, その他, 単著

  • 『徒然草―美術で楽しむ古典文学展図録』

    「33 住吉具慶画 徒然草画帖(東京国立博物館蔵)」、「35 つれづれ草画巻物(模本)(西尾市岩瀬文庫蔵)」、「39 徒然草図屏風(米沢市上杉博物館蔵)」、 「40 狩野寿信画 徒然草図屏風(板橋区立美術館蔵)」、「47海北友雪画 総持寺縁起絵巻(総持寺蔵)」、「48海北友雪画 誓願寺縁起絵(誓願寺蔵)」, サントリー美術館, 2014年06月, 土谷 真紀, 展示物解説・図録等, 単著

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 「釈迦堂縁起絵巻」異国場面の描写をめぐって―画嚢としての絵巻

    土谷真紀, 国内, 2021年07月, , 釈迦堂縁起研究会, オンライン, 釈迦堂縁起研究会, 招待講演, 第一発表者

  • 研究報告 釈迦堂縁起の仏伝

    土谷 真紀, 国内, 2019年03月, , 釈迦堂縁起研究会, 日本、京都府立大学, 釈迦堂縁起研究会, 招待講演, 第一発表者

  • 室町絵巻の記憶―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵「武蔵坊縁起絵巻」について

    土谷 真紀, 国外, 2019年03月, , チェスター・ビーティー・ライブラリー蔵絵巻絵本の最新研究, アイルランド・ダブリン, 頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム, 招待講演, 第一発表者

  • 転換期の絵巻―「秀次公縁起」(京都・瑞泉寺蔵)と「関白草紙」(愛知・正法寺蔵)をめぐって

    土谷 真紀, 国外, 2018年03月, , <文化創造の図像学―絵写本・奈 良絵本、絵入り版本とその周辺>, 名古屋(日本), 頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム, 一般発表, 第一発表者

  • 伝承絵師は何を示すのか―金山天王寺縁起絵巻を例に

    土谷 真紀, 国外, 2018年03月, , <フレームとしての超域文化学―フ レームとしての古典―>, 台北(台湾), 「中近世絵画における古典知の変成と再結晶化―話型と図様」, 一般発表, 第一発表者

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研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • 美術史学会 平成二十年度『美術史』論文賞

    美術史学会, 土谷 真紀, 2009年05月, 国内

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 中近世移行期の絵巻からみる物語表現の再検討―狩野派を起点として

    基盤研究(C), 土谷 真紀, 2020年度, 90千円

  • 中近世移行期の絵巻からみる物語表現の再検討―狩野派を起点として

    基盤研究(C), 2022年度, 400千円

  • 16世紀の社寺縁起絵巻の総合的研究

    基盤研究(C), 2022年度, 50千円

  • 16世紀の社寺縁起絵巻の総合的研究

    基盤研究(C), 2021年度, 50千円

  • 中近世移行期の絵巻からみる物語表現の再検討―狩野派を起点として

    基盤研究(C), 2021年度, 700千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 民族藝術学会

    2021年04月 - 現在,理事, 国内

公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示

  • 「はじめてのくずし字~徒然草絵巻を読んでみよう」

    2014年07月, サントリー美術館

  • 日本文化の伝承プログラム②:お伽草子絵巻を読んでみよう~はじめてのくずし字講座

    2012年10月, サントリー美術館