毛内 拡

MONAI Hiromu

職名

助教

生年月

1984年06月

所属

基幹研究院 自然科学系

ヒューマンライフイノベーション開発研究機構 ヒューマンライフサイエンス研究所

主担当学科

理学部生物学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 脳、ニューロン、グリア細胞

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 脳が生きているというのはどういうことなのでしょうか。細胞をゴマンと寄せ集めても機能は生まれません。いくらニューロンのような挙動を示す方程式を連立しても脳にはなりません。
    私は、「非シナプス的相互作用」を手がかりに、マウス生体脳からの (in vivo)イメージングや電気生理の技術を駆使して、「生体組織が機能する」際の基礎原理を探求しています。
    従来のシナプス伝達によるニューロン回路のみならず、

    ・アストロサイトのカルシウムイオン(Ca2+)上昇
    ・グリア細胞からの液性因子の放出 (グリア伝達)
    ・神経修飾物質の拡散伝達
    ・細胞外カリウムイオン(K+)濃度
    ・細胞外空間の体積変動
    ・細胞外電場
    ・脳脊髄液(CSF)循環
    ・生理活性脂質

    などなどに興味を持って研究を行なっています。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 参考・推薦図書
    工藤佳久・都筑幹夫 著 「生命科学がわかる」技術評論社
    工藤佳久 著 「神経生物学入門」朝倉書店
    工藤佳久 著 「脳とグリア細胞」技術評論社
    宮川博義・井上雅司 著「ニューロンの生物物理 第2版」丸善出版

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 生きたマウスを用いた研究を予定しています。

    理化学研究所(埼玉県和光市)で最新の機器を使って研究を行うことも可能です。
    また、理研オリンパス連携センターとの共同研究も予定しています。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 生物学の勉強が将来何の役に立つのか?
    何か直接的な資格の取得には結びつかないかもしれません。
    私は、生物や生命科学を研究することは自分を知ること、見つめ直すことだと思っています。
    生きているとはどういうことだろう、死んでしまうとはどういうことだろう。
    生命科学の勉強や研究が、皆さんの人生観が一変するような体験になって欲しいと願って止みません。
    今すぐ応用に結びつかないかも知れませんが、50年後100年後の人類の役に立つかもしれない、そんな期待を抱いて基礎研究は行われています。
    ぜひ広い視野で、長い目で、腰を据えて生物・生命科学の勉強・研究を楽しんで欲しいと思います。
    そして皆さんが卒業する頃には、家族や友人に基礎研究の素晴らしさを嬉々として語ってもらえたらこれ以上の喜びはありません。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 東京薬科大学, 生命科学部, 分子生命科学科, 大学, 卒業, 日本国

  • 東京工業大学, 総合理工学研究科, 知能システム科学専攻, 大学院(修士課程), 修了, 日本国

  • 東京工業大学, 総合理工学研究科, 知能システム科学専攻, 大学院(博士課程), 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学士(生命科学), 東京薬科大学

  • 修士(理学), 東京工業大学

  • 博士(理学), 東京工業大学

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 基幹研究院 自然科学系,助教,2018年03月 - 継続中

  • ヒューマンライフイノベーション開発研究機構 ヒューマンライフサイエンス研究所,助教,2018年03月 - 継続中

  • 理学部 生物学科,助教,2018年03月 - 継続中

  • 研究・産学連携本部 研究推進部 【教育研究部門】 文理融合AI・データサイエンスセンター,助教,2021年04月 - 継続中

  • 研究・産学連携本部 研究推進部 【基盤部門】 動物実験施設,助教,2022年04月 - 継続中

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 東京薬科大学 生命科学研究科,アソシエイトフェロー,2010年04月 - 2013年03月

  • 日本学術振興会,特別研究員 DC1,2010年04月 - 2013年03月

  • 理化学研究所 脳科学総合研究センター,アソシエイトフェロー,2012年04月 - 2013年03月

  • 理化学研究所 脳科学総合研究センター,リサーチフェロー,2013年04月 - 2018年02月

  • 東京工業大学 情報理工学院 知能情報コース,授業講師,2016年07月 - 継続中

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研究分野 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 「頭がいい」とはどういうことか−脳科学から考える

    筑摩書房, 2024年04月, 毛内 拡, 学術書

  • マリエル生命科学

    化学同人, 2023年06月, 教科書・概説・概論

  • 脳を司る「脳」

    講談社ブルーバックス, 2020年12月, 毛内 拡, 一般書・啓蒙書

  • ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました

    秀和システム, 2023年08月, 中尾 篤典・毛内 拡, 学術書

  • 天才になれる! なになに?どこどこ? なぞなぞあそび

    高橋書店, 2023年04月, 一般書・啓蒙書

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論文 【 表示 / 非表示

  • Immediate glucose signaling transmitted via the vagus nerve in gut-brain neural communication

    bioRxiv, , 2024年03月, YAMADA Serika, NATSUBORI Akiyo, HARADA Kazuki, TSUBOI Takashi, MONAI Hiromu, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Transcranial direct current stimulation alters cerebrospinal fluid-interstitial fluid exchange in mouse brain

    bioRxiv, , 2023年12月, WANG Yan, MONAI Hiromu, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Investigating Gut-Brain Neural Transmission via Real-Time Visualization of Cortex- Wide Calcium Dynamics Triggered by Intestinal Glucose Stimulation

    J Vis Exp., , 202巻, 2023年12月, YAMADA Serika, MONAI Hiromu, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Spatial frequency-based correction of the spherical aberration in living brain imaging

    Microscopy (Oxf), , 73巻1号(頁37 - 46), 2023年06月, GOHMA Aoi, ADACHI Naoya, HORIBA Daiki, YONEMARU Yasuo, NISHIWAKI Daisuke, YOKOI Eiji, HIGUCHI Kaori, UE Yoshihiro, MIYAWAKI Atsushi, MONAI Hiromu, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • Transcranial cortex-wide Ca2+ imaging for the functional mapping of cortical dynamics

    Front. in Neurosci, , 17巻, 2023年02月, YAMADA Serika, WANG Yan, MONAI Hiromu, 総説, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • -A case of RIKEN-OLYMPUS collaboration activity- A spherical aberration free microscopy system for live brain imaging

    ナノメディシン国際シンポジウム2017要旨集(頁79), 2017年10月, Y. Ue, H. Monai, K. Higuchi, D. Nishiwaki, T. Tajima, K. Okazaki, H. Hama, H. Hirase, A. Miyawaki, 原著, 共著者, 査読なし, 研究発表ペーパー・要旨(国際会議)

  • tDCS metaplasticity and astrocytic calcium in mice

    Brain Stimulation, 10巻4号(頁e22), 2017年08月, H. Hirase, H. Monai, 原著, 共著者, 査読なし, 研究発表ペーパー・要旨(国際会議)

  • Transcranial Direct Current Stimulation Alters Microglial Morphology in Mice

    Brain Stimulation, 10巻4号(頁e24), 2017年08月, T. Mishima, Yuki Oe, H. Monai, Hajime Hirase, 原著, 共著者, 査読なし, 研究発表ペーパー・要旨(国際会議)

  • P306 Calcium imaging reveals glial involvement in transcranial direct current stimulation-induced plasticity in mouse brain

    Clinical Neurophysiology, 128巻3号(頁e159 - e160), 2017年03月, H. Monai, M. Ohkura, M. Tanaka, Y. Oe, A. Konno, H. Hirai, K. Mikoshiba, S. Itohara, J. Nakai, Y. Iwai, and H. Hirase, 原著, 第一著者相当, 査読なし, 研究発表ペーパー・要旨(国際会議)

  • 生体脳イメージングのための球面収差補正システムの開発と応用

    光計測シンポジウム2016論文集(頁18 - 20), 2016年10月, 上喜裕, 毛内拡, 樋口香織, 西脇大介, 田島鉄也, 岡咲賢哉, 濱裕, 平瀬肇, 宮脇敦史, 原著, 共著者, 査読なし, 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)

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その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 知ってなるほど!脳科学豆知識

    日本脳科学関連学会連合, 2018年08月, 電気で脳を活性化!?, 解説書・図録等, 単著

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 健康な脳を守り、支える脳のアナログ伝達

    毛内拡, 国内, 2024年02月, , 第19回Chiba Neuroresearch Meeting, 招待講演, 第一発表者

  • 経頭蓋直流電気刺激が惹起するシナプス可塑性と脳脊髄液-間質液交換におけるアストロサイト IP3/Ca2+シグナル経路の関与

    毛内拡, 国内, 2023年12月, , 日本臨床神経生理学会第53回学術大会/第60回技術講習会, 招待講演, 第一発表者

  • 迷走神経を介した脳-腸相関に 心理的ストレス負荷が及ぼす影響

    山田 芹華・夏堀 晃世・原田 一貴・坪井 貴司・宮脇 敦史・毛内 拡, 国内, 2023年12月, , 第50回自律神経生理研究会, 招待講演, 共著者

  • 経頭蓋直流電気刺激の神経生理学的なメカニズムとその理解

    毛内拡, 国内, 2023年12月, , 日本臨床神経生理学会第53回学術大会/第60回技術講習会, 招待講演, 第一発表者

  • 球面収差量から推定する生体脳屈折率の精度改良と水組成イメージングの展望

    郷間 葵・足立 尚哉・上 喜裕・樋口 香織・宮脇 敦史・毛内 拡, 国内, 2023年11月, , 日本バイオイメージング学会, 一般発表, 共著者

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研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • COMMIT2022奨励賞

    毛内拡, 2023年03月, 国内

  • 講談社科学出版賞

    講談社, 毛内拡, 脳を司る「脳」, 2021年09月, 国内

  • 第9回新化学技術研究奨励賞

    公益社団法人 新化学技術推進協会(JACI), 毛内 拡, 脳組織の光学特性から健康な脳機能を理解するための技術開発, 2020年10月, 国内

  • 理事長 感謝状

    理化学研究所 , 毛内 拡, 2018年11月, 国内

  • Young Glia

    神戸大学, Hiromu Monai, 2018年10月, 国外

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • アストロサイトにヒト特異的遺伝的変異を導入した遺伝子改変マウスの生理機能解析

    学術変革領域研究(A)公募研究, 毛内拡, 2022年度, 3,000千円

  • 噛み締めが脳機能を修飾する機序の解明と食品開発への応用

    糧食研究会 特定委託研究, 毛内拡, 糧食研究会, 2022年度, 2,000千円

  • アストロサイトにヒト特異的遺伝的変異を導入した遺伝子改変マウスの生理機能解析

    学術変革領域研究(A)公募研究, 毛内拡, 2021年度, 3,000千円

  • 脳のアナログ調節機構を支える間質液動態の解明

    JST創発的研究支援事業, 毛内 拡, JST, JST, 2021年度, 20,000千円

  • 2. 動揺病の神経回路網における現象解明ならびに低周波音刺激の作用メカニズム解明

    寄付金, 毛内拡, 株式会社デンソー, 2023年度, 1,200,000千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 生命科学フォーラム

    2019年06月 - 現在,理事, 国内

  • 日本情報通信学会

    2017年05月 - 現在,委員, 国内

公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示

  • 「脳と心の健康を守り支える脳のしくみ」

    2023年09月, 栄中日文化センター, 講演会

  • <図書館のつどい>「気の持ちよう」の脳科学

    2023年08月, 国立市国立公民館, 講演会

  • 市民講座「脳科学の達人2023」

    2023年08月, 日本神経科学学会, 講演会

  • 頭が良いとはどういうことか, 経営と脳科学の研究部会

    2023年08月, 関西大学, 講演会

  • 第4回はこだてブレインサイエンストーク

    2023年08月, はこだて国際科学祭, セミナー・ワークショップ

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マスコミによる報道・出演・コメント等掲載 【 表示 / 非表示

  • 月刊「健康づくり」

    2024年03月01日, 公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

  • 1. 機関誌「房総の国保」, Vol.726号(令和6年3月号)

    2024年03月01日, 千葉県国保連合会

  • 「他者の脳」に効くコミュニケーション術7選!“自己効力感”や“心理的安全性”との関係も【脳科学者の毛内拡先生に聞く!vol.3】

    2024年02月21日, 集英社のWebメディア「yoi」

  • 「脳のセルフケア」7つの実践法!脳疲労を解消し、パフォーマンスを上げるために今日からできること【脳科学者の毛内拡先生に聞く!vol.2】

    2024年02月19日, 集英社のWebメディア「yoi」

  • 「脳のセルフケア」とは? ベストパフォーマンスを引き出す"マネージャー細胞"を活性化せよ【脳科学者の毛内拡先生に聞く!vol.1】

    2024年02月18日, 集英社のWebメディア「yoi」

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