三宅 雄大 MIYAKE Yudai
|
|
教育内容 【 表示 / 非表示 】
-
学部の社会学総論では、不平等、社会問題等に関する講義を行っている。
また、学部の演習では、社会政策に関する基礎的な文献、ならびに、近年の論文を輪読することで、社会政策に関連する基本的な概念、理論等を学んでいる。
博士前期課程の演習では、社会政策に関する英語文献(英国のテキスト)を中心に輪読し、社会政策研究の基本的な概念等を学んでいる。
将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示 】
-
生活保護制度における大学等就学支援の在り方を海外(英国・スコットランド)の制度・政策を参照しながら検討することを計画している。
また、一般市民が、自己責任/社会的責任や社会的シティズンシップ(社会的権利)をどのように理解しているのかを調査研究を通じて検討することを計画している。
以上に加えて、公営住宅団地に生活する住民(特に若年層)を対象として、その生活実態・課題を明らかにし、さらには、社会政策(特に所得保障、住宅政策)の在り方を検討することを計画している。
受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示 】
-
社会政策論/社会福祉学は「学びの向こう側」に人間がいる学問です。当たり前に生活する人びとの必要(needs)を捕捉し、適切な政策・制度・支援へとつなげていくために何ができるのか。講義や演習を通じて、事実と論理を積み上げながら一緒に学んでいければと考えています。
担当科目 【 表示 / 非表示 】
-
2024年度
学術著書・訳書 【 表示 / 非表示 】
-
「縮減」される「就学機会」:生活保護制度と大学等就学
生活書院, 2021年02月, 三宅雄大, 学術書
-
シリーズ子どもの貧困⑤ 支える・つながる:地域・自治体・国の役割と社会保障
社会保障とナショナル・ミニマム:<福祉の論理>から見た子どもの貧困と生活保護, 明石書店, 2019年05月, 岡部卓・三宅雄大, 松本伊智朗・山野良一・湯沢直美, 学術書, 72-108
論文 【 表示 / 非表示 】
-
社会的投資との交差点:生活保護制度における「進学支援」と「人材投資」
地域社会学会ジャーナル, , 9巻(頁9 - 15), 2023年, 三宅雄大, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
生活保護制度における大学等「世帯分離就学」を正当化する論理
社会福祉学, , 62巻4号(頁17 - 30), 2022年, 三宅雄大, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
「教育の観点から:『生活保護解体論』における教育費保障:大学等就学に着目して」
貧困研究, 明石書店, 29巻(頁67 - 75), 2022年, 三宅雄大, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
生活保護制度における高等学校等卒業後の就職に関する研究:「保護の実施要領」の分析を通じて
貧困研究, , 22巻(頁96 - 107), 2019年, 三宅雄大, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
生活保護利用有子世帯の養育者による「自立」の解釈:養育者の語りをとおして
社会福祉学, , 57巻4号(頁14 - 27), 2017年, 三宅雄大, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示 】
-
大学等就学と最低生活保障/自立助長:未来時制に侵食される現在
現代思想, 50巻4号(頁90 - 103), 2022年, 三宅雄大, 原著, 単著, 査読なし, その他
研究発表 【 表示 / 非表示 】
-
生活保護利用世帯出身者の大学進学及び就学継続に関する研究:転出就学者の事例を通して
三宅雄大, 国内, 口頭発表(一般), 2024年03月, , 日本社会福祉学会・関東部会・2023年度大会, オンライン, 日本社会福祉学会・関東部会, 一般発表, 第一発表者
-
生活保護制度における大学等就学:制度/運用と資源調達
三宅雄大, 国内, その他, 2023年10月, , 国立社会保障・人口問題研究所「一般会計PJ「新たな時代に向けた社会保障制度の基礎理論の整理・制度の在り方に関する研究」」, 国立社会保障・人口問題研究所, 国立社会保障・人口問題研究所, 一般発表, 第一発表者
-
社会的投資との交差点:生活保護制度と大学等就学
三宅雄大, 国内, 口頭発表(招待・特別), 2022年12月, 2022年12月10日2022年12月10日, 地域社会学会・第3回研究例会, 愛知県立大学+オンライン開催, 地域社会学会, 招待講演, 第一発表者
-
社会的権利の行使に対する市民意識:自己責任と制度利用の妥当性
三宅雄大, 国内, 2021年12月, , 貧困研究会・第14回大会, 立命館大学(オンライン), 貧困研究会, 一般発表, 第一発表者
-
生活保護制度において大学等「世帯分離就学」が正当化される論理:「生活困窮者自立支援及び生活保護部会」の議事録を通じて
三宅雄大, 国内, 2020年09月, , 日本社会福祉学会・第68回秋季大会, オンライン開催, 日本社会福祉学会, 一般発表, 第一発表者
外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示 】
-
公的扶助と教育政策――生活保護制度における大学等就学支援に着目して
若手研究, 2022年度, 800千円