宮本 泰則

MIYAMOTO Yasunori

職名

准教授

生年月

1960年09月

所属

ヒューマンライフイノベーション開発研究機構 ヒューマンライフイノベーション研究所

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ライフサイエンス専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 ライフサイエンス専攻

理学部 生物学科

研究推進・社会連携・知的財産本部【基盤部門】 共通機器センター

研究推進・社会連携・知的財産本部【基盤部門】 ラジオアイソトープ実験センター

研究推進・社会連携・知的財産本部【基盤部門】 動物実験施設

主担当学科

理学部生物学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • ビトロネクチン、マトリセルラータンパク質、神経形成、インテグリン、小脳

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 生物の体制は、細胞同士の接着及び、細胞と細胞の周りにある不溶性成分である細胞外マトリックスとの接着により構成されている。研究目的として、これらの接着が、細胞の増殖、分化、細胞死に及ぼす影響を明らかにすることをめざしている。特に、細胞外マトリックスと細胞の接着を仲介するマトリセルラータンパク質であるビトロネクチンに着目している。ビトロネクチンは、血漿中及び損傷修復時や神経形成時の細胞外マトリックスに見られるタンパク質である。神経系では、神経前駆細胞の増殖、分化に関わっていることが知られている。このビトロネクチンやその受容体であるインテグリンが、小脳や中脳の形成、また損傷修復にどのように関わっているのかについて明らかにしていきたい。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 教育では、私が専門としている分野である分子細胞生物学を生物学科の中で担当している。
    2016 年度学部担当科目
    全学共通科目 「基礎生物学A」
    学科必修科目「細胞生物学」生物の基本単位である細胞が、多細胞生物を構築する際のしくみについて概説した。
    学科専門科目「遺伝子工学」
    「細胞生物学実習」細胞接着分子に関する精製法、その接着分子による細胞接着・伸展活性測定を含め、動物細胞の細胞骨格への影響の解析などの実習を行った。
    「生物学実習Ⅱ」物質分離Ⅱを担当
    「分析光学機器実習」 蛍光顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡を担当した。
    「特別研究」2016年は3名の学生を担当し、卒業研究発表会及び卒業論文の指導を行った。
    大学院担当科目
    2016年は、修士論文の主査2件、副査5件を担当した。
    「分子細胞生物学(動物)」、「分子細胞生物学(動物)演習」、「生命科学特論(分子細胞生理学)」、「生命科学特殊講義Ⅲ」を担当した。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 動物の組織、特に神経組織がどのような機構で形成されており、維持されているのか、また損傷修復がどのように行われているのか、細胞外マトリックスと細胞との間ではたらくマトリセルラータンパク質に着目して、解析を進めていく計画である。具体的な計画として、細胞外マトリックスのビトロネクチンが、小脳形成時の顆粒細胞の神経形成にどのように関わるかの解析を中心に進めていく。このことにより神経系におけるビトロネクチンの果たしている役割が明らかにされることが期待される。また中脳のドーパミン神経形成におけるビトロネクチンの及ぼす影響についても解析を進めていく計画である。これらのテーマに関心のある方々との共同研究を進めていきたいと考えている

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 最近の生物学では、ゲノムプロジェクトやプロテオームに代表されるように生体の構成要素を網羅的に解析する技術が急速に普及し、生物学に大きな変化を与えています。しかしそれだけで、生物を理解できるのでしょうか?生物は、それぞれ"かたち"を持っています、この"かたち"が、あるからこそ、生物として機能することができます。この"かたち"に関わっているのが、細胞の周りにある細胞外マトリックスです。
     動物組織は、細胞同士の接着や、細胞外マトリックスと呼ばれる不溶性の3次元構造物との接着を介し、構築されている。このようにして、組織そして生物の"かたち"をを構築しています。宮本研究室では、これらの接着が、どのように3次元構造を作り上げ、細胞の増殖や分化などの現象に関わっているのかを分子レベルで解明することを目指しています。少人数の研究室ではありますが、一人一人を大事にしながら、各々の研究テーマと各自向かい合いながら研究に励んでいます。宮本研究室で研究をしてみたいという方は、大歓迎です。お待ちしています。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 筑波大学, 生物科学研究科, 生物物理化学専攻, 大学院(博士課程), 1989年03月, 修了, 日本国

  • 筑波大学, 第二学群, 生物学類, 大学, 1984年03月, 卒業, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 理学博士, 1989年03月

  • 理学士, 1984年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 自然・応用科学系,准教授

  • 基幹研究院 自然科学系,准教授

  • ヒューマンライフイノベーション開発研究機構 ヒューマンライフイノベーション研究所 ヒューマンライフイノベーション研究所,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 ライフサイエンス専攻

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ライフサイエンス専攻

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 筑波大学 生命科学系,準研究員,1989年04月 - 1990年03月

  • 武田薬品工業株式会社 開拓第一研究所,リサーチフェロー,1990年04月 - 1994年12月

  • お茶の水女子大学 理学部生物学科,助手,1995年01月 - 2002年08月

  • カリフォルニア大学 サンフランシスコ校 病理学部,訪問研究員,2008年04月 - 2008年09月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • ヘンダーソン生物学用語辞典

    章 S, Henderson's Dictionary of Biology, オーム社, Oliver and Boyd limited, 2012年09月, 2011年, 生物学用語辞典編集委員会 , Eleanor Lawrence, 辞典・事典

  • バイオサイエンス

    オーム社, 2007年05月, バイオサイエンス研究会, バイオサイエンス研究会, 研究書, 122-135

  • バイオデーターベース利用法 

    転写因子データベース(TRANSFAC Public版を中心に), 学進出版, 2005年, 宮本泰則, 金久實、小川温子、西原祥子編, 単行本(学術書), 54-66

論文 【 表示 / 非表示

  • “Sialylation of vitronectin regulates stress fiber formation and cell spreading of dermal fibroblasts via a heparin-binding site”

    Glycoconjugate Journal, 33巻(頁227 - 236), 2016年03月, Yasunori MIYAMOTO, Mio TANABE, Kimie DATE, Kanoko SAKUDA, Kotone SANO, and Haruko OGAWA , 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • “Vitronectin promotes the progress of the initial differentiation stage in cerebellar granule cells”

    Molecular and Cellular Neuroscience, 70巻(頁76 - 85), 2016年01月, Kei HASHIMOTO, Fumi SAKANE, Natsumi IKEDA, Ayumi AKIYAMA, Miyaka SUGAHARA, and Yasunori MIYAMOTO , 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • N-cadherin-based adherens junction regulates the niche formation, proliferation, and differentiation of neuronal progenitor cells during development"

    Cell Adhesion and Migration, 9巻(頁1 - 10), 2015年07月, MIYAMOTO Yasunori , SAKANE Fumi, and HASHIMOTO Kei  , 総説, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • “The effect of cyclic phosphatidic acid on the proliferation and differentiation of mouse cerebellar granule precursor cells during cerebellar development”

    Brain Research, 1614巻(頁28 - 37), 2015年04月, Misa KONAKAZAWA, Mari Gotoh, Kimiko Murakami-Murofushi, Ayana Hamano, and Yasunori MIYAMOTO, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • "N-cadherin regulates the proliferation and differentiation of ventral midbrain dopaminergic progenitors”

    Developmental Neurobiology, 2013年07月, Fumi SAKANE and Yasunori MIYAMOTO, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • “Vitronectin is Essential for the Differentiation of Cultured Mouse Cerebellar Granule Cell Precursors.”

    Miyamoto, Y., Saito, T., Ambe, H., Takeda, M., and Murase, S., 国外, 2005年12月, 第45回アメリカ細胞生物学会大会, San Francisco, アメリカ細胞生物学会, 一般発表, 第一発表者

  • 2005) “Analysis of the gravity response mechanism of actin filament in osteoblasts”. Biol. Sci. Space 19, 78-79

    Ishikawa, Y., Mogami, Y., and Miyamoto, Y. (, 国内, 2005年09月, 日本宇宙生物科学会第19回大会, 東京大学(駒場), 日本宇宙生物科学会, 一般発表, 共著者

  • Role of Vitronectin in the Proliferation, Differentiation and Neurite Extension of Mouse Cerebellar Granule Cell Precursors.

    Saito, T., Ambe, H., Takeda, M., Murase, S., and Miyamoto, Y., 国内, 2005年05月, 第58回日本細胞生物学会大会, 大宮, 日本細胞生物学会, 一般発表, 共著者

  • Vitronectin Inhibits Sonic Hedgehog-dependent Growth of Mouse Cerebellar Granule Cell Precursors and Promotes their Differentiation.

    Miyamoto, Y., Saito, T., and Murase, S., 国外, 2004年12月, 第44回アメリカ細胞生物学会大会, ワシントンDC, アメリカ細胞生物学会, 一般発表, 第一発表者

  • Vitronectin iduces the differentiation of mouse cerebellar granule cell precursors and is expressed in the cells

    Saito, T., Murase, S., and Miyamoto, Y., 国内, 2004年05月, 第57回日本細胞生物学会大会, 大阪, 日本細胞生物学会, 一般発表, 共著者

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 中脳ドーパミン神経の初期神経形成と分化の分子制御機構

    宮本 泰則, 内藤記念フェローシップ(サバティカルリーブ), 内藤記念科学振興財団, 2008年度, 3,000千円

  • 動物細胞の重力応答における細胞骨格及びインテグリンを介した感知機構の解析

    宮本 泰則, 受託研究, 財団法人日本宇宙フォーラム, 2002年度, 1,495千円

  • 動物細胞の重力応答における細胞骨格及びインテグリンを介した感知機構の解析

    宮本 泰則, 受託研究, 財団法人日本宇宙フォーラム, 2001年度, 1,500千円

  • 細胞接着分子インテグリンの遺伝子発現調節

    基盤研究(B)(2), 林 正男, 宮本泰則, 1999年度, 1,500千円

  • 細胞接着分子インテグリンの遺伝子発現調節

    基盤研究(B)(2), 林 正男, 宮本 泰則, 1998年度, 2,000千円

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