野口 徹

NOGUCHI Tohru

職名

准教授

生年月

1962年01月

所属

基幹研究院 人文科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 比較社会文化学専攻

文教育学部 言語文化学科

主担当学科

文教育学部言語文化学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻英語圏・仏語圏言語文化学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻言語文化論領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 文法理論、生成文法、統語論、意味論、照応

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 昨年度に引き続き、中心的な研究課題である再帰代名詞の文法化に関する研究を進めた。特に日本語の「自」「自己」「自身」という漢語由来の文法形式と「身」「こころ」「われ」などの和語による形式による再帰体系の成立について検討を行い、論文として公表した。現在は、歴史的データが示す理論的問題について詳細な検討を行っており、特に移動と一致という統語操作に基づく照応理論がもたらす理論的帰結について検討を進めている。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 学部においては、学科共通科目「言語学入門I・II」において主に言語文化学科所属の学生を対象に言語学の入門の授業を担当した。英語圏言語文化コースの専門科目として、「英文法演習」、「特別演習(言語研究方法論)I」および「英語学特殊講義VI」において、主に統語論の初級から中級レベルの授業を行った。大学院においては、「英語学特論(文法論)」および「英語学演習(形態論)」において、比較的最近の文法理論に関する文献をいくつか取り上げ、詳細な検討を行った。論文指導としては、卒業論文5本の主任指導を行った。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 引き続き再帰形式を中心に照応現象が示す理論的問題について検討を進める。とりわけ極小主義で示されている提案の妥当性について、照応の問題の観点から検討を進める。このことにより、移動や一致といった極小主義で仮定されている統語操作の適用範囲について深い理解が得られるものと期待される。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 私は、学部と大学院を通じて、英語学の授業科目を担当しています。理論言語学的な立場から、統語論、意味論、形態論などの分野を扱っています。一言で言えば、言語を人間が持つ一つの能力として捉え、言語を支えている仕組みをできる限り客観的に明らかにしようという取り組みです。(一般的には、「生成文法」と呼ばれています。)英語に限らず、人間のことばには、表面を見ただけでは分からないような深い意味を持つ仕組みが潜んでいます。そのような「無意識の知識」を明らかにすることにより、英語とはどのような言語なのか、また、人間のことばにはどのような仕組みが働いているのか、学生の皆さんと理解を深めたいと思っています。

学歴 【 表示 / 非表示

  • マサチューセッツ大学アマースト校(University of Massachusetts, Amherst), 言語学科, 大学院(博士課程), 修了, アメリカ合衆国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学士(文学), 1984年03月

  • 修士(文学), 1988年03月

  • 博士(言語学)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 文化科学系,准教授

  • 基幹研究院 人文科学系,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 比較社会文化学専攻 言語文化論領域,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 比較社会文化学専攻 言語文化論領域,准教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 比較社会文化学専攻 英語圏・仏語圏言語文化学コース,准教授

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専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • The Role of Syntactic Categories in Anaphora

    G.L.S.A., University of Massachusetts, Amherst, 1995年04月, Tohru Noguchi, 単行本(学術書)

  • 旺文社レクシス英和辞典

    内容語・機能語, 旺文社, 2003年01月, 野口徹, 花本金吾・野村恵造・林龍次郎, 辞典・事典

  • 理工系大学生のための英語ハンドブック

    英文法を科学しよう, 三省堂, 2000年01月, 野口徹, 東京工業大学外国語研究教育センター, 単行本(学術書), pp. 96-108

  • エンサイクロベディア電子情報通信ハンドブック

    第3-9編 自然言語処理, オーム社, 1998年11月, 野口徹, 電子情報通信学会, 辞典・事典, pp. 252-260

論文 【 表示 / 非表示

  • Some Notes on the Reflexive Verb Construction in Japanese

    お茶の水女子大学人文科学研究, 10巻(頁27 - 40), 2014年03月, NOGUCHI Tohru, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Some Notes on Verbal Reflexives in Japanese

    お茶の水女子大学人文科学研究, 9巻(頁97 - 111), 2013年03月, NOGUCHI Tohru, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Some Notes on the Grammaticalization of Reflexive Pronouns

    お茶の水女子大学人文科学研究, 2010年03月, NOGUCHI Tohru, 原著, 研究論文(大学,研究機関紀要), 単著

  • Two Types of Pronouns and Variable Binding

    Language, 1997年12月, NOGUCHI Tohru, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Semantic Composition in Reflexivization

    Proceedings of the HPSG05 Conference, 2005年09月, NOGUCHI Tohru, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • Review of B. Lust, G. Hermon, and J. Kornfilt (eds.) (1994) Syntactic Theory and First Language Acquisition: Cross-Linguistic Perspectives, Vol. 2, Binding, Dependencies, and Learnability

    Studies in English Literature, 1997年, Tohru Noguchi, 総説・解説(学術雑誌)

  • 有元將剛・村杉恵子著『束縛と削除』(「英語学モノグラフシリーズ」12)

    英語青年, 2005年, 野口徹, 総説・解説(学術雑誌)

その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 英語学文献解題 第5巻 文法II

    研究社, 2001年12月, 野口徹, 著書解題, 単著

  • 再帰形態素の特質を明らかにし照応理論を再構築する研究

    2007年03月, 野口 徹, 科研費報告書

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Reflexive Verb Constructions in Japanese

    NOGUCHI Tohru, 国外, 2014年01月, The 88th Annual Meeting of the Linguistic Society of America, Minneapolis, MN, U.S.A., The Linguistic Society of America, 一般発表, 第一発表者

  • Semantic Composition in Reflexivization

    NOGUCHI Tohru, 国外, 2005年08月, Workshop on Binding Theory and Invariants in Anaphoric Relations, University of Lisbon, Portugal, The 12th International Conference on Head-Driven Phrase-Structure Grammar, 一般発表, 第一発表者

  • Morphological vs. Syntactic Reflexivization

    NoGUCHI Tohru, 国外, 2003年04月, The 26th GLOW Colloquium, Lund, Sweden, GLOW, 一般発表, 第一発表者

  • On the Inflection Condition of Come/Go + V Construction

    Yuki Ishihara and Tohru Noguchi, 国外, 2000年04月, The 36th Annual Meeting of the Chicago Linguistic Society: Parasession on the Morpho-Syntax Interface, University of Chicago, IL, U.S.A., Chicago Linguistic Society, 一般発表, 共著者

  • On the Morphosyntax of Come/Go + V Construction

    石原由貴・野口徹, 国内, 1998年08月, 第4回Morphology and Lexicon Forum, 津田ホール, Morphology and Lexicon Forum, 一般発表, 共著者

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外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 再帰代名詞の文法化現象を基に照応理論を構築する研究

    基盤研究(C), 野口 徹, 日本学術振興会科学研究費補助金, 日本学術振興会, 2014年度, 650千円

  • 再帰代名詞の文法化現象を基に照応理論を構築する研究

    基盤研究(C), 野口 徹, 日本学術振興会科学研究費補助金, 日本学術振興会, 2013年度, 650千円

  • 再帰代名詞の文法化現象を基に照応理論を構築する研究

    基盤研究(C), 野口 徹, 日本学術振興会科学研究費補助金, 日本学術振興会, 2012年度, 650千円

  • 再帰代名詞の文法化現象を基に照応理論を構築する研究

    基盤研究(C), 野口 徹, 日本学術振興会科学研究費補助金, 日本学術振興会, 2011年度, 650千円

  • 再帰代名詞の文法化現象を基に照応理論を構築する研究

    基盤研究(C), 野口 徹, 日本学術振興会科学研究費補助金, 日本学術振興会, 2010年度, 910千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本英語学会, 評議員,2009年04月 - 現在, 国内

  • お茶の水女子大学英文学会委員会, 委員長,2013年04月 - 2016年03月, 国内

  • お茶の水女子大学英文学会, 会長,2013年04月 - 2016年03月, 国内