永瀬 伸子

NAGASE Nobuko

職名

教授

所属

基幹研究院 人間科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ジェンダー学際研究専攻

人間文化創成科学研究科 博士前期課程 ジェンダー社会科学専攻

生活科学部 人間生活学科

主担当学科

生活科学部人間生活学科・生活社会科学講座

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科ジェンダー社会科学専攻開発・ジェンダー論コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻ジェンダー論領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 女性の労働供給、仕事と家庭の両立、社会的保護

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 文部科学省の近未来事業で、女性のキャリア形成と男性の育児参加、子どものウェルビーイングについて研究をしています。昨年度は、企業研究会で大企業の人事部の方々と、短時間勤務者が働きやすい人事制度と運用について研究会で討論しました。また総務省統計研修所の客員研究官として労働力調査の個票を用いたいくつかの研究をまとめました。競争力、経済生産性を担保しつつ、今の日本的雇用の在り方を女性もより参加できるよう大きく変えるにはどうしたら良いかを考えています。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 「労働経済学」「社会保障論」「労働経済学演習」、「労働論」等を大学、大学院で教えています。まずは標準的な労働経済学の講義をしています。雇用と労働時間、失業と職探し、離転職や引退、労使関係、雇用者保護の制度などについてです。「労働経済学各論」は通常はテーマを決めた授業をしますが、今年は人的資源管理論をテーマに講義としました。社会保障論は家族と社会保障について考えます。大学院では修士レベルでは学生の関心を中心として多様な分野の論文を読みました。博士は研究発表を中心とした授業を持ちました。また東京労働大学では企業の人事部等のサラリーマンを相手に女性労働の現状について講義をしたり、総務省統計研修所では客員研究官として統計を用いた計量分析をしています。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 文部科学省の近未来事業で、女性のキャリア形成と男性の育児参加について研究をしています。そのためには、学際的な研究が必要であり、また企業や職場、保育や家庭の方々との連携も必要だと思っています。競争力、経済生産性を担保しつつ、今の日本的雇用の在り方を大きく変えるにはどうしたら良いかを考えており、是非多くの方にプロジェクトに参加いただきたいと考えております。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 女性が働くことと、社会的な制度のあり方、さらには社会規範や家族のあり方は深くかかわっています。仕事と家族の両立支援策は、1990年代から行われているように見えますが、なぜ実効を伴わないのでしょう。なぜ日本の女性の出産離職は今でも大変高いのでしょうか。そのメカニズムについて考察するには、一方では、社会への洞察が不可欠です。具体的には、企業の賃金制度や雇用慣行、法律の枠組み、税制や社会保障制度などです。その一方で、文化的な土台や家族の価値規範の研究も必要です。制度を調べ、聞き取りをし、大勢の人々の選択行動のデータを計量的に分析することで、要因を明らかにするのが私の研究です。私の属する講座や大学院のコースには、この問題を考える幅を広げるに良い学際的な土壌があり、この問題を真摯に考える人には良い場所を提供すると思います。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 東京大学大学院経済学研究科, 大学院(博士課程), 1993年03月, 修了, 日本国

  • 東京大学大学院経済学研究科, 大学院(博士課程), 1995年03月, 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学士, 1982年03月

  • 学士, 1989年03月

  • 修士, 1993年03月

  • 博士(経済学), 1995年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 人間科学系,教授

  • 基幹研究院 人間科学系,教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士後期課程】 ジェンダー学際研究専攻,教授

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ジェンダー学際研究専攻,教授

  • 人間文化創成科学研究科 教育院【博士前期課程】 ジェンダー社会科学専攻,教授

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 東洋大学 経済学部,准教授,1998年04月 - 1998年09月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 高齢社会の労働市場

    高齢者の新しい働き方, 原書房, 2015年04月, 永瀬伸子, 小崎敏夫・永瀬伸子, 研究書, 211-246

  • 少子化とエコノミー パネル調査で描く東アジア

    作品社, 2008年03月, 篠塚英子・永瀬伸子, 単行本(学術書)

  • 『21世紀の統計科学Ⅰ 社会・経済の統計科学』

    人口減少時代の人口統計と社会政策, 東京大学出版会, 2008年07月, 永瀬伸子, 国友直人・山本拓, 単行本(学術書), 61-87頁

  • 雇用流動化の中の家族

    女性の就業をめぐる状況-90年代後半の雇用流動化と規制改革はどう女性労働を変えているのかー, ミネルバ書房, 2008年03月, 永瀬伸子, 船橋惠子・宮本みち子, 単行本(学術書), 55-76頁。

  • 『人口減・少子化社会の未来-雇用と生活の質を高める』

    「少子社会と女性の労働供給」, 明石書店 , 2007年05月, 永瀬伸子, 小峰隆夫・連合総合生活開発研究所編, 研究書, 143-166頁

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論文 【 表示 / 非表示

  • Student Loans in Japan: Current Problem and Possible Solutions

    2019年05月, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • 少子高齢社会の中の女性:求められる日本型雇用慣行と日本型社会保障の変革

    週刊社会保障2963号(頁48 - 53), 2018年03月, 永瀬 伸子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • Getting Student Loan Right in Japan:Problems and Possible Solutions

    Institute of Economic Research, Hitotsubashi University, Discussion Paper Series A 668号(頁1 - 25), 2017年12月, DEARDEN Lorraine、NAGASE, Nobuko, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • 2002-2015年の女性就業率の変化:アベノミクスの効果はあったのか

    統計, 68巻2号(頁54 - 58), 2017年02月, 永瀬 伸子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • The Gender Divition of Labor and the Seconc Birth: Labor Market Institutions and Fertility in Japan

    Demogaphic Research, 36巻11号(頁339 - 370), 2017年02月, NAGASE, Nobuko and BRINTON, Mary , 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

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その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示

  • 働き方を変える 「総合・一般職」の選択 柔軟に

    日本経済新聞 経済教室, 2013年02月, 永瀬伸子, 原著, 単著, 査読なし, 総説・解説(学術雑誌)

  • 計量経済学の魅力 データから広がる世界

    経済セミナー, 2012年10月, 永瀬伸子  縄田和満, 総説, 共著者, 査読なし, 総説・解説(学術雑誌)

  • 「やさしい経済学:女性のキャリアと出産」『日本経済新聞』 に永瀬伸子 研究代表者の「女性のキャリアと出産」が掲載されました。

    日本経済新聞『やさしい経済学』, 2012年05月, 永瀬伸子, 原著, 単著, 査読なし, 総説・解説(学術雑誌)

  • 非正規雇用世帯でも安心して子育てができる社会の構築が急務です

    年金時代, 2011年02月, 永瀬伸子, 原著, 単著, 査読なし, 総説・解説(学術雑誌)

  • 日本的雇用慣行と女性労働の課題 正社員女性がなぜ働き続けられないのか?

    週刊社会保障, 2010年10月, 永瀬伸子, 寄書, 単著, 査読なし, 総説・解説(学術雑誌)

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その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 『家族・仕事・家計に関する国際比較研究:韓国パネル調査 第4年度報告書』F-gens Publication Series No.26

    「少子化」2007年12月, 永瀬伸子, 御船美智子/永瀬伸子, 調査報告書

  • 家族・仕事・家計に関する国際比較研究 韓国パネル調査 第4年度報告書 F-Gens Publication Series No.26

    2007年12月, 御船美智子/永瀬伸子編, 調査報告書, 共著

  • 『家族・仕事・家計に関する国際比較研究:中国パネル調査 第3年度報告書』F-gens Publication Series No.25

    「出産と夫婦の仕事と家事の配分および社会認識」2007年10月, 永瀬伸子, 永瀬伸子/御船美智子, 調査報告書

  • 『家族・仕事・家計に関する国際比較研究:中国パネル調査 第3年度報告書』F-gens Publication Series No.25

    「調査の目的と方法」2007年10月, 永瀬伸子・山谷真名, 永瀬伸子/御船美智子, 調査報告書

  • 家族・仕事・家計に関する国際比較研究中国パネル調査 第3年度報告書 F-Gens Publication Series No.21

    2007年10月, 永瀬伸子/御船美智子編, 調査報告書, 共著

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • Getting Student Loan Right in Japan: Problems and Possible Solutions

    永瀬伸子、ロレイン・デアデン, 国内, 2018年09月, 労働経済学コンファレンス, 同志社大学, 労働経済学コンファレンス, 一般発表, 第一発表者

  • Income contingent loan scheme and gender income gap in Japan: Will WOMANONICS work to close the gap?

    国外, 2018年08月, Research Seminar Australian-Japan Research Center, 招待講演, 第一発表者

  • “Changes in the Gender Wage Gap in Japan and the Policies Related to the Issues”

    Nobuko Nagase, 国外, 2017年11月, To Commemorate 30th anniversary of Equal Employment Opportunity and Work-Family Balance Assistance Act The 19th Gender and Law Forum Seeking Methods of Reducing the Gender Wage Gap to Promote Gender Equality in the Labor Market: The Experience and Implication from Switzerland, Belgium, and Jap, Diet Building of Korea, Seoul, Korean Women Development Institute, 招待講演, 第一発表者

  • "Marriage, Childbirth and Labor Participation, Contrasting Patterns in East Asia.

    NAGASE Nobuko, 国内, 2017年06月, 日本人口学会 第69回大会, 東北大学, 日本人口学会, 一般発表, 第一発表者

  • Has Abe's WOMANOMICS worked?

    NAGASE Nobuko, 国内, 2017年04月, Asian Economic Policy Review Conference, Tokyo Nihon Keizai Kenkyusho, Asian Economic Policy Review (AEPR), 招待講演, 第一発表者

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研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • 第15回日本人口学会優秀論文賞

    日本人口学会, 永瀬 伸子, 育児短時間の義務化が第1子出産と就業継続、出産意欲に与える影響:法改正を自然実験とした実証分析, 2016年06月, 国内

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 奨学金と若者の経済負担、少子化の課題

    永瀬 伸子, 赤林 英夫、佐野 晋平、北村 行伸、伊藤 由樹子、河越 正明、長町 理恵子、高良 真人、横山 真紀、新村 恵、Bruce Chapman、Shiro Armstrong、Lorraine Deardon、宇南山 卓, 一橋大学経済研究所 共同利用・共同拠点事業 プロジェクト, 一橋大学経済研究所, 2017年度, 500千円

  • 奨学金と若者の経済負担、少子化の課題

    永瀬 伸子, 北村 行伸、伊藤 由樹子、河越 正明、長町 理恵子、高良 真人、横山 真紀、新村 恵、Bruce Chapman、Shiro Armstrong、Lorraine Deardon、宇南山 卓, 一橋大学経済研究所 共同利用・共同拠点事業 プロジェクト, 一橋大学経済研究所, 2018年度, 500千円

  • 安倍フェローシップ

    永瀬伸子, 安倍フェローシップ(国際交流基金), 安倍フェローシップ(国際交流基金), 2015年度, 1,400千円

  • 近未来の課題解決を目指した実証的社会科学研究推進事業 「ジェンダー格差センシティブな働き方と生活の調和」研究プロジェクト

    永瀬伸子, 石井クンツ昌子、菅原ますみ、舘かおる、申キヨン、戒能民江、神尾真知子, 文部科学省 日本学術振興会委託, 2012年度, 25,000千円

  • ジェンダー・格差センシティブな働き方と生活の調和

    新学術領域研究(研究課題提案型), 永瀬伸子, 石井クンツ昌子、菅原ますみ、舘かおる、申キヨン、戒能民江、神尾真知子, 近未来の課題解決を目指した実証的社会科学研究推進事業 , 文部科学省, 2011年度, 25,000千円

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学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示

  • 日本学術会議, 委員,2014年10月 - 現在, 国内

  • 日本学術会議 経済学部会 ワークライフバランス研究分科会, 委員長,2012年04月 - 現在, 国内

  • 日本学術会議第1部会総合ジェンダー分科会, 委員長,2017年09月 - 現在, 国内

  • 日本学術会議第1部会総合ジェンダー分科会, 幹事(監査),2015年08月 - 現在, 国内

  • 日本学術会議経済委員会, 幹事(監査),2014年10月 - 現在, 国内

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