井上 登喜子 INOUE Tokiko
|
|
研究内容 【 表示 / 非表示 】
-
近現代の音楽文化形成について、社会的コンテクストのなかで、歴史的研究を行うとともに、国際的かつ時系列のデータベースを構築し、多文化横断的な実証研究に取り組んでいる。とくに上演文化、レパートリー形成、音楽活動とジェンダーの問題は、洋の東西を問わず関心をもつ。
学歴 【 表示 / 非表示 】
-
お茶の水女子大学大学院, 人文科学研究科, 音楽学専攻, 大学院(修士課程), 修了, 日本国
-
お茶の水女子大学大学院, 人間文化研究科, 比較文化学専攻(音楽学), 大学院(博士課程), 修了, 日本国
-
お茶の水女子大学, 文教育学部, 舞踊教育学科音楽教育学専攻(ピアノ演奏学), 大学, 卒業, 日本国
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
-
お茶の水女子大学 人間文化研究科,助手,2003年04月 - 2005年03月
-
人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】,助教,2014年04月 - 2015年03月
-
基幹研究院 人文科学系,助教,2015年04月 - 2018年03月
-
基幹研究院 人文科学系,准教授,2018年04月 - 2024年03月
-
基幹研究院 人文科学系,教授,2024年04月 - 継続中
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
-
University of Oxford,派遣研究員,2024年09月
-
放送大学,非常勤講師,2003年04月 - 2004年03月
-
三室戸学園東邦音楽大学 音楽学部音楽学科,講師,2005年04月 - 2011年03月
-
三室戸学園東邦音楽大学大学院 音楽表現研究科,授業講師,2005年04月 - 2014年03月
-
三室戸学園東邦音楽大学 音楽学部音楽学科,准教授,2011年04月 - 2014年03月
研究分野 【 表示 / 非表示 】
担当科目 【 表示 / 非表示 】
-
2024年度
学術著書・訳書 【 表示 / 非表示 】
-
『オーケストラと日本人』(近刊)
アルテスパブリッシング , 2025年02月, 井上 登喜子, 学術書
-
『音楽文化の日本近現代史』(印刷中)
青弓社, 2025年, 井上 登喜子(共著・分担執筆), 洋楽文化史研究会(編), 学術書
-
「聴くこと」の革命:ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか
Music as Thought:Listening to the Symphony in the Age of Beethoven, アルテス・パブリッシング, Princeton University Press, 2015年10月, 2006年, マーク・エヴァン・ボンズ著、近藤譲・井上登喜子訳, Bonds, Mark Evan , 学術書
論文 【 表示 / 非表示 】
-
Western classical music in a non-Western culture: The repertoires of Japanese professional orchestras in the twentieth century
Poetics, , 67巻(頁13 - 25), 2018年04月, INOUE Tokiko, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
明治末期から昭和初期の学生オーケストラの演奏会:「寄せ集め」から「均質化」への変遷をめぐって
お茶の水音楽論集, 第23号(頁13 - 24), 2023年09月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
大正・昭和初期のカルメン受容-「オペラ抜粋曲」のレパートリー形成とその背景-
早稲田オペラ/音楽劇研究, 3号(頁17 - 32), 2022年03月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
エロイーズ・カニングハムと「青少年シンフォニー・コンサート」
人文科学研究, , 第16巻(頁197 - 219), 2020年03月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
-
マリー・フォン・リンデマンの回想録からみるシューマンと合唱協会の活動
お茶の水音楽論集, 18号(頁13 - 24), 2017年05月, 井上登喜子, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著
その他雑誌掲載文 【 表示 / 非表示 】
-
クラシック音楽とジェンダー:「多様性」はクラシック音楽の救世主になるか?
音楽文化の創造(CMC) 電子版 特集「音楽とジェンダー」公益財団法人 音楽文化創造 , 第29巻(頁1 - 4), 2024年07月, 井上 登喜子, 原著, 単著, 査読なし, 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
-
〔書評〕ウィリアム・ウェーバー著、松田健訳『音楽テイストの大転換―ハイドンからブラームスまでの演奏会プログラム』
『音楽学』, 64巻1号(頁64 - 65), 2018年10月, 井上 登喜子, 原著, 単著, 査読あり, 書評論文,書評,文献紹介等
-
大学教育における「音楽学」の可能性:領域横断的視野を育む教育
お茶の水音楽論集(徳丸吉彦先生喜寿記念特別号)(頁13 - 14), 2013年12月, 井上登喜子, 原著, 単著, 査読なし, その他
-
日本人はなぜウィンナ・ワルツが好きなのか
MOSTLY CLASSIC 1月号(頁54 - 55), 2012年01月, 井上登喜子, 原著, 単著, 査読なし, その他
-
19世紀ドイツの合唱協会:都市、社会階層と不可分の音楽活動(後半)リレー連載『新・19世紀の社会文化考③』
NHK交響楽団『フィルハーモニー』 6月号(頁34 - 38), 2007年06月, 井上登喜子, 原著, 単著, 査読なし, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示 】
-
小学校音楽鑑賞用教材集〔解説書〕(NHK DVD教材)
「世界の民族音楽」, NHKソフトウェア, 2005年01月, 井上 登喜子(分担執筆), 教材, 共著
研究発表 【 表示 / 非表示 】
-
明治・大正期における上演文化と合唱文化の交差:児童劇と大学合唱団に注目して
井上登喜子, 国内, 口頭発表(一般), 2024年10月, , 2024年度10月研究例会, 早稲田大学, 早稲田大学総合研究機構 オペラ/音楽劇研究所, 招待講演, 第一発表者
-
日本の中のオペラ、オペラの中の日本(ディスカッサント)
井上登喜子, 国内, 2023年06月, , HMCリエゾントークⅤ, 東京大学, 東京大学ヒューマニティーズセンター, 共著者
-
日本におけるロシア音楽受容の時系列ダイナミクス
井上登喜子, 国内, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 2023年06月, , シンポジウム「近代日本の洋楽受容とロシア」, オンライン開催, 科研費基盤研究(C) 日露音楽文化交流の具体的包括的研究:両国の初演データ調査および極東地域の交流を軸に, 招待講演, 第一発表者
-
Does Conductor Diversity Increase the Diversity of Repertoire in Orchestral Concerts?
Tokiko Inoue, 国外, 2022年08月, , 21st Quinquennial International Musicological Society Congress (IMS2022), Athens, Greece(採択・発表予定), International Musicological Society, 一般発表, 第一発表者
-
Reception, Transformation, and Localization of Opera Repertoire in East Asia in the Early 20th Century
Tokiko Inoue, 国外, 2021年10月, , First Conference of the IMS Study Group, "Global History of Music": Music in the Pacific World: Change and Exchange Through Sound and Memory, Taipei, Taiwan, IMS Study Group, Global History of Music, 一般発表, 第一発表者
外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示 】
-
女性指揮者の「ガラスの天井」の国際的実証研究
基盤研究(C), 日本学術振興会 科学研究費助成事業, 2024年度
-
女性指揮者の「ガラスの天井」の国際的実証研究
基盤研究(C), 井上登喜子, 日本学術振興会 科学研究費助成事業, 2023年度
-
女性指揮者の「ガラスの天井」の国際的実証研究
基盤研究(C), 2022年度, 500,000千円
-
女性指揮者の「ガラスの天井」の国際的実証研究
基盤研究(C), 井上登喜子, 日本学術振興会 科学研究費助成事業, 2021年度, 600,000千円
-
実証分析による20世紀の交響楽団におけるレパートリー形成とその要因の国際比較研究
基盤研究(C), 井上登喜子, 2014年度, 780,000千円
学術団体の役員、委員等としての貢献 【 表示 / 非表示 】
-
日本音楽学会、機関誌『音楽学』編集委員会
2023年04月 - 2025年03月,委員, 学会・研究会等, 国内
-
一般社団法人 東洋音楽学会
2024年04月 - 2024年12月,副委員長, その他, 選挙管理委員, 国内
-
お茶の水音楽研究会『お茶の水音楽論集』 編集委員長
2022年04月 - 現在,委員長, 1344-672X, 国内
-
早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所 招聘研究員
2020年04月 - 現在,その他, 学会・研究会等, 国内
-
民族藝術学会
2015年04月 - 2021年03月,理事, 国内
公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示 】
-
ジェンダーでクラシック音楽を考える 対談「音楽家にとってのジェンダー、音楽教育のジェンダー化とは?」
2023年06月, フェリス女学院大学ジェンダースタディーズセンター, フェリス女学院大学 フェリスホール
-
シンポジウム「浅草オペラへのまなざしーさまざまな文化を包摂する大正期芸能の再検証」
2019年09月, 民族藝術学会第89回東京例会
-
歴史資料とデータからみるオーケストラ演奏会とアートマネジメント
2014年12月, 平成26年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」お茶の水女子大学「ナレッジマネジメント力を核とするアートマネジメントスタッフの育成」
-
「歌とレクチャーによるオペラへの招待 モーツァルト<フィガロの結婚>」(東邦音楽大学エクステンションセンター公開講座)
2014年01月, 東邦音楽大学エクステンションセンター
-
「時代様式に基づいたピアノ演奏とは④ロマン派の音楽と形式原理:シューマン《子供の情景》の形式をめぐって」(第4回東邦音楽大学「東邦ピアノセミナー講座」)
2010年07月, 東邦音楽大学「東邦ピアノセミナー講座」
マスコミによる報道・出演・コメント等掲載 【 表示 / 非表示 】
-
2023年06月24日, 毎日新聞(横浜版)
-
フェリス女学院大学が6月17日にジェンダースタディーズセンター開設記念イベント「ジェンダーでクラシック音楽を考える」を開催 — 対談とコンサートの2部構成
2023年05月31日, 朝日新聞デジタル版
-
桐朋学園大教授・西原稔が読む『「聴くこと」の革命 ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか』(マーク・エヴァン・ボンズ著、近藤譲、井上登喜子訳)
2016年02月21日, 産経新聞
-
2018年12月30日, 朝日新聞デジタル版(朝日新聞社)
-
公明新聞
2015年12月28日