竹村 明日香

TAKEMURA Asuka

職名

准教授

所属

基幹研究院 人文科学系

主担当学科

文教育学部言語文化学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻日本語日本文学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻国際日本学領域

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 日本語学, 日本語史, 日本語音韻史

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 室町時代の謡伝書を調査することで、当時の能関係者における発音把握の実態を明らかにし、また近世の謡伝書への記事の継承の様相などを明らかにする。また、五代目笑福亭松鶴の速記落語をコーパス化し、それを普及することで、近代大阪方言の研究が進展することを目指す。

教育内容 【 表示 / 非表示

  • 学部では、日本語学の概説(日本語学通論)と日本語の史的研究を行う際に必要なスキルを身につける演習(日本語学基礎演習)を担当している。他に2~3年生向けの専門科目として、音声学・音韻論の講義(日本語音声表現論)と、毎年特定のテーマに沿った講義(日本語史特殊研究・日本語文法総論)を行っている。演習(日本語学演習(日本語史))では毎年さまざまな文献資料を用いて日本語の通時的考察を行う指導をしている。
    演習や講義で主に扱う資料は、キリシタン資料・狂言・上方落語・能楽資料・コーパスなど様々である。
    大学院では、講義と演習を兼ねた授業(日本語史特論・日本語資料論特論)を行う。上代から近世までの資料のみならず、中国漢籍までを総合的に扱って日本語史を論じられるようになることを目指している。

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性 【 表示 / 非表示

  • 【謡伝書の日本語学的研究】
    室町期の謡伝書に見られる発音に関する記事を調査することで、当時の能関係者らが「日本語をどのように発音するのか」という問いにどこまで迫れていたのかを明らかにする。従来の研究では江戸期の資料が中心に扱われてきたが、この研究において室町期の秘伝書類を調査することで、中世から近世にかけての発音把握の実態がより明確になるものと思われる。
    【上方落語を用いた近現代京阪方言の総合的研究】
    本研究では五代目笑福亭松鶴の落語をコーパス化し(「上方はなしコーパス」)、近現代京阪方言の研究に役立てることを目指している。
    「上方はなしコーパス」には豊富な京阪方言の語彙を含むため、文法のみならず語彙研究にも活用することが期待できる。また、現役の上方落語家や演劇研究家にも利用しやすいコーパスにすることで、日本語学と芸能学双方の研究に役立つことを目指している。

受験生等へのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 上記の研究以外にも、キリシタン資料を用いた研究なども行っています。
    大学で研究をしている、というと、なんだか立派なことをしているように思われるかもしれません。
    しかし研究のスタートというのはいつも「この表現はなんだか面白いな」とか「どうしてこういう言い方をするんだろう」というような素朴な疑問から始まっています。
    受験生の皆さんの中にも、そうした「疑問の種」はあるはずです。その気持ちを大切に抱いて、日本語学の扉を叩いてみてください。
    きっと、驚くほど豊かで、震えるほどの知的興奮を覚える世界に出会えるはずです。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 奈良女子大学, 文学部, 言語文化学科言語情報学専攻, 大学, 2003年03月, 卒業, 日本国

  • 大阪大学大学院, 文学研究科, 国語学専門分野, 大学院(博士課程), 2008年03月, 修了, 日本国

  • 大阪大学大学院, 文学研究科, 国語学専門分野, 大学院(博士課程), 2013年03月, 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学士(文学), 2003年03月

  • 修士(文学), 2008年03月

  • 博士(文学), 2013年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 人間文化創成科学研究科 研究院【基幹部門】 文化科学系,助教,2014年04月 - 2015年03月

  • 基幹研究院 人文科学系,助教,2015年04月 - 2018年03月

  • 基幹研究院 人文科学系,准教授,2018年04月 - 継続中

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 四天王寺大学,非常勤講師,2013年04月 - 2013年09月

  • 姫路獨協大学 外国語学部,非常勤講師,2013年04月 - 2014年03月

  • 大阪大学大学院 文学研究科,特任研究員,2013年06月 - 2014年02月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 『上方はなしコーパス』について--近代大阪方言の速記落語--

    コーパスによる日本語史研究 近代編(頁229 - 250), 2021年11月, 竹村 明日香, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 謡伝書における五十音図―発音注記に着目して―

    『日本語の研究』, 14巻4号(頁48 - 64), 2018年12月, 竹村 明日香・宇野 和・池田 來未, 原著, 研究論文(学術雑誌), 第一著者相当

  • 九州方言エ段音節の再検討―中世日本語エ段音節の再構に向けて―

    日本語の研究, 9巻2号(頁16 - 32), 2013年04月, 竹村 明日香, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • 『日葡辞書』の開拗長音

    国語国文, 81巻3号(頁1 - 26), 2012年03月, 竹村 明日香, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

  • ローマ字本キリシタン資料のオ段合拗長音表記―抄物の表記との対照を通して―

    語文, 96巻(頁57 - 70), 2011年06月, 竹村 明日香, 原著, 研究論文(学術雑誌), 単著

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その他書籍掲載文、作品解説・解題、校閲・監修(特定課題研究報告書を含む) 【 表示 / 非表示

  • 「日本語疑問文の通時的・対照言語学的研究」研究報告書

    中世日本語資料の疑問文―疑問詞疑問文と文末助詞との相関―, 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所, 1巻(頁3 - 19), 2014年03月, 竹村 明日香・金水 敏, 金水 敏, 調査報告書, 共著

  • 「日本語疑問文の通時的・対照言語学的研究」研究報告書

    疑問文データベース作成に関する中間報告―中世日本語資料を中心に―, 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所, 1巻(頁117 - 125), 2014年03月, 竹村 明日香, 金水 敏, 調査報告書, 単著

  • 近代語コーパス設計のための文献言語研究成果報告書

    電子化が望まれる近代語資料探索―日本語史を研究する大学院生の報告から―, 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所, (頁27 - 35), 2012年10月, 岡島 昭浩・森 勇太・金 曘泳・竹村 明日香・坂井 美日, 田中 牧郎・岡島 昭浩・小木曽 智信・小野 正弘・小島 聡子・島田 泰子・朱 京偉・高田 智和・張 元哉・ 陳 力衛・近藤 明日子・須永 哲矢, 科研費報告書, 共著

  • 文献に現れた語彙・語法と国語史の不整合性について

    抄注・北原白秋第二詩集『思ひ出』語彙, 大阪大学大学院文学研究科, (頁93 - 106), 2009年03月, 蜂矢 真郷・鳩野 恵介・藤本 真理子・清田 朗裕・竹村 明日香・蜂矢 真弓, 蜂矢 真郷, 科研費報告書, 共著

  • 忍頂寺文庫・小野文庫の研究

    忍頂寺文庫所蔵兵庫口説について―橋づくし、お染久松ものを中心に―, 大阪大学大学院文学研究科 飯倉洋一研究室, 2巻(頁52 - 61), 2007年03月, 竹村 明日香, 「忍頂寺文庫・小野文庫の研究」共同研究グループ・国文学研究資料館, 調査報告書, 単著

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 二つの「ぬ」--謡伝書の胡麻章が示し分ける打消と完了--

    竹村 明日香, 国内, 2021年11月, 第16回国際比較日本学コンソーシアム 日本語・日本語教育部会, お茶の水女子大学, 一般発表, 第一発表者

  • 『上方はなし』コーパス(試作版)を使った調査例

    竹村 明日香, 国内, 2019年03月, 『上方はなし』コーパス公開発表会―五代目笑福亭松鶴の落語を検索する―, 大阪市, 一般発表, 第一発表者

  • 『上方はなし』コーパス(試作版)の使い方

    竹村 明日香, 国内, 2019年03月, 『上方はなし』コーパス公開発表会―五代目笑福亭松鶴の落語を検索する―, 大阪市, 一般発表, 第一発表者

  • ノダ文となる疑問詞疑問文-『日本語歴史コーパス』の例から-

    竹村 明日香, 国内, 2018年09月, 通時コーパスに基づく日本語文法研究, 国立国語研究所, 国立国語研究所, 一般発表, 第一発表者

  • 中世日本語資料の疑問文―疑問詞疑問文と文末助詞との相関―

    竹村 明日香・金水 敏, 国内, 2013年12月, 「日本語疑問文の通時的・対照言語学的研究」研究発表会, 大阪大学, 一般発表, 第一発表者

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研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • 2018年度日本語学会論文賞

    日本語学会, 竹村 明日香・宇野 和・池田 來未, 論文「謡伝書における五十音図―発音注記を中心に―」(2018年12月『日本語の研究』掲載), 2019年03月, 国内

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 謡伝書の日本語学的研究

    若手研究, 竹村明日香, 科学研究費助成事業, 2022年度

  • 謡伝書の日本語学的研究――発音に関する記述を中心として――

    「能楽の国際的・学際的研究拠点」2021年度共同研究, 竹村 明日香, 山田 昇平, 野上記念法政大学能楽研究所, 2022年度

  • 謡伝書の日本語学的研究――発音に関する記述を中心として――

    「能楽の国際的・学際的研究拠点」2021年度共同研究, 竹村 明日香, 山田 昇平, 野上記念法政大学能楽研究所, 2021年度, 174千円

  • 謡伝書の日本語学的研究

    若手研究, 竹村明日香, 科学研究費助成事業, 2021年度

  • 謡伝書の日本語学的研究

    若手研究, 竹村明日香, 科学研究費助成事業, 2020年度

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