岩崎 貴也

IWASAKI Takaya

職名

講師

所属

基幹研究院 自然科学系

人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ライフサイエンス専攻

サスティナブル社会実装機構 湾岸生物教育研究所

主担当学科

理学部生物学科

担当大学院(博士前期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学コース

担当大学院(博士後期課程)

人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻生命科学領域

URL

写真a

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 生物地理, 生物多様性, 生態, 保全, 適応進化

研究内容 【 表示 / 非表示

  • 自然界において植物はきわめて多様な進化を遂げ、種・分布・形態・生理などの面で高い多様性を有しています。この高い多様性を形成した進化プロセスや、現在の多様性を維持している生態メカニズムの解明を目的として、系統地理学・集団遺伝学・生態学・生物地理学・分類学などを統合した複合的な観点から研究を行っています。

学歴 【 表示 / 非表示

  • 京都大学, 理学部, 理学科, 大学, 卒業, 日本国

  • 京都大学大学院, 理学研究科, 生物科学専攻, 大学院(修士課程), 修了, 日本国

  • 首都大学東京大学院, 理工学研究科, 生命科学専攻, 大学院(博士課程), 修了, 日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(理学), 首都大学東京大学院

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 基幹研究院 自然科学系,講師,2021年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 博士後期課程 ライフサイエンス専攻,講師,2021年04月 - 継続中

  • 人間文化創成科学研究科 博士前期課程 ライフサイエンス専攻,講師,2021年04月 - 継続中

  • 理学部 生物学科,講師,2021年04月 - 継続中

  • サスティナブル社会実装機構 湾岸生物教育研究所,研究員,2023年04月 - 継続中

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 日本学術振興会,特別研究員(DC1),2007年04月 - 2010年03月

  • 首都大学東京大学院 理工学研究科,客員研究員,2010年04月 - 2011年03月

  • 千葉大学大学院 理学研究科,特任研究員,2010年07月 - 2011年05月

  • 東京大学大学院 総合文化研究科広域科学専攻,特任研究員,2011年06月 - 2013年03月

  • 東京大学大学院 総合文化研究科広域科学専攻,特任研究員,2013年04月 - 2014年03月

全件表示 >>

研究分野 【 表示 / 非表示

 

学術著書・訳書 【 表示 / 非表示

  • 地図でわかる樹木の種苗移動ガイドライン

    種苗移動ガイドライン 「ホオノキ」「ツリバナ・エゾツリバナ」「ウワミズザクラ」「アカシデ」「クマシデ」, 文一総合出版, 2015年, 岩崎貴也・村上哲明, 津村義彦・陶山佳久, 学術書, 83-85, 93-95, 100-102, 143-144, 145-146

  • Integrative Observations and Assessments

    Eco-evolutionary genomic observation for local and global environmental changes, Springer, 2014年, MORINAGA Shin-Ichi, IWASAKI Takaya, SUYAMA Yoshihisa, NAKANO Shin-Ichi, YAHARA Tetsukazu, NAKASHIZUKA Toru, 学術書, Chapter 17: 327-337

論文 【 表示 / 非表示

  • Phylogeography of the temperate grassland plant Tephroseris kirilowii (Asteraceae) inferred from multiplexed inter-simple sequence repeat genotyping by sequencing (MIG-seq) data

    Journal of Plant Research, , 2023年05月, SAKABA Tomoka, SOEJIMA Akiko, FUJII Shinji, IKEDA Hajime, IWASAKI Takaya, SAITO Hiroaki, SUYAMA Yoshihisa, MATSUO Ayumi, KOZHEVNIKOV E. Andrey, KOZHEVNIKOVA V. Zoya, WANG Hongfeng, WANG Siqi, PAK Jae-Hong, FUJII Noriyuki, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • The role of oceanic currents in the dispersal and connectivity of the mangrove Rhizophora mangle on the Southwest Atlantic region

    Molecular Ecology Resources, , 2023年05月, MADEIRA Guilherme André, TSUDA Yoshiaki, NAGANO Yukio, IWASAKI Takaya, ZUCCHI Imaculada Maria, KAJITA Tadashi, MORI Gustavo Maruyama, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Phylogenomic, morphological, and niche differentiation analyses unveil species delimitation and evolutionary history of endangered maples in Acer series Campestria (Sapindaceae).

    Journal of Systematics and Evolution, , 61巻2号(頁284 - 298), 2023年03月, FAN Xiao-Kai, WU Jing, COMES Peter Hans, FENG Yu, WANG Ting, YANG Shu-Zhen, IWASAKI Takaya, ZHU Hong, JIANG Yun, LEE Joongku, LI Pan, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Effects of fruit dimorphism on genetic structure and gene flow in the coastal shrub Scaevola taccada

    Annals of Botany, , 130巻7号(頁1029 - 1040), 2022年12月, EMURA Naoko, MURANAKA Tomoaki, IWASAKI Takaya, HONJO N Mie, NAGANO J Atsushi, ISAGI Yuji, KUDOH Hiroshi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

  • Phylogeography of a canopy-forming kelp, Eisenia bicyclis (Laminariales, Phaeophyceae), based on genome-wide sequencing analysis

    Journal of Phycology, , 58巻(頁318 - 329), 2022年, CHIMURA Kanako, AKITA Shingo, IWASAKI Takaya, NAGANO J. Atsushi, SHIMADA Satoshi, 原著, 研究論文(学術雑誌), 共著者

全件表示 >>

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Genomic insights into migration and local adaptation of Cardamine impatiens across Eurasia

    IWASAKI Takaya, 国外, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 2024年03月, , Workshop seminar in Japan 2024 “Development of advanced mountain science research and education to establish a vast genetic diversity database” Japan Society for the Promotion of Science (JSPS) Core to Core program Asia-Africa Science Platforms, 招待講演, 第一発表者

  • クサトベラの種子散布に関する果実二型が遺伝子流動に与える影響

    栄村 奈緒子・古本 良・村中 智明・岩崎 貴也・永野 惇・傳田 哲郎・内貴 章世・梶田 忠・本庄 三恵・井鷺 裕司・工藤 洋, 国内, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 2024年03月, , 日本生態学会第71回大会(横浜), 招待講演, 共著者

  • スミレサイシン類の多様化プロセスの解明:地理的隔離とニッチシフトの影響に着目して

    髙橋 弥生・Su-Kil Jang・藤原 正人・尾関 雅章・岩崎 貴也, 国内, 口頭発表(一般), 2024年03月, , 日本植物学会第23回大会(仙台), 一般発表, 共著者

  • 霧ヶ峰草原における林野火災の火災当年の植生及び訪花昆虫への影響

    尾関 雅章・須賀 丈・小山 明日香・内田 圭・中濱 直之・岩崎 貴也, 国内, ポスター発表, 2024年03月, , 日本生態学会第71回大会(横浜), 一般発表, 共著者

  • ハチジョウベニシダならびにホコザキベニシダ(オシダ科)の遺伝構造

    山本 薫・柿嶋 聡・山住 一郎・岩崎 貴也・海老原 淳・村上 哲明・堤 千絵, 国内, ポスター発表, 2024年03月, , 日本植物分類学会第23回大会(仙台), 一般発表, 共著者

全件表示 >>

研究活動に対する受賞 【 表示 / 非表示

  • Best Poster Award of "The 9th East Asian Plant Diversity and Conservation Virtual Symposium 2021"

    IWASAKI Takaya, EBISAWA Azusa, TAMURA Yusei, SHIGA Takashi, Kučera Jaromír, Zozomová-Lihová Judita, MARHOLD Karol, LI Pan, PAK Jae-Hong, et al. , 2021年10月, 国外

  • Best Poster Award of "The 9th East Asian Plant Diversity and Conservation Virtual Symposium 2021"

    SATA Haruna, SHIMIZU Midori, IWASAKI Takaya, IKEDA Hajime, SOEJIMA Akiko, KOHEVNIKOV E. Andrey, KOZHEVNIKOVA V. Zoya, IM Hyoung-Tak, JANG Su-Kil, AZUM, 2021年10月, 国外

  • 第11回日本植物分類学会論文賞

    TONO Akitaka, IWASAKI Takaya, SEO Akihiro, MURAKAMI Noriaki, Postglacial lineage admixture in the contact zones of the two Japanese deciduous broad-leaved tree species estimated by nuclear microsatellite and chloroplast DNA markers, 2017年02月, 国外

  • 日本植物学会2016年度JPR論文賞 Best paper賞

    TONO Akitaka, IWASAKI Takaya, SEO Akihiro, MURAKAMI Noriaki, Environmental factors contribute to the formation and maintenance of the contact zone observed in deciduous broad-leaved tree species in Japan, 2016年09月, 国外

  • 第9回種生物学会片岡奨励賞

    岩崎貴也, 2015年12月, 国内

全件表示 >>

外部資金等受入(教育・社会貢献の外部資金を含む) 【 表示 / 非表示

  • 伊豆・三浦・房総に着目した高感度景観遺伝解析による海浜植物の海流分散機構の解明

    市村清新技術財団 第32回植物研究助成, 岩崎 貴也, 2023年度, 1,500,000千円

  • ゲノム情報に基づく野生生物の地域適応を組み込んだ高精度な気候変動影響予測技術の開発

    日揮・実吉奨学会 研究助成, 岩崎 貴也, 2023年度, 2,000,000千円

  • 海浜環境への進出初期段階におけるアブラナ科野生植物ジャニンジンの適応進化

    基盤研究(C), 岩崎 貴也, 2022年度, 2,080,000千円

  • 日本海要素植物の進化史:ゲノムワイド多型を用いた比較分子系統地理によるアプローチ

    基盤研究(C), 2022年度

  • 種内の遺伝的変異の考慮による気候変動影響予測の改良

    基盤研究(C), 2022年度, 450,000千円

 

公開講座、講演・講習・研修会、出張講義等 【 表示 / 非表示

  • まちなかキャンパスうえだ 市民向け講座「長野県の地域の生物多様性を保全する」・霧ヶ峰のお花畑に迫るシカ

    2024年02月, 講演会

  • 2023年度高大連携授業「新教養基礎」、”日本の生き物はいつ、どこから、どのようにしてやってきたか”

    2023年06月, お茶の水女子大学附属高校, 出前授業

  • 系統地理と保全遺伝: 歴史と適応まで考慮した生物多様性保全を目指して (日本生態学会関東地区会 公開シンポジウム「生物標本情報の活用による保全遺伝学の新展開」)

    2020年02月

  • DNAから探る横須賀・三浦地域の植物の来歴 (自然環境講演会「よこすかの植物たち」)

    2019年12月, 主催: 横須賀市自然環境共生課. 共催: 横須賀市自然・人文博物館

  • 丹沢山塊植生の衰退機構と衰退度調査 (一般向け公開講演会「衰退する丹沢の森:原因解明とこれから」)

    2019年09月

全件表示 >>